今回はサクセス「千将高校」で15~20分程度で1.5~2軍レベルの選手を作る方法 の作成編-その1です。
フューチャーズは時間がかかるし、サクサクセスは赤特やサブポジの点で自由度がないからオリジナル選手作成のハードルが高いな・・・と感じている方に向けてサークル設定・練習・試合操作なしによる作成方法を説明しています。
※前回の準備編はこちら↓
この記事の主な内容
・2周目以降の選手作成の流れ
・キャプテンサークルの仕様
・練習と試合操作なし育成向きのスキル
・イベントの推奨選択肢
・完成した選手の能力
0.前回の振り返り
前回の準備編では千将高校のサクセスを最初から開始する場合の流れと前提知識を説明しました。主な内容は...
・1周目の流れ
・次年度の主人公選び(2年9月)までの部員の成長度
・相殺可能な特殊能力と相殺方法
・投手はあまり推奨しない
・トラブルの発生について
でした。今回の作成編では前回の内容を前提として説明を進めていきますので、千将高校のシステムや仕様がよく分かっていない...という方は先に準備編を見てからこの記事を読み進めていただいた方がいいと思います。
1.主人公の選択
では、2周目以降の流れに沿って説明していきます。1周目が終わると2周目以降は2年生から新しいキャプテン=主人公を選ぶことになります。
ちなみに練習をしないので継承選手を連れていく必要はありません。
今回は動画の選手たちがキャプテン候補です。
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能力を見ていくと赤特本でランクを下げられる「走塁B」、調子安定と相殺できる「調子極端」を持つ平賀がいました。まぁ...いましたというか1周目の時点でこの選手にしようと思っていたんですけどね。
「積極走塁」は消せませんが、これくらいは仕方ありません。
もう1人、相殺可能な「調子極端」「対ストレート○」を持つ小西もいいなと思っていました。ただ、基礎能力にEが多くなるのとサブポジがあった点で平賀よりも自由度が低いと判断しました。
というわけで、2周目は平賀を主人公にして進めます。なお、開始時に確認したら「買い物上手」が付いていました。ラッキーですね。
ちなみに千将高校では最初からマイナスのもの(サボりぐせ、センス×、不眠症、虫歯)が付くことはありません。例えばプロ野球12球団編でこれらが付いていると特定の基礎能力が少し高い状態でスタートします。しかし、千将高校ではあらかじめ能力が決まっているため、基礎能力が高くなるものは付かない仕様になっています(※サクセスの途中でイベントによって付くことはあります)。
2.キャプテンサークルの設定
準備編で書いたとおり自分としては
・サークル設定
・練習、トラブル発生への対応
・試合操作
の3つが時間のかかる要因であると考えていて、それを全部やらずにタイパ重視でオリジナル球団の1軍控え~2軍レベルを作りましょう!というのが記事の趣旨です。よってサークル設定を行わないことを推奨しますが、それはもったいないと感じる方もいると思いますので、ポテンシャルレベルの仕様と練習も試合の操作もしない方法に適したポテンシャルスキルを説明しておきます。
ポテンシャルレベルの仕様
通常、部員と一緒に練習をするとその部員のポテンシャル経験点が上がります。
しかし練習以外でもポテンシャル経験点が上がる方法があります。それがキャプテンサークルへの設定です。実際に試してみていただければわかりますが、キャプテンサークルに設定した部員のポテンシャル経験点は何もしなくても(一緒に練習しなくても)1週につき50上がります。
↓1週経過後、ポテンシャル経験点50アップ!
そしてポテンシャルレベル1から2へのレベルアップに必要な経験点は1000です。よって[1000÷50=20週]経過すればレベル2のポテンシャルスキルもサクセス中に発動します。千将高校は最大48週、1か月は4週間です。サクセス開始時からサークルに設定しておけば2年2月1週にレベル2が発生し、その後最大7か月恩恵があることになります。
「スキルを確認してサークルに設定するのは面倒だし時間のロスだ」と考えるか「少し手間だけど最初のサークル設定くらいは惜しまずにやろう」と考えるかは人それぞれですが、この仕様を覚えておいて損はないと思います。
練習・試合操作なしに適したスキル
では次に、どのポテンシャルスキルを持った部員を設定すればいいのか、という説明です。練習も試合操作もしないため、練習や試合で何らかの効果があるスキルはあまり意味がありません。よって、練習・試合操作なしで有効だと考えられるスキルは以下の4つです。
■金運:お小遣いやアルバイトでの金額が増えます。千将では2年7月まで毎月5000円親からお小遣いがもらえますし、アルバイトイベントがランダムで発生します。スキルによって増える金額は1割にも満たないですが、購入できる極意書等が増えればそれだけ能力アップに使える経験値が増えます。
■割引能力:ショップでのアイテム購入金額が減額されます。こちらも割引率は1割にも満たないですが、購入できる極意書等が増えればそれだけ能力アップに使える経験値が増えます。
■イベント発生:イベントの発生頻度を増やすことができます。部員とのイベントは貴重な経験値獲得源なので、このスキルは練習・試合操作なしの育成においてとても有効です。体感ですがアルバイトの発生頻度も増える気がします。
