三橋貴明。
お前、最近、どうしちゃったんだよ。
「アベ・ショック」なんて喚いて、「アベ憎し」が酷くないか?
どうした?
心の病気か?
それ、ウけてるのか?
政治ブログランキング、3位に落ちたろ。
ヒかれてるんじゃないか?
三橋貴明、どうした。
三橋貴明、俺、お前の気持ち、わかるよ。
「ネットの帝王」だったあの頃の輝きを取り戻したいんだろ。
三橋、お前のMMT仲間の池戸万作が「リベラルなイメージが付いた方が良い」なんて言ってるな。
お前、リベラルに手を出しているだろ。
でもさ、三橋、リベラルって何だよ。
社会主義なんじゃないのか。お前のケインズって、マルクスなんじゃないのか。
藤井聡・中野剛志に誘われて反新自由主義に傾倒したけど、あれは自由主義を否定して統制経済を肯定する罠なんじゃないのか。
お前の向かったブルー・オーシャンは、アカかったんだよ。
お前が「正しい」って言った山本太郎。共産党と共闘しようとしてるな。
藤井は「赤旗」に出てるし、SEALDsとも共闘した。
そんな奴とつるんで、お前は新社会主義宣言なんてした。
結局、そういうことなんだよ。
MMTの権威のステファニー・ケルトン教授。お前と絶交だってな。名指しで。
三橋、お前はリベラルに嫌われているんだよ。
リベラルウけを狙って、アカくなって、文在寅に近くなって。
お前さ、韓国批判が売りだったろ。
ホワイト国外し、GSOMIA破棄と、これだけ韓国ネタのビジネスチャンスがあるのに、経済論が文政権に近いから批判ができず、機会損失状態。
文政権は三橋経済論を社会実験して、失敗している格好。
これでは嫌韓保守も釣れない。
「ワールドフォーラム」に出て、山本・鳩山由紀夫と並べられて、本当によかったのか?
三橋貴明、お前、このままでいいのかよ。
このままだと消えてなくなっちゃうぞ。
三橋、お前が本当にやりたかったことって、「情報の歪み」を正すことだったんじゃないのか。
「実質賃金ガー」じゃないだろ。
2010年には貨幣錯覚を指摘して実質賃金も格差も問題視してなかったろ。
三橋、お前は「セイの法則」を否定しているな。供給が需要を作るものではない、と。
だったらお前はどういう需要に対して供給しているんだ?
反安倍界隈が喜ぶ情報を提供しているんじゃないか?
反経済学で、事実を曲げ、お前自身が「情報の歪み」になっていると思うぞ。
トレード・オフ脱却は、さすがにマズいんじゃないのか。
三橋、お前はもともと反経済学のマスコミを批判し、経済学を知る者、経済学に興味のある者の支持を獲得した。
そういう層は、このタイトルを見ただけでトンデモだと認識して離れていくと思うぞ。
こういうタイトルでも離れていかないバカやアカを相手に供給を続けていくのか?
三橋、俺はお前の気持ちが分かる。
そして、お前が救われる方法を、1つ、知ってる。
三橋、お前、熊本に戻って中小企業診断士事務所を始めてみないか?
