5月22日、週刊文春が
「国民の7割前後が支持し、実は安倍元首相も容認していた「愛子天皇」。」
という投稿をした。
国民の7割前後が支持し、実は安倍元首相も容認していた「愛子天皇」。しかし高市首相が推し進める皇室典範の改正は事実上、その道を封じ込めるものだ。彼女は一体、皇統の安定的な継承をどのように考えているのか――。 https://t.co/5M141B9kCb
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) May 22, 2026
これは詐欺のような話だ。
確かに、故・安倍総理大臣も、愛子天皇を容認しかけた時期があるとは言えるだろう。
しかし、悠仁殿下がお生まれになったこと(紀子妃殿下の御懐妊)により、撤回している。
故・安倍総理大臣は、もし愛子天皇を実現する皇室典範改正をしたならば、
「皇室の歴史に取り返しのつかない変化を招いてしまった汚名は、決して後世消えることはなかっただろう。」
と述懐している。
女性・女系天皇容認論は消えたとまで言っている。
そして、皇統存続のため、養子案や旧宮家復活案にも言及している。
つまり、故・安倍総理大臣が愛子天皇を容認していたわけがないのだ。
そのことが、同じ出版社の文芸春秋(2012年2月号)で語られている。「軌跡 安倍晋三語録」に収録されている。
週刊文春は、皇統断絶のために、「死人に口なし」と虚偽を流布しており、しかも自社の出版物に真実が書かれているわけで、非常に悪質だ。
故・安倍総理大臣は、悠仁殿下と国民との紐帯を重んじていた。愛子天皇待望論は、この紐帯を細らせる策謀であり、故・安倍総理大臣が危険視するところだと推察される。
安倍晋三 「軌跡 安倍晋三語録」 (海竜社、2013年) 83~93ページ
「女性・女系容認」の再燃
女性宮家の議論が出たのは、今回が初めてではない。
小泉政権時代の二〇〇五年、政府の「皇室典範に関する有識者会議」が出した報告書の中に、女性天皇、女系天皇を認めることならび、女性宮家の創設も盛り込まれている。
かくいう私は、官房長官としてこの問題の主管大臣だった。しかし前述のように、女系天皇には反対の立場だ。だが、私の前任の細田博之官房長官の時代から、官邸内の旧内務省系(厚労省・総務省など)のスタッフによってレールが敷かれ、有識者会議のメンバーをはじめに結論ありきで選ばれた印象だった。
ただ当時の時代背景としては、まだ悠仁さまはお生まれになっておらず、このままいけば男子の皇位継承者がいなくなる、という強い危機感があった。内心、「こんな重大な問題を拙速に決めていいのだろうか」という危惧を覚えつつも、政府としては皇室典範改正に向けた作業を進めざるを得なかったのが実情だった。
しかし改正法案提出が間近に迫った翌二〇〇六年二月、事態は一変する。
紀子さまのご懐妊が明らかになったのだ。まさに国民的な慶事だったが、私としては冷や汗を拭う思いを禁じ得なかった。もしご懐妊判明が数カ月後だったら、「女子にも皇位継承権を認め、継承順位は長子優先とする」という有識者会議の報告をもとにした法案が成立していた可能性があるからだ。そうなれば、浩宮さまの次の代の皇位継承第一位は愛子さまとなり、悠仁さまが天皇として即位することは永遠になくなっていたかもしれないのだ。皇室の歴史に取り返しのつかない変化を招いてしまった汚名は、決して後世消えることはなかっただろう。
実は、まだ親王(男子)か内親王(女子)かは分からない。紀子さまのご懐妊判明時の記者会見で、「皇室典範改正の議論にも変化はあるか」という質問が記者から投げかけられた。その時、官僚から差し入れられたメモには、「ご懐妊になられたけれど、有識者会議で出た結論を踏まえた法制化を粛々と進めていきたい」と書いてあったのである。
私はそのメモを脇に押しやり、「当然、今回のご慶事のことを踏まえなければならない」「ご懐妊を踏まえ静かな環境が必要、改正論議は凍結する」と自分の判断で答えた。そして、その三日後には、内閣として改正法案の提出を断念する、という結論に至ったのである。
そして私自身が総理大臣になってからは、悠仁さま誕生で前提が変わったので、有識者会議の報告書を白紙に戻すことにした。
こうしていったん消えたはずの、「女性・女系容認」の議論が、今また「女性宮家創設」と形を変えて復活しようとしているのだ。この問題に関わってきた官僚たちの意思が働いていることは想像に難くない。
一部では、天皇陛下ご自身のご意向があると囁かれる。だが、それは確かめようのない話であり、そうした噂を利用して事を運ぼうとするのは許されることではない。
拙速な議論は慎むべき
(中略)
あれから六年が経った。野田内閣は新年早々にも有識者からの意見聴取を始め、女性宮家創設のための具体的検討に入るという。しかしながら、こうした拙速さこそ、二千年以上にわたって連綿と続く、皇統の議論に最も似つかわしくないものではないだろうか。
皇室について考える時に、まず心すべきなのは、日本という国が代を重ねて文化と伝統を築いてきたという、その歴史の重みであることは疑うべくもない。
ひるがえって今の状況はどうであろうか。さしせまった皇位継承の危機があるわけではなく、天皇陛下━皇太子さま━秋篠宮さま━悠仁さまと、確固とした男系の継承が固まっている。
(中略)
悠仁さまが成長され、国民がそれを温かく見守る中で、一体となった紐帯の精神が築き上げられていく。それもまた、歴史が織り成す伝統なのである。
(中略)
旧宮家の復活を
では将来にわたって「男系」を維持するための方策はあるのだろうか。まず思い出されるべきは、かつて敗戦時にGHQによって臣籍降下された旧十一宮家であろう。
(中略)
敗戦という非常事態で皇籍を離脱せざるを得なかった旧宮家の中から、希望する方々の功績復帰を検討してみてはどうだろうか。
(中略)
あるいは、すでに国民に広く親しまれている三笠宮家や高円宮家に、旧宮家から男系男子の養子を受け入れ、宮家を継承していく方法もある。現行の皇室典範では、皇族は養子をとることができないことになっているが、その条文だけを特別措置によって停止させればよい。
(中略)
『文藝春秋』二〇一二年二月号
※ 省略部分はリブログ元で引用している。
この歳になって
— みこと (@samowa10) May 31, 2026
やっと・・理解出来た。
多分ゆとり世代と言われてきた
同年代の方々も重みを把握してきたはず。
pic.twitter.com/OcNVZdRNep
文藝春秋誌上で以上のように故・安倍総理大臣は述べているわけで、週刊文春は一体どうなっているのか。
また、愛子天皇を国民の7割が支持しているといっても、皇位継承の仕組みや歴史を知っている国民は少ないし、愛子内親王殿下に「あなたは天皇に相応しくない」と烙印を押すことを畏れ多く感じる国民も多いだろう。
「踏み絵」のようなものだ。

読売新聞が女性・女系天皇を推進し、天皇制反対の共産党がこれに賛同する。
これに尽きるのではないだろうか。
愛子天皇容認論は、皇統を危うくする。
毎日新聞も女性天皇に7割以上が賛成という。
新聞も週刊誌も、皇統断絶に向けた世論形成を推進している。
日本経済を沈没させる消費税増税を各メディアが推進していたことを彷彿とさせるものがある。
あの時も、平成24(2012)年の自民党総裁選で安倍氏が勝って安倍政権がアベノミクスを実施して経済を上向かせていたから持ちこたえられたが、石破茂氏が勝っていたら今の日本はない。
皇統の存続についても、石破政権のままでは危うかった。
高市政権が皇統を守ることを願うばかりである。
皇室の廃止を主張する日本共産党が女性天皇、女系継承に賛成しています。
— 渡辺康平 自民党 福島県議会議員(須賀川市、鏡石町、天栄村選挙区) (@kohei_w1985) April 17, 2026
つまり、そういう事です。 https://t.co/XBdoIcX3jJ
今上陛下が66歳で、皇位継承者も決まっているのに、「愛子様は素晴らしい!」「次の天皇は敬宮様で!」って、大騒ぎしてる連中の不自然さって無いですよね。
— ちゅる子🍜🍜🍜 (@Bfvx5Ba) May 30, 2026
馬鹿だから「煽り時」とか分からないのかな?
