少し日が経ってしまって恐縮ですが、今回はパワプロ2024-2025(2024年版)で参加させていただいた「劇空間ペナント」(主催者:ともともさん)の感想です。

感想と言いつつ、自分の参加チームの記録も兼ねています。

 

※劇空間ペナントの各記事のリンクは主催者であるともともさんのブログ記事に掲載されています↓

 

1.自分の参加チーム

ファーステックス・クレインズ」(パ・リーグ)と「北信越ゼブラズ」(セ・リーグ)が参加させていただきました。

クレインズは打のチーム、ゼブラズは投・守のチームで、どちらも2022の時から作っているチームです。ゼブラズの他の方のペナント企画への参加は初だったと思います。

※他の方の参加チームはこちら↓
 
2.9年間の自チームの活躍
[順位の変遷]
クレインズの9年間の順位変遷は2位→2位→4位→6位→4位→3位→6位→5位→3位でした。先発の核であるゴールドバーグ、鳥羽、黄田がいずれも開始時から30代であり能力衰退が懸念されること、主力に外国人が多いチームのためオフに帰国すると一気に弱体化することなどの理由から強さを維持するのは難しいと思っていまして、やはり3~5年目はBクラスとなりました。しかし、茶木やホワイトなどの若手の台頭があったり、空いた外国人枠にイーリィや郭賢珉やベイカーなどが入ってきたりした結果、6年目と9年目で再びAクラス入りを果たしました。
 
一方ゼブラズは2位→4位→3位→3位→2位→3位→1位→3位→3位と、2年目以外のシーズンでAクラス入りを果たすという非常に安定した成績でした(7年目は日本一)。ゼブラズは開始時の主力野手に20代後半以上が多いことからどこまで耐えられるかな~という感じでしたが、意外にも最後の年までスタメンで頑張っていた選手も多かったこと、開始時に若手だった投手の松本や小松・野手の国分や飯田(途中マルーンスパークスに移籍)の成長があったことが好成績の維持につながったのかもしれません。また、仮に帝国エンペラーズがいなければゼブラズが勝ちすぎていたかもしれないので、エンペラーズの存在は自分としてはありがたかったですね。(自分の企画の時もそうでしたが)全体的なチームのバランスを取る企画が多い中、打倒エンペラーズを目指す構図ができあがっていったことは劇空間ペナントのユニークで面白かった点でもありました。
 
トータルの成績等の詳細はともともさんがブログにまとめてくださっています↓
[通算勝率]
クレインズは600勝665敗22分の勝率0.474、ゼブラズは659勝601勝27分の勝率0.523だったようです。5割を超えたゼブラズは流石ですね。クレインズはリバイバーズやバロンズなどの強豪チームがいる中でよく頑張ったと思います。
 
 
[交流戦勝率]
交流戦は...
となり、クレインズは交流戦通算勝率0.424、ゼブラズは通算勝率0.469でした。クレインズは交流戦だとDHがない試合があって紫雲を活かせないので仕方ありませんね。ゼブラズは5年目以降の成績があまり良くありませんでしたが、これは逆にDHを活用できなかったのでしょうかね。まぁ1シーズンあたり18試合しかないので、単にケガやスランプが重なっただけかもしれませんが。
 
 

[タイトル受賞者]

・1年目(F):鳥羽(最多勝)、青池(最優秀中継ぎ)

・1年目(H):長岡(沢村賞)、金沢(最多奪三振)

・2年目(F):ゴールドバーグ(最多勝、最高勝率、最多奪三振)、一色(最多安打)

・2年目(H):長岡(最優秀防御率)

・3年目(F):一色(首位打者、最高出塁率)、紫雲(本塁打王、打点王)

・3年目(H):金沢(最多奪三振)

・4年目(F):紫雲(本塁打王)

・4年目(H):国分(盗塁王、最多安打)

・5年目(F):イーリィ(最優秀防御率)、シアン(最優秀中継ぎ)

・5年目(H):高岡(最多奪三振)、小松(最優秀中継ぎ)、国分(盗塁王)

・6年目(F):紫雲(本塁打王)

・6年目(H):飯田(盗塁王)、国分(盗塁王、最多安打)

・7年目(F):紫雲(本塁打王、打点王)

・7年目(H):高岡(シーズンMVP、最優秀防御率)、岡安(新人王)、飯田(盗塁王)

・8年目(F):タイトル受賞者なし

・8年目(H):国分(首位打者、盗塁王、最多安打、最高出塁率)

・9年目(F):タイトル受賞者なし

・9年目(H):高岡(最多奪三振)、古賀(最多安打)

