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センターまで、あと1ヶ月!!

最後の調整にあくせくしている頃と思います。

今回は、中々成績が上がらなくて困っているであろう、センター英語の時間短縮の方法についてです。

 

英語は和訳してはいけない!!!

これまで多くの生徒を指導してきましたが、英語の読む速度が遅い生徒のほとんどが、ある一つの共通のポイントを押さえていないことに気付きました。

それは「英語を和訳している」ことです。

 

このブログで何度も書いていますが、英語の文は、ピリオドで終わります。言い換えれば、ピリオドとピリオドの間の文字のことをsentenceと呼びます。

そして、日本のほとんど全ての英語の授業は一文ずつ和訳しながら進みます。

 

「次の英語を読みましょう。」

「では、この文章の文型なんでしょう。SやVを考えましょう。」

「最後に、全体を通して和訳してみましょう。」

英語の読解の授業と言えば、こういう感じで進むと思います。

だから(私もそうですが)多くの高校生が、英語は和訳しながら読むものだと勘違いしているのです。

 

アメリカ人やイギリス人はどう読むか?

しかし、ネイティブの方々はどうでしょう?

当然、和訳なんかしません。英語を英語のままで意味を取るのです。

日本の受験教育、学校教育では和訳の訓練ばかりさせます。だから、英語を勉強すればするほど、英語の感覚から離れていきます。

和訳をしてから意味を取ると、どうしても本来持つ意味から離れていきます。

だから、英語の英語のまま意味を取る事が大切なのです。

 

普段、私たちが家族や友人と会話するとき、日本語以外に変換するでしょうか?

もちろんしません。

それと同様に、英語で聞いて、そのまま意味を取る訓練をすれば、英語の読解力が飛躍的に上がります。

 

リスニングをしよう!

だからと言って、どうすれば良いんだ!!

とお思いでしょうから、具体的な方法をお教えします。

それは、リスニングです。

 

私たちが日本語を習得したとき、何を頼りにしたかと言うと「耳」です。

しかし、日本人はリスニングを軽視し、主に「目」を頼りにして学びます。

この時点で既にズレが生じているのです。

 

日本語には文節があります。

恐らく、普段の会話も、文節ごとに区切って相手の言葉を理解してるはずです。

それと同様に、英語にも「文節のような区切り」が存在します。

 

文字に書かれていると、どれも同じ価値を持った単語のように思えますが、実はそうではない。

大事な単語や文と、そうでない単語や文が存在します。

 

その区別を実践してくれているのが、リスニング教材です。

言葉を話すとき、必ず強弱が生じます。

その息遣いに慣れて、文字を追う時にも耳で聞くように読むことが、速読の王道です。

世の中には「速読術」がたくさん溢れていますが、最も簡単で本質的なのは、リスニングでしょう。

 

シャドーイングや英作文をすると、なお良い

もし、余力があるなら、シャドーイングや英作文を書く訓練をすると、もっと良いでしょう。

インプットの能力だけではなく、アウトプットの能力を鍛えた方が、入試で実践的です。

シャドーイングや英作文は、英語の能力の最高峰です。

 

日本ではアウトプットの能力が圧倒的に少ないですから、実感できないかもしれませんが、やってみれば分かります。

竹岡広信先生の「ドラゴンイングリッシュ」も、これを意識して作られているのでしょう。

アウトプットの能力は、舐めてはいけません。

 

早ければ1週間、遅くとも3週間くらいで効果が実感出来る。

このメソッドを、これまで複数の生徒に実践させてきましたが、それほど長い時間がかかるわけではありません。

英語に集中して取り組める生徒だったら、1週間くらいで効果の違いを実感し始めます。

3週間くらいすると、かなりスピードアップや理解度アップになります。

まだセンター試験まで間に合いますので、よろしければ今すぐに実践してみて下さいませ。

 

ちなみに、古文や漢文でも同様のことが出来ます。言語なのだから当然です。

 

さて、そんな言語としての力を養成する本を出すことになりました。

明後日発売!!

第三章では、数学を題材にしながら、言語力を解説しています。

まだ見ぬ、頭の使い方に触れたければ、どうぞ。

 

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センター数学で、時間を短縮する方法!

昨日の続きです。

昨日は、そもそもの時間の使い方の話。

解ける問題だからといって、すぐに飛びついてはいけない!という話でした。

 

今日は、具体的に時間を短縮する話です。

下の図をご覧ください。

これは、僕が2年くらい前に、東大受験にチャレンジしていた頃のものです。

1月に入り、センター試験直前。

Z会出版のセンターパックを解いたものですね。

 

時間短縮のポイントをいくつか解説します。

 

①図は適当に!