中小企業診断士の資格、持ってるだろ。故郷に戻って、中村貴司として、始めてみたらどうだ。
まぁ、お前はな、東京で人気作家になって言論稼業の旨味を知っている。
無責任な放言で錬金術のように大金を稼ぐ旨味を知ってしまった。
その旨味をなかなか捨てられないのはわかる。
でもさ、このまま言論稼業を続けても、右肩下がりなんじゃないのか。
人気が落ち、イライラすれば、暴力衝動も高まって、またDVをやらかして、逮捕されるかもしれない。
そうなったら、本当に終わりだぞ。子供もいるんだろ。
「中小企業診断士の帝王」を目指せばいいじゃないか。
三橋、俺、お前の気持ち、わかるぜ。
マンデル=フレミング・モデルが分からなくなってしまった今だからこそ、中小企業診断士試験のテキストを見直すところから、やり直そうぜ。
じゃあな。
<元ネタ>
「瀬戸弘司を救いたい」 YouTube2016年4月22日
<脚注>
●三橋貴明を救いたい
2011年4月1日の三橋ブログによると、「ドミナントストーリーを持ち続けている」者には「笑いものにするのが効きます。」「嘲笑されるのは耐えられないようでございます。悪魔が最も恐れるのは、笑われることというわけでございます。」とのことである(https://amba.to/2m5BhiI)。
なので、こういうネタ記事を書いてみた次第である。MMTer三橋にシバターのネタを送ろう。ちなみに、以前にもネタ記事は書いたことがある(https://amba.to/2lANfQW)。
「ドミナントストーリー」は、結論先にありきで、言を左右にして結論を変えようとしない態度、くらいの意味で、「絶対的価値観」と同義だと考えてよい(https://amba.to/2kMiRDk)。
三橋のドミナントストーリーは(リフレ派を重用している)安倍叩きと見てよい。2014年7月1日、「安倍政権は、長続きしないでしょう。といいますか、長続きさせてはまずいことになります。」と、実質上の安倍政権打倒宣言をし、安倍叩きを続けている(https://amba.to/2kkZ8dF、https://amba.to/2JglbKj)。
同記事では、安倍総理大臣の英語論文の産経新聞による「悪魔を倒す」という訳語に噛みつき、「率直に言って「日本人離れ」していると思います。日本には歴史的に「悪魔」はいません。鬼はいましたが。」と安倍総理大臣を批判している。
マジレスすれば鬼は歴史的には存在しないし、「悪魔」の訳語は産経新聞が勝手につけたものに過ぎない。外務省は「悪鬼」と訳している(https://bit.ly/2ktj0LA)。
安倍叩きのドミナントストーリーが酷すぎる上に、三橋自身もかつて「悪魔」の語を使っていたというブーメラン。
なお、政権批判自体は構わないとしても、保守系の人々を不合理な反安倍やアカい方面に煽動し続ける限り、「救いたい」は「ウーソーだーよー」である(2年前、赤旗と足並みを揃えて不合理な「モンサント法」批判をした三橋を私は「煽動芸人」と批判した。https://amba.to/2OQKyZl)。
「【ご報告】インフルエンザ B型にかかりました。」 YouTube2014年1月10日
https://youtu.be/6SVSEf4kfMw?t=126
●「アベ・ショック」なんて喚いて、「アベ憎し」が酷くないか?
8月6日以来、三橋は、自身のブログで、「アベショック」「アベ・ショック」の語が含まれる記事を9月23日までに14本出している(https://bit.ly/2mmadf5、https://bit.ly/2lS36uz)。
メルマガでもこの期間に同様の記事を11本も出している(https://bit.ly/2lTnJqr)。
さらに、YouTubeにも「アベ・ショック」と題した動画を投稿し(https://youtu.be/QkJEA0rCEaY)、「時局2019年10月号」(時局社)にも「アベ・ショック」と題した論説を寄稿している(https://bit.ly/2muwQhD)。
私が確認しただけでもこれだけある。他にもあるのだろう。
消費税増税は民主党政権時の三党合意および法制化で既定路線化した(当時の自民党総裁は谷垣禎一氏)。その前には麻生政権時の税制改正法附則104条の成立があった(髙橋洋一「政治家も官僚も伝えようとしない増税の真実」(SBクリエイティブ、2019年)45~52ページ)。この経緯は踏まえる必要がある。
「アベ・ショック」という安倍叩きに走るのは不当だと私は考える。
三橋の消費税に関する言論姿勢だが、平成25(2013)年の消費税増税政局当時、私は三橋を信頼しており、三橋“先生”が増税反対に使えるブログ記事を出してくれたら拡散しようと身構えていたのだが、増税決定の10月1日の前日である9月30日に申し訳程度に出たくらいで、不満だった覚えがある(https://amba.to/2kygOTc、https://amba.to/2mtNVrT)。三橋は麻生財務大臣支持だから仕方ないのかなぁ、と思った。
近時、三橋と近しい西田昌司参院議員が、MMTを支持して消費税増税に反対して注目が高まった。しかし、この西田議員、上記の増税政局当時、「経済をデフレから脱却させる方が先で消費税の増税はその後です。」と政策に掲げながら、「(法人税も所得税も)消費税も含めて税は全体で上げなければならない」と増税推進に転び、消費税増税反対派を力一杯裏切ったという前科がある(https://amba.to/2msSz9A、https://youtu.be/r44EvZkf334?t=696)。しかも、現在、政策から消費税に関する記述はなくなっている(https://bit.ly/2m1DpI4)。果たして三橋は西田議員を非難したのだろうか。
彼らを強硬な増税反対派と認識している人もいるだろうが、過去の行状に照らせば、その認識は改めた方がよい。
●心の病気か?
