佐波川ダム (山口市徳地野谷) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2021年9月26日、初めての長州遠征2日目。この日のネタで記事にしているのは、朝の大棚隧道、午後の徳佐川橋梁

今宵から何回かに分けてご紹介するのは、この日のラストに滑り込みで訪ねた物件。今思えば、もう少しだけ遅い時間になってもそれはそれで面白かったかもしれないな~と。

 

 

 

その前フリとなるのが…

こちらのダム。

 

 

 

 

 

時刻は、17時35分。

なんとか日没前に到着することができた。なにしろここは、楽しみにしていた物件だからして。

 

 

 

 

 

あ、申し訳ないがダムのことじゃなく、

アレのことなんだが。現在地はこちら

 

 

 

 

 

ただ、このダムの佇まいもかなり好みではある。

なんか、こう…醸してるんですな。共感してもらえるかなあ(笑)。三枚並んだ銘板もまた、いとをかし。

 

 

 

 

 

左から順に、

「佐波川堰堤」。ダムじゃなくて堰堤!

 

高さ15m以下のものを「堰堤」と呼ぶわけだから、本来はどう考えても「ダム」が正しいのだろうけど、たぶんこれは「ダム」の和訳として「堰堤」となっているのだと思う。「トンネル」に対しての「隧道」と同じ意味合いで。

 

 

 

 

 

続いて、

「昭和三十年九月完成」。

 

ダムは完全素人だが、まさにそのくらいのダムじゃないかな~と想像していた通りだった。ちょっと嬉しい(笑)。

 

 

 

 

 

最後に一番右。

「大林組施工」。

 

 

 

 

 

提上はこんな感じ。

時刻も時刻だし、当然のように人っ子一人いない。非常に寂しい雰囲気だったが、この寂寥感が心地よかった。好きやな~この感じ。

 

 

 

 

 

下流側。

あれ、旧道かな?工事用道路の名残かな?

 

 

 

 

 

好きな眺めだけども、

知識がないので、なんも言えねぇ(笑)。

 

 

 

 

 

こちらは上流側…つうかダム湖。

「大原湖」と呼ぶようだ。

 

 

 

 

 

提上の機械室的な建屋のところから、

チラッとね。ああ、早く逝きたい。

 

 

あの隧道のことは、事前調査段階にストビューでビジュアルを見ただけでキューン!とキテしまって、絶対行きたい!となったのだが、だからこそ、あえてあのビジュアル以外は知らないようにしてきた。

 

日没タイムアウトで反対側に行ったらもう真っ暗、みたいな事態は避けたかったので、まずは車で抜けてみるとする。

 

 

 

 

 

車に戻ってきて、

隠し銘板的なものに気づいた。

 

 

 

 

 

そこには、

「佐波川ダム BM 89.349」と。

 

これまた知識がないんでわからん。89.349m?提高かな?

 

 

 

 

 

振り返り。

それでは、逝くとしますか。

 

 

 

 

 

 

待っておれぃ。

 

 

 

 

【次回】に続く。