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UMIカウンセラーの かほ です。
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新学期や入学式が
あちらこちらで始まっていますね。
「行く」と言って行けなかった、
学校の話しをすると、部屋にこもってしまう…
そんな声が、
ちらほら聞こえてきています。
子どもが落ち込む姿を見ると、
親としては辛いですよね。
あなたなら、子どもに
なんて声をかけてあげたいですか？
ネットで「落ち込む子ども 声掛け」
って検索すると、
「学校は、行っても行かなくてもいいよ」
「そのままのあなたでいいよ」
とか。
色々出てきます。
で、
「そういう声掛けがいいんだな」
って実行する人もいるでしょう。
だけど、
ちょっと待って！
それ、本当にそう思っていますか？
本心から、
「そのままでいいよ」
と思えているでしょうか？
ちょっと
意地悪な質問になっちゃったかもしれませんね
だけど、２年前、
娘が５年生の始業式に
半年ぶりに登校して、
翌日また、お休みしたとき。
私は、ベストの声かけは何だ？と
考えまくって、
／
学校は、行っても行かなくてもいいよ
そのままの〇〇ちゃんが大好きだよ
＼
って伝えました。
だけど、心の中は大パニックで、
／
せっかく始業式に行けたのにー！
ここで休んだら、また行きにくくなっちゃうよ！
なんとか明日は学校行ってくれないかなー
＼
って思ってました。
言ってることと、思ってること、
全然ちがうじゃん！！
自分で自分に突っ込みたくなりますが、
当時は大真面目にやっていたんです。
それが、
娘にとっていいことだと思っていたから…
今なら分かります。
私が
「学校は、行っても行かなくてもいいよ」
と言ったのは、
そう言えば、娘が安心して、
学校に行ってくれると思ったから。
そう、ネットに書いてあったから。
めちゃくちゃ、他人軸の考え方で、
恥ずかしいですが、
本気でそう思っていました。
そうでもしないと居られないくらい、
不登校になることが
怖くて、不安で仕方がなかったから。
結局、
娘はそのまま、学校に行くことはなく、
不登校は続行しました。
それが、悪いこと、って訳じゃないけど…
当時、娘に伝わっていたのは、
私が言った言葉じゃなくて、
意識の方だったのだと思います。
「そのままでいい」
じゃなく、
「そのままじゃ、大変なことになる！」
の方だった。
安心を伝えたかったのに、
私の心にあった
不安が伝わっていたんですね。
結局、何が言いたいかと言うと…
何て声をかけるか？でなく、
大切なのは、
どんな意識で声をかけるか？
ということ。
２年前の私のように、
あなたの心に不安がいっぱいあるなら、
どんな声掛けをするか？よりも
どうしたらこの不安を減らせるかな？
って、
そっちに労力を使った方が、
効率がいいです。
そのためにも、
まずはあなた自身を安心させてあげられるよう
言葉をかけてあげて欲しいです。
「不安なんだね。不安に思っていいんだよ。
そのままのあなたで、いいんだよ」
って。
せっかくのいい言葉、
自分自身に、たくさん使っていきましょうね。
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