こんにちは
ブログにご訪問いただきありがとうございます。
UMIで心の勉強修行中の、かほ です。
我が家に起きた不登校の経緯を、時系列で書いているシリーズ
前回に引き続き、今日は8回目です。
これまでの不登校の経緯シリーズはコチラ
前回は、娘の不登校という現実を受け止めきれずに、人生のどん底を体験していた私の話しを書きました。
今回は、同じころの娘の様子について。
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娘が学校に行かなくなり1か月。
私が一番つらかったこの頃、不登校という現実を受け入れがたいのもあったけれど、
娘の情緒がとても不安定だったことも、つらいことの一つでした。
基本的に元気がなく、ちょとしたことで泣き出したり、わがままを言って困らせたり。
何かを「決める」という行動さえできなくなっている娘を見ていると、得体の知れない恐怖を感じていました。
例えば、スーパーで、
「好きなお菓子一つ選んでいいよ」と子どもたちに伝えて、
娘が長い時間悩んだ後、
「これも欲しいけど、これも欲しい」と言い始めたことがあって。
当時、幼稚園生の弟も一緒で、彼はすでにひとつお菓子を選んでいたので、
弟の手前、私は娘だけ2個買うことも許せず、
「どっちか一つを選んで」と言いました。
そうすると、娘は「うー。。。」とうなってそこに座り込み、
困り果てた私は、どうすることもできなくなって、
3人でそこに立ち尽くして15分くらいいたこともありました。
当時、本当にどうしたらよいのか全く分からなかった。
頭の中は、それこそ真っ白状態でした。
でも、心では叫んでいたのだと思います。
誰か、助けて!って。
でも、それもできなかった。
誰に頼ったら良いのかも分からなかった。
この孤立感が、子どもが不登校になった時に、
親が苦しむ要因のひとつだったんじゃないかな、と今では思います。
夫も、私の両親も、色々と協力はしてくれていましたが、
家で元気そうな様子の娘を見ていると、やっぱり
「元気なのに、どうして学校に行けないの?」と感じるようで、
それが態度にも出ていて。
そこで感じたストレスも、結局お母さんである私に回ってくる。
それも辛かったな、と思います。
だけど、当時の娘の立場になって考えてみたら、
自分が不登校になったことで、
お母さんはいくら取り繕っても分かるくらいに落ち込んでいて、
お父さんも、おじいちゃんもおばあちゃんも、
「なんで学校行けないの?」っていうオーラで接してくる
そんな毎日は、頼るところもなく、心細くて、叫びだしたいような日々だったのではないか、と思います。
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親子でとても苦しい日々でしたが、
この頃、突然の『コロナによる全国一斉休校』のニュースが入り、
不登校の日々がいったんニュートラルな状態になりました。
時は、2020年3月。。。
我が家にとっては、みんなも学校がお休みになり、とりあえずホッとできる期間が始まったというわけです。
大変な思いをしたご家庭がほとんどだとは思いますが…
まとめ
~不登校になり1ヶ月~
親子で孤独を感じる苦しい時期。
そして一斉休校へ。
娘の様子:
不安定。ちょっとした一言で泣き出す。
物事を決められない。
門タッチも行けなくなってくる。
私の様子:
どうしたらよいのか分からない。
家族もパニック状態なので、誰にも頼れず孤独。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました