職場で、「あの人怖い」と新人さんに言われました❗️



逆の立場で、職場に苦手な先輩がいて色々と気を揉んだことはありましたが、こっちの立場は生まれて初めてです。



そうかそうか、これが、そういうことなのか。。

色々と合点しているところです。



自分の問題を抱えている人は、本当に些細なことが、自分を責めているとか、相手に悪意があるとか、考えてしまうものなのですね。



そういったことは、昔の自分にもありました。

過去の自分の葛藤や、誰かへの許せない気持ちは、自分自身の問題だったのだなあと、しみじみ思いました。



それは、今回のことについて、私に落ち度が全く無かったということではなく、私自身の抱えていた問題について、深く納得したという意味です。




相手が、もし福祉の中の利用者さんであれば、当然そのようなことは真っ先に考えて接するのですが、まさか、スタッフの方に、そういう気配りをしなくてはならないとは露ほども思わずにいました。

それが、私の落ち度だったように思います。



その方は福祉の仕事を長くしていて、志を持っている人だと感じたので、そういう問題は既にクリアしてらっしゃるのだと思い込んで、特に何も配慮をせずに接してしまいました。



しかし、逆に「福祉の人」だからこそ、何かしら傷付いた心を持っていて、それを癒すためにこの仕事を選んでいることが、ほとんどなのかも知れませんね。





ただ…


私は、職場でどうしても苦手な人がいたとしても、無闇に上に報告するのは、よくよく考えてからにして、言うとしても、辞めることを決めた時や、相手方に十分な配慮をしながら、言うことにしていました。



特に、その苦手な人がその職場で一番長く働いている人なら、尚更です。



まあ、捉え方は人それぞれですので、私のことをどのように上に報告して下さっても私は構わないと思っています。



私に重大な落ち度があれば、何らかの対処をされても仕方がないです。

組織で働くということは、そういうことですから。



福祉の仕事は今後もしていきたいと考えていますが、正直、今の職場にそれほどの執着もありません。だから、私はどのようなことになっても、今後への戒めとして、受け入れるつもりです。



しかし、気の毒なことに。

上の方は、こちら側の話を聞くと、「ああ、分かった。じゃあ、あの人は3ヶ月(試用期間)で終了だね」という結論を出しました。



入職して数日で「あの人(私)は無理だ!」という結論を早々と出して報告するとか、迂闊にそういうことをすれば、どんな結果が待っているのかなんて、容易く想像できるように思うのです。



しかも、色々と言い方を配慮した上で伝えるのなら理解出来るのですが、自分に非がある、もしくは何らかの誤解がある可能性を全て排除して、一方的な意見を上に伝えれば、上としては、「どちらが悪いか」という論点になるのは明白です。



その方は、私の立場が悪くなることを全く考えずに、とにかく自分が楽になるためだけに、自分の世界から私を排除しようと画策した訳です。



それが上手く行かなければ、そうなることは容易く想像出来ることだと思います。



しかし、心に傷を抱えた人は、それすら考える余裕がないのだなと、しみじみ思いました。



とても勉強させて頂きました。



あと感じたのは、自分も脛に傷を持っている癖に、自分より下を見ることで安心したい。そういう動機で福祉の仕事を選んでいる人が一定数いるのだということ。



そういう昔の自分に似た人は、ちょっと…正直、好きではありません。



私が変わって居なければ、その弱さすら共感となり、その人を自分の同士だと思って居たことでしょう。



私は、かつて弱くてズルかった。

ものすごく性格が悪いことを自覚して居ませんでした。

今の自分が、変われたかといえば、たぶん、100%は変われてはいないと思います。性格は悪いままです。

思考回路を全て公開することは、公共の福祉に反するのでしないことにしています。



でも、弱さやズルさを自覚することから逃げるのは、もう卒業することにしたのです。



私はもう、弱くは無くなってしまったんだなと思います。



以前の私は、強い人が嫌いでした。

強い人の、弱い人間の気持ちを全く理解しようとしない、傲慢さが大嫌いでした。



知らないうちに誰かを傷付けていることに無頓着であるのは、強さではなくて、ただ鈍感で、厚顔無恥なだけだと思っていたから。



何様だ、お前は。みたいな。

繊細さんの気持ちも分からない癖に、馬鹿なんじゃないのかと。

お前なんか、痛い目を見てしまえと。

…それは、今もあまり変わりません。

はい、クズですね。



ただ、私は強くなってしまいました。

弱いまま、傷付きやすいまま、福祉の人で居たいと、多分どこかで思っていたのに、です。他人の痛みが分かるままの自分ででいたいと、どんなに痛くても、自分の弱さを手放すのは嫌でした。



しかし、強くなってしまいました。



初めから強かった訳じゃない私が、自分の弱さとずっと戦い続けてきた私が、強くなったことに、多分意味があるのだと思います。



かつて、弱かったことがある私にしか出来ないことを、何か、見つけていきたいと思いました。



このような私的な日記をお読み下さり、ありがとうございました。

感謝致します。





一年前の記事が出たきたんで貼っておきます。





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