見てお分かりの通り、この問題は数学Ⅰの三角比の問題です。

しかし、面白いのは問題の設定。

三角形の辺の長さが、始めに与えられていません。

ということで、僕は問題用紙の上の方に、適当に図を描いています。

 

図を丁寧に描いた方が良いのは当たり前。

しかし、丁寧に何度も書き直して数分もロスしてしまうのは、無駄でしかありません。

図を丁寧に描くのは、解ける確率を上げるためですから、

「適当に描いて、解けなくなったら丁寧に描きなおす」ので良いでしょう。

必ず丁寧に描けば良いというわけではありません。

 

②図は曲線から描き、点や直線は後回し

図をキレイに書くコツは、曲線から描くことです。

 

3点を通る円を描くと、ひん曲がった円になってしまいますが、円を描いた後に3点を取るのは簡単です。

接線を引いてから、せっする放物線を描くよりも、放物線を描いてから直線を引く方が簡単です。

 

問題文を読むと、直線のあとに曲線が登場しているような場合でも、曲線を先に書き、後で点や直線を描いた方がキレイになります。

 

①で「図は適当に」と書きましたが、別に汚くて良いと言っているわけではありません。

時間も短くして、ある程度妥当な図を描くことがポイントです。

 

ちなみに、僕の答案を見ても分かる通り、あとで円を何度か書き直してますね。

後で曲線を描くのは難しいわけです。

また、解けているから良いのですが、解けなくなったら別の場所に図を描きなおすでしょうね。

解けているうちは、それよりキレイな図を描く必要はありません。

 

③計算スペースと、保存スペースを分ける

センター数学では、計算量が多くなり、紙が真っ黒になるまで計算式が残ってしまうこともしばしば。

どこに何を書いたか、分からなくなってしまいます。

 

ちょっと脱線しますが、人生80年のうち、かなりの割合が「何かを探している時間」だそうです。

睡眠、食事、仕事などの時間が多くなるのは予想出来ますが、「探し物」の時間が多いとは意外な結果。

 

しかし考えてみれば、仕事中も「探し物」の時間は多いものです。

「あのファイルどこにいったっけな?」

「あの書類どこだっけ?」

と、ハマると数時間抜け出せなくなります。

 

勉強中でも、教科書や参考書を探す時間が結構多いはず。

また、忘れかけている知識を、頭の中から探し出す時間も結構多いと思います。

 

センター数学でも同様。

ABの長さはいくつだっけ?

anの一般項は、どこに書いたっけ?

など、探し出すのに手間がかかるのは、非常に時間がもったいない。

 

ということで、私は個人的に「問題用紙の上数cmは、保存用スペース」と決めています。

上の数cmには、計算は一切行わない。

その代わり、誘導に乗りながら求めた値を、まとめて書いておく「閲覧用」のスペースにしています。

 

逆に、それ以外の部分は計算用。

ある程度ゴチャゴチャしても気にしない。ドンドン計算します。

これで、無駄な「探し物」の時間が短縮できます。

 

④途中式を省く

これは、微妙な力加減が必要なので、注意!

僕の答案を見て下さい。

途中式がたくさん省略されているのが、お判りでしょうか?

三角関数の公式、正弦定理、余弦定理、面積公式などを、途中で使っているのですが、いきなり数値を代入して記述しています。

 

学校では「途中式をちゃんと書きなさい」と指導されると思いますが、実はレベルの低い指導です。

ほとんどの生徒が、途中式をちゃんと書かずに、ミスを連発するから、1対多の授業ではどうしても「途中式をちゃんと書きなさい」となります。

しかし、ミスなく計算出来るようになったら、次は時間短縮の訓練をするのがポイントです。

 

その際、途中式を書きすぎないのが、一つの手段になります。

当然、ミスを誘発する危険性があるので、注意力とのバランスが大事なのですが、ミスせずスピーディに計算出来る方法を身に付けると良いでしょう。

 

⑤楽な計算方法は、ドンドン使う

 

公式とは何でしょうか?

 

①問題が登場

②考える

③答えが出る

 

の3STEPがあったとしたら、②をすっ飛ばして、考えずにいきなり答えを出すものが「公式」です。

だから、当然使えるようにしておいて困る事はない。

三角比の単元だと、ヘロンの公式が有名です。

 

しかし、計算が遅い生徒ほど、新しい公式を覚えるのを嫌がるような気がします。

確かにたくさん覚えるのは大変ですが、早く正確に計算出来るので、出来れば覚えたい所。

 

こんど発売される本にも書いたのですが、今までの方法にしがみついて、新しい方法に手を出せない人は二流です。

常に、過去の自分を超える努力をしましょう。

 

⑥書くスピードはゆっくりで良い

時間を短縮しようとすると、文字を書くスピードを上げる生徒がいますが、これは大体失敗します。

文字を早くかくと、字が汚くなります。

また、焦ります。

 

人間の心理というのは面白いもので、心と体は表裏一体です。

悲しくなる(心)と、涙が出る(体)ように、心が体を決定することがありますが、逆もあり得るのです。

 

