みんな思っている。けれども怖くて言えない、「王様の耳はロバの耳」。


精神科医の診断名は、同じ人に対しても、精神科医によってバラバラです。


診断名が違えば処方薬も変わります。
精神科においては、誤診を証明することが非常に困難です。
更には、その人に「正しい診断名」が存在するのかどうかも分かりません。

ただ一つ確実に言えることは、病名問わず、薬を沢山処方するタイプの医師にかかると「じわじわと悪化はするけど決して快復しない」ということです。

そのことを理解した上で、患者は精神科医を選ぶべきです。



これは、飽くまで一福祉職の私が言っている「極論」で、大多数には理解されにくいことなのだと今までは思っていたのですが、



意外と思っている以上の多くの専門家が一定の理解をしてくれていることに最近気が付いてしまいました。だから極論ではなく、隠れた一般論なんだと思います。



理由としては、リアルで出会う専門家に「私が思っていることを言ってみるテスト」をしてみると、かなりの確率で理解して貰えることが多いからです。

医療だと圧倒的に少ないのですが、福祉の人は結構気が付いています。


つまり、精神医療の問題点を理解しているかどうかは、その人が真面目に福祉に関わっているかのリトマス紙になると、私は判断しています。



ある日、当事者Aさんについて。

私はあるセンターの支援者Bさんに、もしかしたら、自分の話が通じるのかも知れないと思い、切り出しました。



もし差別や決めつけに聞こえたらごめんなさい。…Aさんは、本来発達の特性上の、生きづらさを持っている方ですよね。

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❗️…


発達の特性の困りごとで結婚生活、仕事なんかが上手くいかなくて悩んでた訳で、鬱だとか、自傷だとか、そういう症状はそれはもともとの「病名」ではないです。発達の特性の生きづらさの二次障害として出てきたものですよね?

そこに薬を飲んでも効くわけないですよね。お薬に対して過敏なのが発達障害なんですから。

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……。(頷く)


ましてやオランザピンとか元々統合失調症に出すような薬を出しても効くわけが無いんですよ。実際副作用ばかり出ちゃってる。

そりゃ、ソワソワしたりフラフラしたり問題行動もしますよ。

Aさんに必要なのは、カウンセリングとか、ライフハックをお伝えするとか、コーチングとか、お薬以外のアプローチなんだと思うんですけどね。

追い詰められて頭がこんがらがっているのを、焦って空回りしているのを、大丈夫だよ、一つ一つ手をつけて行こうねって、言ってあげるしかないんだと思います。

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まあ…そうですね、私ももどちらかというとAさんはそっちのほうだと思います。実はAさんのお父さんに、「試しに医者を変えてみては?」とオススメしてみたんですが…。


❗️(分かってたのか…。しかも医者を変えた方がいいという助言までしてくれてたんだ🤣)

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もしね、色んな可能性を考えて診てくださるほかの先生にかかったら、また違うと思ったんですけどね…


そうですよね…絶対に違いますよね…

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お父様は、「医者を変える不安の方が大きい」と仰られて…


あー…なるほど…そうでしたか…

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医師の診断をどうこうまでは、私たちからは、それ以上はちょっと…




ですよねー…仕方がない、の、か…?

Bさんが私の話を理解してくれたのは、嬉しかったんですが…

うーーーん。

これが福祉職の限界なんだなぁと思いました。



Bさんはだいぶ、冷静さや良心がある方だと思います。

他の医師を勧めることすらしてくれない支援者が大半ですもの。

特に病院付けのPSWとかは。



支援者の何割かの本当のプロと呼べる人は、ちゃんと「発達障害への投薬はその場しのぎ」「投薬によって発達障害が悪化する」ということを理解しています。

どうやら、真摯に当事者や子どもたちと向き合うことをしていれば、投薬で悪化しているという事実に気が付き、投薬よりも人との関わりの支援が最も大事であることを嫌でも気がつく、ということのようです。


多くの精神科医は、発達障害に対して本来無闇に出すべきではない精神薬を急場凌ぎで処方します。


あるいは、二次障害のうつ、不安、イライラなどを精神疾患であると誤診して、投薬をします。


発達障害とちゃんと診断されようと、誤診であろうと、薬で悪化させる事実は変わりません。それをヤブ医者と言わず何と…。




発達障害の人は精神薬を飲むことにより、精神疾患の症状が追加されて、悪化するのです。

薬の副作用を、「〇〇(お薬の名前) PMDA  」で検索してください。

今出ている症状と照らし合わせてください。

自分(もしくは家族)の体のことです。何が書いてあるのか、どんな副作用があるか、医者任せにせず、自分でキチンと調べてください。



無意味で、ポリシーの無い精神科医の処方を怒っている支援職に私は度々リアルで会っています。

しかし、既に飲んでしまっている当事者さん、お子さんたちには何も言えない。医師の診断に異を唱えると後が怖い。

そんな葛藤を抱えた支援者と、相変わらず医師を盲信する支援者が混ざっているのが福祉の現場のカオスです。



この状態でも、医師の判断を仰いで言うこと聞くしかないんです。精神科医を取り巻く福祉の周りの支援職って。



発達障害でも精神障害でも何でもいいから、精神科医の「診断」がないと始まらないのです。

「診断名」がないと、困っている人を支援出来ないのが、今の日本の福祉システムなんです。

それだけ精神科医に力が集中しているのです。



精神科医の診断がどんなにいいかげんであっても、福祉職は絶対に逆らうことは出来ません。

精神科医の機嫌を損ねたら仕事を貰えなくなるし、嫌がらせをされるし、圧力をかけられるんです。

日本の精神保健は、こんな状況です…😭

まあ、気がつかないフリもしたくなりますよね。




この記事が、適切な投薬や適切な支援をされている関係者の方々にご迷惑をおかけしたらごめんなさい。

ただし、真剣に発達支援や精神保健に関わっている方ならば、ここに書いてあることがよく理解出来る筈だとも思っています。




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