元精神薬ユーザー、現在福祉職である私の主観でこの記事を書いています。
すみません、前のブログに思いっきり語弊が生まれていることに気がついたので補足します。
自分にとってのいい先生を見つけることが大切なのに、前のブログでは「いい先生」って言葉をふわっと言い過ぎてしまいました。
前のブログで言っているいい精神科医の先生の条件とは、
あなたのニーズを満たしてくれる先生です。
そこで。
ご自分の真のニーズを理解してください。
あなたは精神科に何を求めていますか?
自分にとことん正直になってピックアップしてみてください。
ノートに書き出してみるのもいいかも知れません。
下のは、自分に正直に、の掘り下げ方の一例です。
①とりあえず、少しでも楽になりたい。
②快復したい。
③優しく話を聞いて欲しい。
④ダメなところがあったら叱って欲しい。
⑤とにかく肯定して欲しい。
⑥ずっと末永く見守って欲しい。
⑦つーか、お前 先生、もう少しまともな言葉選び出来ないの?
⑧こっちは人生に疲れて診察室に来てんだからさ、もう少し、労るとかしないわけ? バカなの?
⑨はぁー。もういいわ。能書きはいいから、薬だけくれよ。
⑩偉そうに分かったようなお説教とかしてくんな。どうせいいとこに生まれていい大学に行ったくらいでお勉強以外の苦労をろくにしてねえ奴が、下々の人間の艱難辛苦なんて理解出来る筈がねぇんだからよ。
⑪どうか自分の本性に気がつかないで。現状維持を続けさせて。
⑫だって精神科に通っていれば病気って認められるから辛いことから逃げてもいいんでしょ?
⑬自分の人生を根本的に見つめ直すなんて怖いに決まってるんだから、秘密の道具 薬を出してよドラえもん 先生。
⑭人生ハードモード過ぎて薬なしには生きられねえわ、はあ。
⑮あーあ、いつまでこのモラトリアムのままでいようかな。一生逃げ続けようかな?
⑯治ってしまったら障害年金が止められるからずっと患者でいさせてよお願い。
⑰治りたくない治りたくない治りたくないずっと患者のままでいたい。
はい、
こんな感じに自分の本音、本性を見つけてみて下さい。
倫理とか体裁とかどうでもいいんで。
とりあえず自分が思ってることを自覚してください。
別に他人に言わなくてもいいんで。
いい先生とは。
あなたの思いを実現してくれる先生です。
つまり。
優しくていい先生に長いことずっとかかっているのに治らないのならば、
あなたが、あなた自身を心の中で、本当は助けたくない、治りたくないと思っているのだということです。
治らないことの利益を感じているということです。
善悪でもジャッジでもありません。
自覚が大事なだけです。
精神疾患としてずっと医療や福祉に守られて生きていくと自分の中でちゃんと決まっているなら別に悩みは生まれないのですから。
(問題は生まれますが…悩むことと問題が起こることは別なので)
本当は治りたい気持ちがあるのに、
先生にお任せしています。
先生を信じています。
そんな言葉で言い訳して思考停止してダラダラと通い続けないでください。
いつになったら治るのかな?
と思うなら、
冷静になって下さい。
精神医療のレールに乗っかった人が、受け身のままで精神疾患が治ることはほぼありません。
受け身で治る人は、精神科に行かなくても治る軽度の人です。
因みに軽度の人であれば、行かない方が早く治りますけど。薬飲まないから。
そもそも、
薬なんかで、人生の問題が解決出来るわけ無いんですから。
ちょっと考えれば分かることでしょ?
人の心なんて形の無いものを病気とか障害とか分類したりお薬で矯正したりなんて、無理があるんですよ。
脳なんて未だに医学で解明されていないことだらけなんですから。
セロトニン仮説だって、仮説です。
仮説の上に理論を構築してる怪しい学問なんです。
診断も人の主観で行われるんですよ?
精神医療なんて、もともとルーズで雑で乱暴で残忍な優勢思想そのものなんですよ。
頭のいい人たちがそれを巧妙に理論で誤魔化して、耳障りのいい言葉で上手く体裁を取り繕っているだけ。
それを医療だなんてちゃんちゃらおかしい。
そのくらいの根本的なことに気がつけないなんて、皆さん、どれだけ空っぽな人間なんですか?
精神医学なんて、普通に胡散臭いって思うのがまともな感覚なんですよ。
病名の名札貰って嬉しかったですか?
私は嬉しかったです!
それだけアイデンティティーが自分に無かったんでしょうね。
生きていくのに言い訳が必要だと思っていたんです。
今私が思うことは、
精神疾患があるということが悲しいのではなく、
精神疾患を言い訳にしないと生きられないことが悲しいと思います。
精神疾患の病名を名札にすることが悲しいのではなく、
病名に勝る、「あなたを表現する言葉」が無いことが、あなたが好きなことや誇れることがないのが悲しいと思います。
お薬は出来るだけ飲まないに越したことはありませんが、
空っぽの自分を卒業出来て、自分の意思を持って、自覚して、自分の生き方を決めることが出来るようになったら、
お薬はいつの間にか減るかも知れないし、
別にお薬を飲んだままでも、精神疾患のままでも、豊かに生きていける筈です。
自分がどんな風になりたいのか。
目標を見失わないで下さい。