第614話

おはようございます
菊水千鳳です



   .・.。*⛪️。.・.。*†*.。


 崎津(さきつ)教会を後にして、海岸沿いの通りに沿って歩いてみました。

道路のすぐ横は、小さな漁船の乗り入れがありそうな、ほのぼのとした風景でした。


〈崎津諏訪神社〉と書かれた鳥居を見つけました。

この日は、どっぷりとクリスチャンになりきるつもりでいたので、神社に参拝できることが いつもより新鮮に感じられました(笑)

階段を上りきった鳥居をくぐった所で振り返ると、ちょうど教会をはじめとした村落の姿が一望できました。

とても絵になる風景です。
教会を中心に日本の渚百選にも選ばれている崎津集落が一望できました。

参道の階段の左側には、ゴシック建築の崎津教会が建つ前に建てられた旧教会の跡地がありました。
普通の民家にも見えます。
マリア像も見えます。



キリスト教と神道が
隣り合わせ…
これぞ、日本にしか無い景色

諏訪神社は、修復工事の真っ最中でしたが、柏手を鳴らすと タケミナカタ(建御名方命)さんがいらっしゃいました。


タケミナカタさん

【お久しぶりだのー
こんな場所で会うとはの
よく この地方にいるワシのところに参られた

あの教会も
見つめてやって欲しい】

と、タケミナカタさんは
崎津教会を指し示しながら仰いました。

更に続けて、
【ここは多くのキリシタンの魂が拠り所とした場所なのだ  

かつて起きた出来事を捉えてみよ
さすれば本当に大切なことが理解出来てくる

宗教の違いを越え
喜びとなる原点を見つめるのだ】


そこで、後日 この辺りで何が起きたのかを調べてみました。

以下のことがわかりました。


禁教令の最中、
崎津、今富、大江、高浜の4村の潜伏キリシタン約5000人が摘発され、所持していた信心具を差し出すように指定された場所。
摘発されたものの、放免され、罰せられなかった。  

⭐崎津集落のキリシタンは踏み絵も行った。
表向きは仏教徒、神道を通した。

⭐神仏像をキリスト教の唯一神である〈デウス〉に見立て拝んだり、アワビの貝殻の内側の模様を 聖母マリアにそれぞれ見立てるなど、漁村特有の生活に根差した身近なものを、キリシタンの信心具として日々の信仰を実践した。

⭐島原の乱には参戦しなかったので、その後の幕府からの目立った弾圧もなかった。
島なので、一揆の連絡が届きづらかった事も、参戦しなかった要因とも言われている。

⭐崎津諏訪神社は
禁教令の最中、仏教徒や神道の信者であることを装い、密かにキリシタン達が祈りをささげていた場所。
参拝する時、信者は
「あんめんりうす(アーメン、デウス)」と唱えていたそう。


話を戻します。

タケミナカタさんに別れを告げ、崎津名物の「杉ようかん」真っ先に買っちゃいました。
普段は売り切れてしまうらしいです。
ラスト1個をゲットできました。('👅') 


食べようとラップを剥がしかけて、慌てて撮影(ムププ 笑)

この後、移動して
天草コレジヨ館に寄りました。

1階に天草の五人衆の衣装とか楽器や印刷機や造幣機(?)があったり、2階には沢山の西洋の人形が 所狭しと陳列されていました。
コレジヨ館では、潜伏キリシタンの信心具や、交易により栄えた昭和の﨑津集落がわかり易く展示されていました。


仏像の中にマリア像を隠していたり、様々な手法で潜伏していたのがわかりました。

ここで、1番心を打たれたのは、御朱印を見たときでした。

世界初の神道・仏教・キリスト教の三宗教が一体となった御朱印でした。
世界遺産登録後、御朱印が作られたそうです。

禁教令が敷かれながらも、キリシタンが潜伏できた理由のひとつが、他の宗教との融和のおかげで弾圧を免れた。
三宗教がお互いを尊重し合い、否定することなく、時代を共に乗り越えてきたということ。

後で知りましたが、御朱印は先の崎津教会から徒歩約2分の所にある曹洞宗・普應軒でいただけるとのことでした。


タケミナカタさんが仰りたかった大事なこととは、
宗教は異なっていても
互いに一つの調和により
成り立つんだってことだと
理解しました。


先日、突然 いらした大天使ガブリエル
皆に伝えよって仰ったことの一つが、このことだとも
知りました。


今、世界では
宗教争いが耐えません。


それは得てして価値観の違いから来る戦争にまで発展するかもしれないのです。


ガブリエルの役目は
〈伝達者〉です。

大切なことを告知することが任務の一つです。

1つ前の日記に登場してきた龍神🐲も仰っていました。

【新たなる時代は
 協調を目指す】と…


マリア像です↑↓



次回に続く

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