少なくとも、今じゃないでしょ? https://t.co/mOFn2eZpRb pic.twitter.com/NprkPPc5Ic
「参院選SP ゼロから分かる皇位継承と男系男子。そして保守と保守モドキを見分ける重要なポイントを分かりやすく解説! ゲスト:竹田恒泰」 YouTube2022年7月8日
竹田恒泰 「竹田恒泰の感動する日本」 (宝島社、2025年)174~176ページ
皇室を守るために想像してみてください
男性皇族と皇統を守る総理の必要性
かつて小泉純一郎内閣で議論があったときのことを思い出してください。「男女同権だし、愛子様はかわいいし、愛子様が女性天皇になると何が問題なんですか」と。愛子内親王殿下が天皇になることに95%が賛成というところからスタートしました。
もし95%の国民が愛子天皇を支持したら、どうなるか?
いくら歴史上で先例がないとか、皇室典範には、それはできないと書いてあると説明したところで、95%が賛成となると、動いてしまいます。そのときに安倍さんのような総理であればよいですが、小泉さんみたいな人がたまたま総理だとしたら、95%賛成という世論を後ろ盾にして、法律を変えてしまうでしょう。
これがリスクなのです。95%賛成となると押し切られてしまう可能性があるわけです。例えば、佳子内親王殿下は、まだ独身でいらっしゃいます。愛子内親王殿下も、まだ独身でいらっしゃいます。
そのお二方が将来、国民的スターと結婚したとしましょう。誰とはいいませんが、野球選手かもしれませんし、芸能人かもしれません。そのような国民的なスターの男子と結婚したとしましょう。
そして皇族に残るとします。そうしたら、その結婚は大フィーバーになるでしょう。そして子供が生まれたら、テレビ番組などマスコミは追っかけます。そして小さいときから、生まれた、生まれた、大きくなった、大きくなったと、みんなが見守るわけです。
「でも、この人は女性皇族の子供だから皇位継承権はありませんよ」となったときに、国民は「えっ、何で」となります。そのときに男性皇族がたくさんいればよいですが、もし男性皇族が少なかったら「この子で何でダメなんですか」となります。
愛子内親王殿下のお子様です。しかも結婚相手が国民的スターです。生まれてきた子供も頭が良くて、ハンサムで「何でこの子がダメなの」と。そして「この子が天皇になれないなんて、おかしくないか」と。令和時代の天皇陛下の娘さんの息子です。「お父さんはこんな立派な人だし、何が悪いんだ」と、「この人を排除するなんてひどい!」ということで、95%、なんなら98%が「この子が天皇になれないなんておかしい」と、「ワーッ」となったら、もう誰にも止められません。
そのとき石破さんみたいな総理だったら……
そのときの総理が安倍さんなら大丈夫です。石破さんだったらどうなりますか。自民党の将来の総理に95%の反対を押し切って皇統を守れる人がどれだけいますか。「なぜ、愛子様の息子でダメなのか」となるわけです。
だからこそ、皇統を守ることができる総理が日本には必要だし、男性皇族もより多く確保する必要があります。
(令和6年5月23日放送)
【6月4日追記】
「【小川榮太郎の『政界に喝!』26.6.4】「文藝春秋社」をこてんこてんに叱る。君たちは歴史の恥さらしだ」 YouTube2026年6月4日