三橋は、昨年、妻に対する傷害事件(DV)で逮捕され、以後、カウンセリングを受けている(https://amba.to/2ktwqY5)。
●政治ブログランキング、3位に落ちたろ。むしろヒかれてるんじゃないか?
私が確認した限りでは、8月25日に「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」に抜かれ、3位に落ちた。
以後、9月22日現在まで、私が確認した限りでは、一度も2位以上に再浮上していない。
●「ネットの帝王」だったあの頃の輝きを取り戻したいんだろ。
平成22年、三橋は参院選の比例代表に自民党の公認で立候補した(https://amba.to/2moPkQi。42,246票で落選。https://bit.ly/2kW17oZ)。
当時、三橋は政治ブログランキングの首位だった(https://amba.to/2kwr91Z)。
参院選の期間中、三橋が支援者の前で「俺はネットの帝王だ」と言ったという噂を聞いたことがある。
●三橋、お前のMMT仲間の池戸万作が「リベラルなイメージが付いた方が良い」なんて言ってるな。
三橋はMMT(現代金融理論)という学説を支持し(https://amba.to/2jZpAZZ)、MMT論者の池戸万作氏と言論活動をしている(https://bit.ly/2m31AWJ、https://bit.ly/2kYwajT)。
池戸氏は山本太郎・れいわ新選組のブレーンであり、薔薇マークキャンペーンの経済政策アナリストであり、日本経済復活の会の幹事である(同上)。
同会はインターネット動画チャンネルのチャンネルAJERを運営し、三橋は同チャンネルに出演している(https://bit.ly/2m8ai5N、http://ajer.jp/)。
三橋が逮捕された際、同会は異様に彼を庇った(https://bit.ly/2msGkKa)。三橋はかなり重宝されているらしい。
なお、池戸氏は「税税税世」などと言って増税反対姿勢を示すものの(https://bit.ly/2mo2gpz)、MMTが求める財政赤字拡大は増税を招くわけで(https://amba.to/2kvyyhZ)、私としては、MMTこそ「More and More Tax」ではないかと思う。
●社会主義なんじゃないのか。お前のケインズって、マルクスじゃないのか。藤井聡・中野剛志に誘われて反新自由主義に傾倒したけど、あれは自由主義を否定して統制経済を肯定する罠なんじゃないのか。
MMTを支持し、三橋と言論活動を共にしている藤井聡にしても中野剛志にしても、MMT支持の政治家としてアレクサンドリア・オカシオコルテス米国下院議員を挙げる(https://bit.ly/2kxCRJD、https://bit.ly/2lSAQIa)。
この議員、実は社会主義者を自称している(https://bit.ly/2lXLBsN)。
MMTの権威であるステファニー・ケルトン教授は、(民主)社会主義者を自称するバーニー・サンダース米国上院議員の政策顧問。2016年の大統領選時も顧問を務めた(https://amba.to/2mnTuId、https://bit.ly/2mm7EcQ、https://bit.ly/2kJg4uF)。
当時、三橋はサンダース氏の政策に95%賛成すると述べていた(https://bit.ly/2kpYCuL)。
三橋は「MMT危険視は反民主主義」というような構図を描くが(https://amba.to/2m1k61A、https://youtu.be/gUoyilThGJ8)、社会主義者が支持する政策においそれと飛びつく方がおかしい。
三橋・藤井・中野はケインズを標榜していたと言ってよかろう。MMTもポスト・ケインジアンの流れとのことである(https://bit.ly/2kKl6qL)。
しかし、彼らの財政偏重の政策論はケインズ経済学とは異質であり(https://amba.to/2m2bGHl)、新自由主義批判などをし、マルクス主義との親和性が高い(https://amba.to/2m3SJEc)。「似非ケインジアン」と呼ばれることもある(上念司「経済用語 悪魔の辞典 ニュースに惑わされる前に論破しておきたい55の言葉」(イースト・プレス、2015年)20~24、69~73ページ。https://amba.to/2ktGUGU、https://amba.to/2W4WgTEにて引用)。
