2025年9月24日、本格再始動のYHST周遊1日目。この日のネタで記事にしているのは、南桑隧道と筒賀隧道。
今宵から2回に分けてご紹介するのは、初日の(ほぼ)一発目に訪ねたメインターゲット。
ここは、以前ハルニチさんに東京で再開した際(この日だ)に教えていただいてた物件で、ただこの日は場所がはっきり思い出せないってことだったのだが、わたくしがこっち方面に遠征するにあたり、改めて場所を教えてくださった。絶対見たい!ってことで、いの一番にこれ目指して高速を飛ばしてきた次第。
ハルニチさんへのご報告としてせめて年内には記事にしないと、と思ってたので、ここでようやく。ハルニチさん、改めましてありがとうございました!
でー。
着きました。
ハルニチさんから聞いてたとおり、またストビューで見てきたとおり、二車線道路に面してあからさまにぽっかりと、穴。これは気になる~。めっちゃ気になる~。
おもむろに、接近。
隧道…ですな。滋賀県民からすると天井川っぽいが、地図で見る限り河川をくぐるのではなさそうだ。
そうそう、今回は地図の掲載は控えておく。理由は…この先を読んでお察しを。
そして正対…したのだが、
これは…素晴らしい。経年感が重厚さを醸し出すコンクリートポータル。個人的には、我がホームの谷出山隧道を思い出した。が、それよりもはるかに装飾性に富んでいる!
いやこれは、いい意味でツッコミどころが多くて大変だ。順に見ていこう。
まずはこれ、
ポータル前の、門柱のような構造物…ってか門柱でしょこれは。もしかして…いわゆるひとつのプライベート物件?
このように、
ポータルや擁壁とほぼ一体化してるもんね。人造石の洗い出し仕上げ、かなり古そうに見える。
そして、この辺にギュッとツッコミどころが。楽しすぎるぞ。
まず矢印のところ、鳩がいるのよ。ハト。
もちろん本物ではない。ポータルと同じコンクリで作られているようだが、こんなん見たことない!
そしてこれは…紋!?
家紋じゃないのか?これもう、プライベート隧道確定か?
で、その下…めっちゃ読みづらいが、扁額だ!
これ、現場では判読できなかった。帰ってから拡大して観察した結果、「●●をとん祢る(トンネル)」と刻まれているようだ。
さらに、スパンドレル右上のこれが謎だった。
「正」…よね?なんなんだ??
幸い、これらの謎はすべて答えを知ることができた。その結果無事に記事タイトルもつけられたのだが、そのあたりは【後篇】にて。
さて…。
どうすっかな~。
これで例の門柱に表札やポストが掛かってるとか、「私有地につきこの先立入禁止」とかの表示があれば、もちろん入りはしなかったんだが、そういったものはなかった。
それと、うちの近所でも同様なんだけど、こういう田舎の道って一見私道にしか見えなくてもどっかに抜けてたりするので、
入らせていただきました。
…が、この様子を見る限りは、
隧道自体は実際プライベート使用されているっぽいよな~。
わかりにくいが、その先左側には、
横穴を発見。奥は素掘りだった。
ちなみに本坑は全面的に場所打ちコンクリート巻きだ。印象としては、昭和初期…戦前の完成ではないかと思われた。
抜けてすぐにも建屋があるようだ。倉庫っぽいが。
人目を忍ぶというよりも、むしろ誰か人がいてほしいと思っていた。挨拶して、この隧道のことを伺いたかった。
果たして…
どなたか、おられるだろうか?
【後篇】に続く。