 

やはり目を見張るのは紫雲ですかね。紫雲はDH専なので交流戦の半分は試合に出ませんが、その中で本塁打王4回というのはなかなかの活躍ぶりだったと感じます。あとは後半に国分がいくつものタイトルを獲得してくれたのは嬉しかったですね。飯田がマルーンスパークスから声がかかるくらいの成長を遂げてくれたのも良かったです。

 

 

[ベストナイン]

・1年目(F):グリーン(二)、一色(三)、紫雲(DH)

・1年目(H):長岡(投)、鳥羽(外)

・2年目(F):ゴールドバーグ(投)、グリーン(二)、一色(三)、紫雲(DH)、(他球団移籍のブラックが選出)

・2年目(H):選出者なし

・3年目(F):一色(三)、紫雲(DH)、(他球団移籍のグリーンとブラックが選出)

・3年目(H):選出者なし

・4年目(F):(他球団移籍のグリーンとグレイが選出)

・4年目(H):選出者なし

・5年目(F):茶木(捕)、紫雲(DH)、(他球団移籍のグリーン)

・5年目(H):小松(投)、古賀(外)

・6年目(F):ホワイト(外)、紫雲(DH)

・6年目(H):国分(一)

・7年目(F):島田(外)、紫雲(DH)

・7年目(H):グレアム(外)

・8年目(F):ベイカー(一)、紫雲(DH)

・8年目(H):国分(一)、上田(二)、古賀(外)

・9年目(F):選出者なし

・9年目(H):古賀(外)

 

クレインズの主力が外国人たちが早々に去ってしまったのは残念でしたが、その選手たちが他球団で選出されたのは嬉しかったですね。元々そのチームにいた選手たちからポジションを奪ってしまったのは申し訳ないですけど(・・;

また、彼らが抜けたからあとにイーリィやベイカーらが穴を埋めてくれた点はうまくいったなと感じました。それと紫雲が毎年のようにDHで選出されていたので他球団の選手には申し訳なかったですが、自分の中で最も思い入れのある選手なのでお許しください...。

一方のゼブラズは2~4年目は選出者なしでした。これは投守のチームなので通常通りかなと思います。その分GG選出者が多いですし。

 

 

[ゴールデングラブ]

・1年目(F):鳥羽(投)、グリーンズ(投)

・1年目(H):氷見(三)、柏崎(外)

・2年目(F):グリーン(二)

・2年目(H):上田(二)、氷見(三)、柏崎(外)

・3年目(F):(他球団移籍のブラックが選出)

・3年目(H):上越(捕)、上田(二)、加賀(遊)、柏崎(外)

・4年目(F):国分(投)、郭賢珉(一)

・4年目(H):上田(二)、加賀(遊)、柏崎(外)、中森(外)

・5年目(F):国分(投)、郭賢珉(一)

・5年目(H):上越(捕)、上田(二)、柏崎(外)

・6年目(F):イーリィ(投)、コリアー(一)、服部(三)

・6年目(H):上越(捕)、上田(二)、氷見(三)、柏崎(外)、中森(外)

・7年目(F):鳥羽(投)、ベイカー(一)、駒居(遊)

・7年目(H):上越(捕)、上田(二)、氷見(三)、柏崎(外)

・8年目(F):国分(投)、ベイカー(投)、新津(二)

・8年目(H):上越(捕)、国分(一)、柏崎(外)

・9年目(F):赤井(投)、ベイカー(投)

・9年目(H):上越(捕)、国分(一)、柏崎(外)

なんと柏崎は9年連続!外野は3枠あるため1人で独占したわけではないのでここもお許しいただければ。

一方クレインズは7年目に鳥羽が受賞したことに驚きました。年齢的には引退していてもおかしくなかったと思いますが、かなり頑張りましたね。9年目の赤井の受賞も良かったです。赤井は開始時ツーシームしかない投手でしたがフォークを習得して成長しましたね。自分の中でも習得するならフォークが合うと思っていたのでそこも含めて理想通りの成長を遂げてくれました。

 

 

[国際大会]

自分はペナントの国際大会が結構好きなので、1つの記事として毎回まとめてくださっていたのは嬉しかったです。なお、自チームからの選出や結果は以下のとおりでした。

 

3年目のWCB

金沢(先)、軽井沢(中)、紅月(中)、鳥羽(外)

→日本優勝、鳥羽が最多安打&B9

 

5年目のIBC

小松(中)、紅月(中)、古賀(外)

→日本優勝、古賀がB9

 