なお、三橋はもともとは新自由主義・ハイエクを敵視していなかったが、藤井・中野の影響で変わってきたのではないかと私は見ている(三橋ブログで「新自由主義」の初出は2008年5月20日だが、特にこの語に嫌悪感はない。https://amba.to/2m1pqly。同年11月2日、中野の反新自由主義の影響が見られる。https://amba.to/2mtOuSw)。
保守言論界の重鎮であった故・渡部昇一氏はハイエクを「マルクス主義を殺した哲人」と評したが(https://bit.ly/2m7lrUp)、対比的に言えば、中野はこのハイエクを「保守を殺した新自由主義者」として敵視する(https://amba.to/2kwDbbC)。
●お前の向かったブルー・オーシャンは、アカかったんだよ。
●お前が「正しい」って言った山本太郎。共産党と共闘しようとしてるな。
三橋は、山本・れ新の経済政策は「正しい」と評した(https://amba.to/2mcg9XS)。
「共産・れいわ、野党連合政権に協力合意…志位氏「本気度伝える」」 読売新聞2019年9月12日
「 共産党の志位委員長は12日、れいわ新選組の山本代表と国会内で会談し、共産が提唱する「野党連合政権」実現に協力することで一致した。志位氏は「政権を取るという本気度を伝えるためには政権合意がないといけない」と述べ、山本氏も「一刻も早く(協議を)進めるべきだ」と応じた。
共産は立憲民主、国民民主両党などにも協議を呼びかけている。しかし、両党を支援する連合の神津里季生(りきお)会長は12日の記者会見で「目指す国家像が違う共産と一つの政権を担うのはあり得ない」と強調した。」
●藤井は「赤旗」に出てるし、SEALDsとも共闘した。
●そんな奴とつるんで、お前は新社会主義宣言なんてした。
三橋貴明「日本「新」社会主義宣言 「構造改革」をやめれば再び高度経済成長がもたらされる」(徳間書店、2016年)(https://bit.ly/2muquib)。
三橋の執筆実績から抜けているし(https://bit.ly/2kNcZtx)、三橋が出演するチャンネル桜の「出版メディア紹介」からも抜けている(https://bit.ly/2msHe9w)。
なかったことになっているのだろうか。
●MMTの権威のステファニー・ケルトン教授。お前と絶交だってな。名指しで。
「Statement on Kelton Visit to Japan」 The Modern Money Networkフェイスブック2019年月13日
「Kelton took the following actions
(中略)
Determined that she would not participate in any future events involving Mitsuhashi, Criterion, or Reiwa Policy Pivot」
●お前、韓国批判が売りだったろ。
三橋の作家デビュー作は韓国批判本「本当はヤバイ!韓国経済 迫り来る通貨危機再来の恐怖」(彩図社、2007年)(https://bit.ly/2mgy5kg)。
以後、2014年まで、毎年のように韓国本を出した(2010年を除く)。
●ホワイト国外し、GSOMIA破棄と、これだけ韓国ネタのビジネスチャンスがあるのに、文政権に近いから批判ができず
三橋ブログには、2018年4月28日を最後に、「韓国経済関連」の記事が投稿されていない(https://amba.to/2lPEoem)。
●機会損失状態
三橋は、ビジネスチャンスを逃す時に「機会損失」の語を使うことがある(https://amba.to/2msHrth)。
●文政権は三橋経済論を社会実験して、失敗を認めてる格好。
三橋は法人税増税を推奨し、最低賃金引上げにも肯定的だったが、両方とも韓国・文政権が実施し、韓国経済を悪化させ、失政を認める格好になっている(https://amba.to/2kJEaW5)。
ちなみに、池戸氏によると、竹中平蔵・安倍政権は経済をわかっておらず、文政権は経済をわかっているとのこと。アベノミクス反対・ムンノミクス賛成がMMT的帰結らしい。
日本も韓国を後追いして「地上の楽園」への道を歩むべきだと考える人はMMTを支持してどうぞ。私としてはMMT論者の主張は「隷従への道」(byハイエク)を疑うけど。
清々しいほど頭が悪そうなツイート。
— BJ24649 (@bj24649) September 18, 2019
竹中平蔵、安倍政権は経済をわかっておらず、文在寅政権は経済をわかっている。
MMT的にはそういうことらしい。 pic.twitter.com/o5etlyLC81
●「ワールドフォーラム」に出て、山本・鳩山由紀夫と並べられて、本当によかったのか?
