2021年9月27日、初の長州遠征の3日目・最終日。この日のネタで記事にしているのは、山口県●●局のトンネルと松室大橋、夕方のメインターゲット、釣上隧道。
今回ご紹介するのは、それらよりも前に訪ねた橋。まさか「そういう橋」だとは全然知らずに訪ねた。
現場到着。しかし停めやすそうなところが見当たらず、まずは渡る。
ん…?なにこれ?
これは…
…ハッ!(察し
渡りきって、なんとか駐車。現在地はこちら。
そこからの景がこれだが…。
ははあ、長い橋のようだったけど、
実際はあそこだけなんだ。
そして、サイドアングルで確認しても一目瞭然。この橋…旋回橋だ。
旋回橋とは可動橋の一種で、文字通り桁が旋回することで船舶の通行を可能にした橋。同じ可動橋でも跳開橋に関してはいくつかの経験値があるが(記事にしてるのはこれとこれだけか)、旋回橋については、実際にまじまじと見るのは初めてだった。めっちゃ嬉しい(笑)。
先ほどの地図リンクでわかるとおり、この橋が架かっているのは川ではなくて、本土と向島の間の海峡。この海峡は東西の三田尻中関港を結んでおり、そこを通る船舶のため、旋回橋が採用されたのだろう。
旋回桁と、
その橋脚。カッコいいね~。船舶用の信号機も見える。
では、
接近して行こ~。
向島側より。
旋回橋とわかって見れば納得の、踏切と信号と停止線。右側の小屋は、旋回時の操作所だと思われ。
右の親柱。
「にしきはし」。
左の親柱にはお誕生日。
「昭和44年3月完工」。
そしてこれが、
旋回桁。
跨いで立ってみたり。
おお…なんかゾクゾクした(笑)。
旋回桁の、
この円弧がイイねえ~。
ここが旋回するところを見られたらホント良かったのだが、さすがにそううまくはいかなかった。実際のところ、どのくらいの頻度でこの橋が旋回しているのかは調べてないんでわからないが…。
色々写真を撮りまくったのだが、似たり寄ったりなので厳選した写真(大したことない)でお送りした。
それでは、
本土側に戻って再度攻めてみよう。
【後篇】に続く。