楽しそうな動きをしている人は、心も楽しくなる。

悲しそうな動きをしている人は、心も悲しくなる。

心が弱っていると、病気しやすくなる。

 

病は気から、というのは本当の用です。

 

文字を焦って書くと、心も焦ります。焦るとミスが増えます。

だから、出来ればいつもと同じスピードで解くほうが良いでしょう。

 

⑦手を止める時間をゼロにする

では、ゆっくり書く代わりに削れる時間は何かというと、考える時間です。

昨日の記事でも書きましたが、センター試験では「時間をかけずに解ける問題」を優先するのが最大のポイントです。

 

時間をかけて解ける問題は罠。

つまり、手を止めて「どうやって解くんだろう」と考える時間を、ゼロにするということです。

 

だから、センター試験では、ずっと手が動きつづけているはずです。

手を止めて考える時間は、なるべく取らない。

手を動かし続けている限り、文字をゆっくり書いていても、かなり時間短縮されるでしょう。

 

 

以上、センター数学の時間短縮の7箇条でした。

簡単なポイントばかりですが、効果的なものばかり。

ぜひ、試してみて下さい。

 

そして、さらに計算スピードを上げたい方は、来週木曜発売の拙著の第4章でも、書いています。

計算スピードを上げるための基礎を、しっかり書いていますので、どうぞご覧くださいませ。

 

 

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センターは時間勝負だ!

センター試験まで、残り約1ヶ月あまり。

そして、ご存知の通りセンター試験は、時間勝負!

「時間が足りない~~」と困っている方も多いはず。

ということで、今日はセンター数学の時間を短縮する方法について書いてみようと思います。

 

落としてはならない城がある!

ほとんどの人が陥っているのが、これ。

落とせるからと言っても、落としてはならない城があるのです。

いいかえれば、解けるからといって、解いてはならない問題があるのです。

 

例えば、このページの最後の問題。

(2017年センター試験の数学ⅡBより)

 

スセ の解答欄を見てもらえば、解かなくても分かりますが、(等差数列)×(等比数列)の形になっています。

そして、その和を取るのが最後の問題。

 

(等差数列)×(等比数列)の和 の計算は、教科書でも扱う基本問題ではありますが、

計算がメチャクチャ面倒なことで有名です。

 

「計算が面倒」を言い換えると、「時間がかかる割に、正答率が低い」ということ。

ついでに言うと、センター数学は問題数が多いので、配点も全て低め。

上の問題で言うと、ソタチツで2点、テトナで1点です。

 

こういう問題は、解いてはならない問題です。

 

解けない問題に時間をかけるな!

もう少し詳しく解説しましょう。

テストの問題は、4つに分類されます。

 

 

このうち、最も優先して解くべき問題は、②の「時間がかからず、解ける問題」です。

そして、2番目に優先すべき問題は、①の「時間がかかって、解ける問題」と言えるでしょう。

※わかり易く色分けして進めます。

③と④は、どちらも解けない問題なのですから、時間をかけるだけ無駄。一切無視して進めるのが良い作戦です。

 

ということで、まずは

解けない問題に時間をかけるな!

というポイントを押さえましょう。

 

コテコテな罠に引っかかるな

そして、もったいないのは、最も優先すべき②の問題を残すことです。

私の経験上、答案を見せてもらうと、かなりの生徒が5~10点損をしています。

 

この原因は、大抵が①の問題ばかりに取り組んでいること。

「あ、解けそうだ!」、と思って、計算の面倒な問題に取り組んでいると、時間がかかってしまい、優先すべき問題が残ってしまいます。

つまり、解き方が有名で、かつ計算量が多い問題はワナなのです。

 

先ほどの4分類で言えば、①の問題ですね。

時間をかければ解けるかもしれないけど、すぐに取り組むべきかどうかは、別問題です。

目先に飛び込むエサに飛びついていると、バカを見ます。

 

私には、こんな風に見えます。

 

これくらい、コテコテの罠。

客観的にみれば、ワナだと明らかなのに、エサばかりに目が行って失敗しているだけです。

もう少し冷静になると良いのでは、と思います。

 

問題は飛ばせば飛ばすほど、得点が上がる。

では、どうすれば良いかというと、単純。

飛ばせば良いのです。

 

①の問題を全て飛ばして、②の問題に全て手を付ける。

これさえ実行すれば、1分も勉強しなくても、点数が上がります。

優先すべき問題を優先し、優先順位の低い問題を残すのだから、当然です。

 

時間配分を考えて解け、と言われますが、具体的にどう時間を使ったら良いか習うことは少ないでしょう。

細かく言えば色々あるのですが、簡単にいうと、これだけ。

①の問題は、②の問題に全て手を付けたあとに、振り返って取り組めば良いんです。

 

 

ということで、今日はセンター試験の時間配分についてでした

点数を取ることばかり考えず、敢えて捨てる作戦もある得るのです。

 

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