ワールドフォーラムという、陰謀論の激しい講演実施団体(?)がある(https://worldforum.jp/)。
参院選を1カ月後に控えた6月18日、三橋はこの団体のイベントに登壇した。上掲画像の、鳩山由紀夫、山本太郎と並んだビラが作成された(https://bit.ly/2kMiGrG)。なお、山本は党務のため欠席したとのこと。
三橋はその前にもこの団体の、主要農作物種子法(種子法)廃止を批判する講演会に登壇したことがある。この時の共演者に菅内閣の農林水産大臣だった山田正彦氏がいる(https://bit.ly/2lZN562)。
三橋は種子法廃止法を「モンサント法」と呼び、反安倍煽動が酷い(https://bit.ly/2kyLkwg、https://amba.to/2OkWBJv)。
※ あれ?この画像は先月末に保存したものだけど、坂の上零氏の画像が差し替えられてる。何で?
彼女も陰謀論が酷いが、チャンネルAJERに出演していたことがある(https://amba.to/2S9kJ7D、https://bit.ly/2zfXM7m)。
国会の衆議院議員会館のホールで坂の上零さん 山田正彦元農水大臣 三橋貴明さんと種子法廃止について講演します
— 平山秀善 (@hideyoshi1373) October 20, 2018
11月5日です 国会議員の方々も来られるかもしれませんね
お時間のある方はどうぞお越し頂ければ幸いです#平山秀善#種と水はグローバル企業のものになっちゃうよ pic.twitter.com/EIEtncOj4b
※ どうでもいい話だが、三橋が差し替えられているバージョンもある。
●三橋、お前が本当にやりたかったことって、「情報の歪み」を正すことだったんじゃないのか。
三橋はマスコミがもたらす「情報の歪み」が日本経済復活を妨げていると問題視していた(https://amba.to/2kWmkPC)。
一次情報にあたり、見た目にわかりやすいグラフを作成し、マスコミの誤りを説いていた。
しかし、三橋自身が「疑惑のグラフ」を出し、自らが「情報の歪み」の発信源となった(https://amba.to/2kMkrFg、https://bit.ly/2lY8FYt)。
また、「正すべき情報の歪みを正さない」という不作為の視点も持っておくとよい。
三橋は原子力発電賛成派であり、著書もある(「マスコミが絶対に伝えない「原発ゼロ」の真実」(TAC出版、2014年)https://bit.ly/2kycH9I。経世論研究所HPの執筆実績から抜け落ちているけど、ミスかな。https://bit.ly/2m5Bum0)。
この頃、原子力発電所の処理水の海洋放出が話題になっている(https://bit.ly/2kZfdWHなど)。
従前の三橋の言論を考えれば、「情報の歪み」を正すべく、ブログ記事を出していたであろう。しかし、三橋ブログを「処理水」「トリチウム」で検索しても1件もヒットしないし、「汚染水」で検索しても原発のそれの話題は4年前に投稿されたきりである(2年前にも投稿はあるが豊洲市場に関するもの)。
安倍政権支援になるのが嫌で投稿していないのではないかと勘繰る(リベラルにすり寄ったせいで今は反原発の読者が多くなっている?)。
●「実質賃金ガー」じゃないだろ。2010年には貨幣錯覚を指摘して実質賃金も格差も問題視してなかったろ。
三橋は、デフレ脱却過程においても実質賃金が低下することを「貧困化」として殊更に問題視する立場であり、ネット上では「実質賃金ガー」と呼ばれることがある。
名前は、「自民党が~」と不合理な自民党批判をする人が「ジミンガー」と呼ばれているところから来ている。
「実質賃金ガー」は不当である。
「実質賃金=名目賃金÷物価」である。
デフレ脱却過程において、デフレ期に失業していた人が雇われ、新規雇用が増えると、平均賃金が下がり、実質賃金の低下要因になる(https://bit.ly/2kwx0Ev)。
また、デフレ脱却はすなわち物価上昇であるが、これも実質賃金の低下要因である(https://amba.to/2kwFpYw)。
「実質賃金ガー」は雇用の改善を無視しているし、デフレから「デフレではない状況」まで物価が上がったことも無視している(https://bit.ly/2m7sqN7)。
三橋は高橋是清の昭和恐慌脱却を取り上げてデフレ脱却を訴えたことがあったが、この時期も実質賃金は下がっていた(https://amba.to/2lJO1uQ)。
実質賃金はこういうものなのだから、デフレ脱却過程においてその低下は付き物と言えるだろう。
三橋は、デフレ脱却を主張しつつ実質賃金低下を批判するのであれば、事前に実質賃金が低下しないための方策を示すべきだったと思う。
しかし、彼の著書(の目次)を30冊以上確認してもそういう箇所は見つけられなかったし(https://amba.to/2AEeEq8)、平成22年には「貨幣錯覚」にまで言及しており、実質賃金や格差を軽視する姿勢すら見せていた(https://amba.to/2lZquX9)。
三橋の実質賃金に関する態度も無責任だと言えるだろう。
●三橋、お前は「セイの法則」を否定しているな。供給が需要を作るものではない、と。
これはケインズが広めた誤解だという話も聞いたことがあるが(https://amba.to/2mo3wsN)、中小企業診断士試験ではこのような理解に従う(山口正浩監修「2017TBC中小企業診断士試験シリーズ速修テキスト(1)経済学・経済政策」(早稲田出版、2016年)9ページ)。
●反安倍界隈が喜ぶ情報を提供しているんじゃないか?