■イベント経験点:イベントで得られる経験値を増やすことができます。増える経験値量はそれほど多くはありませんが、塵も積もれば山となります。
キャプテンサークルを設定される方は、上記4つのポテンシャルスキルがレベル2以内で発動する部員を優先的にサークルに設定するようにしましょう。
とりあえず今回は自分が推奨しているサークル設定なしで進めていきます。また、前回記載した「新入生の強化対策」のため、最初にサークルを1つ拡大してCPを使い切っておきます。
3.次年度の主人公選択
準備編で書いたとおり、ここで次年度の主人公を決めます。まずは1年生の能力を確認します。能力を見ていくとオリ変持ちの平山、球種構成の自由度が低い徳川、代打○持ちの竹澤、転生OBの宮崎、遊撃のサブポジがある土田以外は クセが少なくて良さそうです。
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次にレベル5までに取得予定の特殊能力を確認します。その結果、仙波と半澤はレベル5までに相殺不可能な特殊能力を新たに取得しないことが分かりました。
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そして自分の中で検討した結果、仙波を次年度の主人公に決めました。半澤の「固め打ち」を妥協してもよかったのですが、仙波を打撃がイマイチかつ1軍で守備固めとして使えそうで使えないくらいの能力にできそうだなと判断しました。
4.行動選択
あとは1周目と同じく「回復」のみ選びます。
<3年夏に甲子園に出場した場合>
ここまで何度も「練習なし」と書いてきましたが、3年8月1週以降にはじめて練習した場合は新たにトラブルが発生したとしても爆発はしないはずです。なので3年8月1週以降(最大4ターン)はトラブルの爆発を気にすることなく好きな練習をしていただいてOKです。
5.イベントの推奨選択肢
練習も試合操作もしない場合はイベントが経験値の獲得源になりますので、イベントで推奨する選択肢を説明します。
基本的な考え方
なるべく得られる経験値が多くなる選択肢を推奨しています。また、練習をしないため監督評価の獲得もイベントに依存することになります。
監督評価が上がればスタメン出場の機会が増え、それがスカウト評価・指名順位の上昇につながり、ドラフト会議後に獲得できる経験値が増える可能性があるため、監督評価が上がる選択肢も推奨しています。
一方、チームメイトの評価を上げても仕方ないため、仲間評価が上がる選択肢は非推奨です。
なお、部員との不定期イベントで行くか行かないか選択できるものがありますが、それは基本的に「行く」一択です。
「お金がかかるイベントもあるじゃないか!」と思う方もいると思いますが、ショップでの極意書の金額は(割引がなければ)7,500円で、得られる経験値は「30」です。
一方、部員とのイベントで得られる経験値は基本的に「30以上」であり、かつ7,500円以上を消費するケースは(お得にアイテムを購入するイベントを除けば)ありません。
したがって、コスパを考えた場合、部員の誘いを引き受ける方がお金を有効活用できるため、不定期イベントで行く・行かないを選択できるものは原則「行く」前提で推奨選択肢を書いています。
定期イベント
ここに載せていない定期イベントはどの選択肢を選んでも大して変わらないと思いますので好きな選択肢を選んでください。
ライバル校のうわさ(2年9月4週) :監督評価が+5される「みんな、もっとがんばろう!」を推奨します。
2年秋の大会1回戦(2年10月1週) :試合後に監督評価が+10される「仲間を信じてがんばろう!」を推奨します。
前回の主人公のドラフト指名(2年12月1週) :監督評価が+5される「ま、やれるだけやります」を推奨します。
クリスマス(2年12月4週)※彼女なし :監督評価が+5 or 10される「用事はないけど、出かけよう」を推奨します。
初詣(2年1月1週) :1人で行ってもチームメイトと行ってもいいですが彼女候補(マネージャー)全員の評価+20 かつ モテモテになる「彼女がほしい!」を選んでください。
これを選んでおくと高確率で数週間以内に告白されます。彼女がいればバレンタインやエピローグで経験値やアイテムがもらえて育成を有利にすることができるため「野球がうまくなりたい」よりも効果的となる可能性が高いです。
おみくじ(2年1月1週) :初詣後のおみくじです。大凶が出ない限りは経験値が得られるので「引く」を推奨します。
マネージャーから告白 :告白されたら迷わず「好きだよ」を選んでください。※本来は不定期イベントですが初詣で「彼女がほしい!」を選んだ場合高確率でバレンタインまでに発生するためここに記載しています。
新入部員の入部(3年4月1週) :精神+10の「まあ、がんばれ。」を推奨します。
3年夏の甲子園1回戦(3年8月1週) :「全力を出し切るぞ!」を選択して負けた場合は筋力+20、「いつもの野球をしよう!」を選択して負けた場合は精神+20です。好きな方を選んでください。
3年夏の甲子園決勝(3年8月4週) :精神+10の「オレたちなら勝てる!」か「思いっきり楽しもう!」を推奨します。