7年目のWCB

小松(中)、青池(中)、上越(捕)、国分(一)

※ホワイト(外)がオランダ代表に選出

→日本優勝、上記の中でタイトル獲得者はなし

 

9年目のIBC

赤井(先)、小松(中)、紫雲(DH)、国分(一)

→日本グループリーグ敗退、上記の中でタイトル獲得者はなし

 

日本の優勝が多かったことやクレインズ・ゼブラズから選手が毎回選ばれていたところももちろんよかったのですが、ホワイトがオランダ代表に選ばれていたのが結構嬉しかったですかね。ホワイトはオランダ出身ながらも日本の高校を卒業した設定なので、外国人登録枠を圧迫しない&オフの帰国がありません。なので年数が経過して育ってくれれば母国の代表に選ばれる可能性があるたっめ、7年目の国際大会のメンバーに選出されたのは理想的な形でした。

<ホワイトの初期能力>

↓「国際大会○」により代表選出確率上昇

↓国・地域が「オランダ」、球歴が「高校」であるため外国人枠ではないが国際大会では母国の代表

 

 

3.全体の感想

[更新頻度について]

結構コンスタントに更新をしてくださったので飽きることなく楽しませていただきました。あれだけしっかり経過をまとめながら頻度を保って更新されていたのはとてもすごいと思います。

 

[記事の分け方について]

自分としては勉強になりました。自分がオリペナ企画をやったときは[開幕~7月末/8月~日本シリーズ/オフシーズン]という感じでした。これは自分のまとめやすさを重視してそうしていましたが、開幕~7月末を一気にまとめてしまうと場合によってはそのシーズンの順位が結構見えてしまって面白みが薄まってしまう懸念があります。ただ、ともともさんのまとめ方を見て「トレードや新外国人の関係で7月末で区切るのはいいけど、7月末時点の順位は8月~日本シリーズの記事の冒頭に持ってきてもいいかもしれないな」という気付きを得ました。実際に次に自分が企画を実施する機会があれば、その時はともともさんのまとめ方を参考にさせていただきたいなと思っています。

 

[内容について]

毎回マルーンスパークスをメインにしながらも他球団の情報もしっかりまとめてくださっていたので自分としては本当にありがたかったです。特にドラフト選手や新外国人選手の能力を載せてくださっていたので「今回のドラフト選手は期待できそうだな」とか「あ、あのチームに加入した外国人強くていいな~」とか思いながら楽しく読ませていただきました。

また、各項目(本塁打や奪三振など)のランキングが分かる画像を載せられていてとても分かりやすかったです。

<以下の画像はともともさんのブログに掲載されているものではなくイメージ>

これも機会があれば自分も取り入れたいと感じました。振り返りの記事も情報量が豊富でしたし、順位の変遷がグラフでまとめられている点も振り返りやすくてよかったです。

また、注目選手という形でともともさんの気になった選手を取り上げられていたのも面白い取り組みだったと思いました。

 

[チームの書き出し・アップ]

書き出したチームをLIVEにアップしてくださったので、自チームの選手や移籍した選手の能力がどうなっているのか確認できるのがありがたかったです。

 

[面白かった点などなど]

日南マウンテン・ペアーズとファーステックス・クレインズの両方に条件を満たすとマイライフ18年目に登場する古賀(投手版)が所属しているんですが、途中で日南の古賀がクレインズに来て、同一人物が同チームに2人になったのは面白かったです。ちなみにクレインズの古賀のパワターは実際の再現であるのに対して日南の古賀のパワターには少しアレンジが加わっているので、どっちがどっちか分からなくなることはありませんでした。

また、クレインズに最初から所属している奥居(マイライフの再現)が自由契約になることも移籍することもなくチームに残ってくれたのは結構嬉しかったですね。そもそもクレインズはマイライフ初期能力の奥居が試合にある程度出場するためにはどういう形がいいのかを模索した結果、奥居が外野の守備固めでの出場機会があるようにしようとの結論に達して打のチームにした(+ゼブラズはその反対の投・守のチームにした)という背景があるので、できればクレインズを抜けないでほしいな~と思いながら見守っていました。

それから緋川が通算代打本塁打の記録を更新したのには驚きました。元々代打専として作っていましたが、たった9年で28本も代打本塁打を放つとは思っていませんでした。

<緋川の初期能力>

 

 

4.最後に

こんなに素敵な企画に2チームも参加させていただけて嬉しかったです。あらためて、この度は参加させていただきありがとうございました。そして企画の運営お疲れさまでした!

 

以上、ともともさんの劇空間ペナントに参加させていただいた感想でした。