実質賃金が6カ月連続で上がっても、三橋は「国民が豊かになった」とは言わず、この実質賃金上昇に触れずに「97年より下がった」などと批判する(https://amba.to/2kwFpYw)。
他にも、インフレ率の指標をその時々で変えて安倍叩きをするし(https://amba.to/2m332IF)、「新規国債発行額を減らしているから緊縮だとトリッキーな批判」をするなどして安倍叩き(https://bit.ly/2mlxjlU)。
水道法改正についても「安倍政権は、日本史上、類例を見ない「亡国の政権」」と不安を煽るが(https://amba.to/2uJKPkA)、実態とかけ離れているようだ(https://bit.ly/2kVBswD)。
三橋は、安倍叩きをしたい人に向けて情報を供給する格好になっている。
●反経済学で、事実を曲げ、お前自身が「情報の歪み」になっていると思うぞ。
「マンキュー入門経済学」(東洋経済)の冒頭に「経済学の十大原理」が掲載されている。
三橋経済論はこの十大原理に合わず、反経済学だと言い得る(https://amba.to/2m332IF、https://bit.ly/2lJRmtS)。
三橋は、2014年、再デフレ化にあるとし、デフレでは投資は増えず、投資する経営者は失格、などと述べ、遂には「疑惑のグラフ」を出すに到ったが、投資は安倍政権下で増えていた(https://amba.to/2koKhPc、https://bit.ly/2lY8FYt)。
ちなみに、中野剛志はMMTを論ずる記事で「日銀が量的緩和をやっても、銀行の貸出しは増えるはずがないのだ。」と述べたが(https://bit.ly/337xmTw)、実際には増えていた(https://bit.ly/2m1qUME)。
●トレード・オフ脱却は、さすがにマズいんじゃないのか。
8月、チャンネルAJERが下の三橋動画を公開した。
中身は見ていないが、タイトルからしてヤバい。
トレード・オフは経済学の出発点と言って過言でない。
「マンキュー」の十大原理の第1原理はトレード・オフだ。
経済学は希少性のあるものを考察の対象とするが、トレード・オフを否定するということはこの前提に立たないということになるのではないかと思われる。
前々から供給制約を否定する三橋・藤井らの経済論は希少性やトレード・オフの前提がないのではないかと思っていたが、明らかになったのではないかと思う(あくまで見ていないが)。
「『トレードオフ発想から抜けよう(前半)』三橋貴明 AJER2019.8.13(3)」 YouTube2019年8月12日
MMT論者は、希少性を始めとした基礎基本に立っていないと思うんですよねぇ。
— BJ24649 (@bj24649) May 29, 2019
マンキューの"経済学の十大原理"から外れているでしょう。https://t.co/uw5sIoECld
飯田泰之氏は希少性・インセンティブ・ノーフリーランチを経済学の要素としますが、MMT論者は反経済学と思います。https://t.co/RVBHRj5DQL
●三橋、お前、熊本に戻って中小企業診断士事務所を始めてみないか?中小企業診断士の資格、持ってるだろ。故郷に戻って、中村貴司として、始めてみたらどうだ。
三橋の本名は中村貴司で、熊本県出身。中小企業診断士の資格を持つ(https://amba.to/2ktytvf)。
●まぁ、お前はな、人気作家になって言論稼業の旨味を知っている。
2009年から2013年にかけて、単行本が毎月出るという月刊三橋状態だった(「月刊三橋」という会員制サイトも存在する。https://bit.ly/2kZchcD)。
●無責任な放言で錬金術のように大金を稼ぐ旨味を知ってしまった。
三橋は、種子法デマの際、「非常に腹立たしいのは、…規制改革推進会議の連中、あるいは国会議員たちは、…誰一人として責任を取らないことが分かっていることです。」と言った(https://amba.to/2nJIGix)。