不定期(ランダム)イベント
全ての不定期イベントについて説明はできないため主要なもののみ載せました。ここに載せなかった不定期イベントはどの選択肢を選んでも大して変わらないと思いますので好きな選択肢を選んでください。
ダイジョーブ博士の手術 :個人的には「特殊な技能を身につけたい」を推奨します。
この選択肢は体感だと「とにかく野球がうまくなりたい」よりも成功確率が高いです。これまで試した体感だと半々くらいだと思います。
これで成功すると「センス○」+特殊能力が1つ得られます。特殊能力はランク系上昇や相殺可能なものの場合もあれば、相殺不可能なものの場合もありますが「センス○」が付けばイベントに獲得源を依存する経験値を有効に活用できるため、ランク系や相殺可能な特殊能力になることを祈ってトライしてみてもいいと思います。
なお、失敗した場合は基礎能力が下がって「センス×」が付きますが、特定の基礎能力が低い選手を作りづらい千将高校において、それは悪いことだけではないはずです。よって自分は「特殊な技能を身につけたい」を推奨します。
アルバイト :練習しないなら常に体力はMAXに近いはずなので、一番お金がもらえる「ハウスクリーニング」一択です。
また、同じアルバイトを複数回やると[元々のバイト代 × 1.5]の金額がもらえることがあります。
この時はアルバイトの給料が1割アップする「働き者」も付いたため「(8,000円×1.5)×1.1=13,200円」になりました。当然元々のバイト代が高い方が1.5倍された金額も高くなるので、基本的にハウスクリーニングがベストの選択肢です。
飲食店等での食事 :千将では喫茶店、ファミレス、学食、カフェ、ハンバーガー店、牛丼屋、中華料理店で飲食をするイベントがあります。それらのイベントでは「一番安い・真ん中・一番高い」メニューのどれを食べるか選ぶことになりますが、どの選択肢を選んでも基本的に得られる合計の経験値は変わりません。高い方が体力の回復量は多いですが、練習なし育成においてはほぼ関係ありません。ただし、一番高い料理を頼んだ場合は特殊能力のコツを得られます(※イベントによっては一番安い料理でもコツが得られる)。したがって、最も安価 or 一番高価 が選び得る選択肢です。
自分は基本的に最も安価なメニューを選んでいますが、コツ取得を狙うのも悪くないと思います。
宝くじ :沢山買った方が当たる確率も高いので「オレは思い切って30枚だ!」を推奨します。
もし当たった場合は経験値+11,000円(当選金額20,000円-購入金額9,000円)が得られます。
一方、はずれた場合でも9,000円で経験値を40得られると考えれば買い物ではありません。よって「オレは思い切って30枚だ!」がベストです。
アイテム購入 :千将ではスポーツ用品店やドラッグストア、デパートなどに行ってお得にアイテムを購入するイベントがあります。練習・試合操作なしの場合に購入するケースは少ないかもしれませんが、最初に行かない選択肢を選ぶよりも行く選択肢を選んでから「欲しい物はない」を選択した方が多くの経験値を得られる場合もあります。
特殊能力の本を買うイベントの場合は、丁度付けようと思っていた特殊能力があればその本を買うのもいいと思います。
指南書を買うイベントは購入を推奨します。
空き地に行く :「草むらの中を見てみよう」を推奨します。「土管の中を見てみよう」を選んで見つからなかった場合にただの損になるので。
6.試合
時間がもったいないのでもちろん全試合「COMにおまかせ」を選択してください。
7.プロ入り
今回育てた平賀はドラフト8位でプロ入りしました。やはり試合操作なしだとスカウトの評価は上がりづらいですね。
<育成履歴>
実は野良天才だったことが判明し、基礎能力が上がってしまいました...
こういう検証の時に引かなくてもいいと思うんですけどね、仕方ありません。
というわけで、育成履歴がこちらです。初詣で「彼女がほしい!」を選んだので、無事バレンタイン前に彼女ができました。行動選択は甲子園決勝まで勝ち進んだため48回です(もちろん全部「回復」で練習なし)。獲得した金額はプロ入り後に彼女からもらったアイテムも売り払った結果80,000円以上となり、そのお金は極意書の購入に充てました。その結果総獲得経験値は「1509」となりました。
<最終的な能力>
できあがった選手がこちら。天才になってしまったので1軍でもおかしくない能力になってしまいましたね...。まぁでも天才の場合はサークル設定・練習・試合操作なしでも1軍レベルが作れる可能性があることの証明になったと思いますので、これはこれで悪くなかったと思います。
■次回予告
思った以上にボリュームのある記事になってしまいアメブロの文字数制限に引っ掛かりそうなので、今回はここまでにしておきます。次回は「作成編-その2」として、3周目~5周目の選手の作成過程と育成結果を載せたいと思います。ちなみに3周目の主人公は「3.次年度の主人公選択」で触れたとおり「仙波」です。※確認したらほぼ推測どおりの能力でした。
<再掲>
次回の記事はこちら↓
以上、オリジナルチーム作りにおけるサクセス「千将高校編」の活用方法(作成編-その1)でした!
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