今日はHSPと精神科医のアリ、ナシのお話です。





はじめに大切なお知らせがあります。

HSPは精神科ではどうにも出来ません。




自分がHSPであると、チェックリストや書籍などで確信した場合、精神科に行くという選択肢を真っ先に外して下さい。




HSPは精神科の守備範囲ではないからです。

まず、精神科というところが何を得意としているか理解して下さい。




カウンセリング室がある病院やクリニックであるならともかく、それは必ずどこの精神科や心療内科にもある訳ではありません。





保険診療である医師との面談は、薬の投与が第一目的です。




実は薬物療法以外の治療を、まともに出来る精神科、心療内科の方が少ないのです。




最低限、精神科や心療内科にかかるならホームページは必ずチェックしてください。




薬物療法以外にどんな治療方があるのか、どんなことに取り組んでいるのか。




薬を飲みたくないというリクエストに答えてくれそうな精神科もごく稀にあります。

それは、キチンと自分で探して見つけて下さい。




(私がここに具体的な病院やクリニックの名前を書くことは大人の事情で出来ないので…)




ホームページが存在しないクラシカルな精神科もたまにあるんですが、そこは選ばない方がいいと思います。

時代の変化に対応出来ていないということなので、余程の地雷だと思った方が良いです。




そしてもう一つ。

HSPの人って、只でさえ感覚過敏なので、薬物療法が、とても向いていません。




大概、薬が効かないのに副作用だけ出るという地獄絵図が待っています。




精神科というところは、来たからには何らかの薬を出されることが多いのです。



その人に薬が必要か、必要でないか、では無いのです。



精神科のドアを叩いた時点で、「あなたもどうせお薬が欲しいんでしょ?」と漏れなくドクターに思われているのです。



中には自分はHSPなんです、と伝えたとしても、HSPを知らない先生もいます。

HSPは精神医学の用語ではないからです。




「H S Pとかよくわからないんだけど、眠れないんでしょ? とりあえず軽めの睡眠薬出しとくから」




こんな感じの対応も決して珍しくありません。




それで、H S Pあるあるなんですが…




一番軽い睡眠薬で飲んだ次の日昼過ぎまで起きられなくて仕事や学校に行けなくなる、という悲劇が起こったりします。




あとね、既に精神科に通われている方の中にも、実は元々はただのHSPって人は恐らく沢山います。




作業所に通っている人、障害年金を貰っている人、精神科病院にずっと入院している人の中にも確実にいます。




まあ、つまり。




精神疾患であると一度でも診断されたら、根本的な理由(HSP)は有耶無耶になって(されて)、



二次障害の鬱や不眠、神経症などに治療と称して薬を出され続ける。



どう考えてもお薬の副作用であるものを、その人のもともとの症状であるとか、病気であるとか言いくるめられる。



どんどん薬が増えていく。



やがて統語失調症ではないのに統合失調症扱いをされて薬を出される。



統合失調症のお薬の副作用で幻聴、妄想、などが起きているのに、その人の症状が悪化していると言われ、薬が増やされる。



薬を重ねて処方され、どんどん複雑化、重症化してしまうのです。





そもそも、診断名をつけないと薬は処方されません。




つまり、ほとんどの精神科では「行けば」何らかの精神科領域の病名をつけられる、ということです。


「通い続けたら」自動的に薬が増えて、症状も病名もどんどん深刻になるのです。



余程の強い意志や知識を持たないと、どんどん負のループへハマってしまいます。





私のこのブログでの精神科や心療内科に対する評価は、体験を元にして書いています。




なかなか精神科医に心を開けず、すぐに通うのを辞めてしまったりして、プライベートでは合計9人の精神科医にかかりました。

お陰で色んな先生がいることを知ることが出来ました。




お薬を卒業した現在、福祉の仕事で色んな方の主治医の話や処方をお聞きしています。

社会活動(オルタナティブ協議会)でも聞いています。




で、自分のかかった9人の精神科医のうち、話が多少通じるなと思ったのは2人、とても信用出来るなと思ったのが2人、それ以外の先生は問題外でした。

はい、過半数の5人が微妙、もしくは完全にナシ。

この人に通い続けるのはあり得ないなと思うような先生…でした。





それは、福祉の仕事や社会活動でほかの方のお話を聞くときも、あまり割合は変わらないか、むしろ、「ナシ」の方が多い印象を受けます。




ただ、個人差があると思います。

精神科医ほぼ全員が薮だと思っている人もいると思うし、

逆に医者の言うことであれば何でも信じて受け入れてしまう性格の人もいると思いますから。





私はどんなに薬学や栄養学、その他さまざまな治療法に長けていたとしても、




この先生に悩みを相談したくないなあ…と思ってしまうような先生は問題外だなあと、思っています。




心がヘトヘトになって精神科に行くのに、先生と会うことで更に疲れてたら意味が無くないですか?




ご自分がかかる精神科を選ぶときの参考にしていただけたらと思います。




まず、本当に精神科が必要か、それ以外の方法がないのかを検討してから、どうしても精神科が必要でかかるのであれば、必ず選んで下さいね。




私が唯一6年間通えた先生は、東京都でクリニックを開業していました。

茨城から電車を乗り継いで通いました。

ドクターを選ぶことは、自分の人生の明暗をクッキリと分けることになります。

せめてそのくらいの覚悟が必要だと思うのです。




まともじゃない精神科(※私に言わせたら過半数)にかかるなら、かからない方がマシですからね。人生を棒に振ることもありますから。





私が精神薬を卒業したのにも関わらず、反精神医療の活動家にならずに、




敢えて福祉の仕事をしながら、オルタナティブ協議会で活動しているのは、




沢山の精神科医の先生の中には、まっとうな精神科の先生も、一握りですがいらっしゃるということを、体験を通して知っているからだと思います。




まともな精神科医しか知らない人は、精神医療がまともだと思っているし、




自分が酷い目に遭って、まともじゃない精神科医しか知らなければ、精神科医全員が薮だと信じる人がいるのも仕方ないかもなあ。




学校の先生もそうでしょう。

まともな人もいれば、とんでもないのもたまにいますから。(先生との相性も、ありますよね。)




ナシの先生に当たってしまったけどどうしても転院出来ない事情がある方に向けた記事も、そのうち書こうかな。



ちなみに。





自分もチェックテスト受けたらHSPみたいッス。

風呂はいいね。
命の洗濯だよ。

HSP系福祉スタッフのお風呂対策



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