しかし三橋や藤井・中野の言論こそ無責任である。
「TPP亡国論」にしても、TPP大筋合意時に総括しなかった。どこかに亡国要素はないかと粗探しをしたわけだが、そうこうしているうちにTPPで日本の植民地化をたくらんでいるはずのアメリカがTPPから脱退してしまった(https://amba.to/2yCbXUL、https://amba.to/2D5Yys2)。「亡国最終兵器」とは何だったのだろうか…(https://bit.ly/2Syr1uW)。
多くの人を巻き込んでおいて、責任ある態度を示さない。
MMTにしても、ケルトン教授を招聘するのに寄付を募ったとのことであるが、絶縁宣言されたという顛末をきちんと説明するのだろうか(https://bit.ly/2msHZiP)。
私は全く期待していない。
●このまま言論稼業を続けても、右肩下がりなんじゃないのか。
三橋の商品価値の源泉はどこまで行っても政治ブログランキングだと私は見ている。
出版社は彼のランキングの高さ・支持数に着目して執筆の依頼をしていたのではなかろうか。
しかし、昨年、DVで逮捕。有力な保守系言論誌にも載らなくなった(https://amba.to/2EYVUpB)。
それに伴い、ランキングも苦戦。
昨年は2位に甘んじる日が多かったのではないかと思う。
今年は1位に復帰する日が多かった印象だが、れいわ新選組推しのウけがいまいちだったのか参院選特需を逃し、文政権と経済観が近くて韓国経済批判もできなくて朝鮮特需も逃し、3位にまで順位を下げてしまった。
おまけにMMT言論界からも爪弾きを食らってしまった。
来月1日の消費税再増税実施で安倍叩きをすればある程度回復は見込めるのだろうが、以前のような不動の1位に返り咲けるかというと疑問である。
ちなみに、三橋は自著の増刷がかかるとブログで報告するのだが、2017年12月4日を最後にその報告はない。
●人気が落ち、イライラすれば、暴力衝動も高まって、またDVをやらかして、逮捕されるかもしれない。
昨年1月5日、三橋は10代の妻の顔を平手打ちしたり両腕に噛みついたりし、逮捕された(https://bit.ly/2kIAXpu)。
三橋は取材に来たマスコミに対して「くそくらえ!」と中指を立てたと、ブログに書き残している(https://amba.to/2m6OCDF)。普通の神経ではない。
ちなみに、この妻は3人目の妻(2人目の妻はさかき漣氏。彼女も三橋の暴力に苦しめられていたことをブログでほのめかしていたが、その記事は現在では削除されている模様。https://amba.to/2EYVUpB)。
●子供もいるんだろ。
娘がいる(https://bit.ly/2lYHXip)。ちなみに1人目の妻との間にも娘がいた(https://youtu.be/JM1188ZnXsc?t=196)。
●マンデル=フレミング・モデルすら分からなくなってしまった今だからこそ、中小企業診断士試験のテキストを見直すところから、やり直そうぜ。
2012年6月29日、三橋はMFモデルについて理解を示していた(https://amba.to/2msHIMS)。
ところが、2016年10月28日になると、MFモデルを「机上の黴が生えた経済学」呼ばわりし、「閉鎖的な小国経済でしか成立しない「モデル」」と言うようになった(https://amba.to/2kWmoik)。
MFモデルは中小企業診断士試験の出題範囲である。そして、上記の山口監修「速修テキスト」によると、MFモデルは「ケインズのIS曲線およびLM曲線の閉鎖経済体系モデルに、経常収支と資本収支の国際収支要因を導入した開放経済におけるモデルである。」と説明されている(121,122ページ)(https://amba.to/2kvwNkT)。
三橋の方がおかしいのではないか。
三橋の頭の方こそアカ黴が生えてしまっているように思う。
熊本で中小企業診断士をするより、どこかの寺にでも出家してアカ黴を落とした方がいいかもしれない。