※カバー画像には「ガンダムウォーネグザ」のカード画像を使用しています。
今回はアニメ『ガンダムビルドファイターズ』に登場する「ルワン・ダラーラ」の再現選手です。
※この記事には『ガンダムビルドファイターズ』のネタバレが含まれていますのでご注意ください。
『ガンダムビルドファイターズ』とは?
ガンダムのプラモデル、いわゆる「ガンプラ」を扱った作品。ビルドファイターズの世界では現実世界と同様に他のガンダム作品はテレビアニメ等として扱われている。これまでのガンダム作品は戦争や人の生死が伴う重いストーリー展開だったが、ビルドファイターズはガンプラをテーマとすることで友情・仲間・ライバルとの切磋琢磨などをテーマにした王道の少年アニメ作品となっている。
舞台はガンプラに使われているプラスチックのみに反応する特殊な粒子「プラフスキー粒子」が発見されて10年が経過する世界で、ガンプラバトル選手権世界大会は7回目を迎えようとしていた。主人公は実家が模型店を営み、第2回世界大会で準優勝した父を持つ「イオリ・セイ」。セイは優れたガンプラ制作技術を持つもののバトルは不得手で毎年選手権予選に出場するも敗退を繰り返していた。そんなある日、セイの前にもう1人の主人公である謎の少年「レイジ」が出現。レイジは初めてのガンプラバトルで卓越した操縦技術を披露し、セイはレイジに「一緒に選手権に出場してほしい」とお願いするも当初レイジは乗り気ではなかった。しかし、セイが通う中学校の生徒会長であり模型部部長の「ユウキ・タツヤ」との一戦を経験したことにより、ユウキを倒すべくレイジは大会出場を決意。こうしてセイとレイジはともにガンプラバトルに身を投じることとなった。
ルワン・ダラーラの作中での活躍
ルワン・ダラーラはガンプラバトル選手権世界大会常連のタイ代表。第7回世界大会での使用ガンプラは「アビゴルバイン」。元々はタイ代表のベースボールプレイヤーでメジャーからお呼びがかかったほどの逸材。生涯打率は8割9分9厘。第2ピリオドのバトルロワイヤルではスタービルドストライクのアブソーブシールドの弱点を初見で見抜く鋭い観察力・洞察力を発揮。第3ピリオドのウェポンバトルによる野球対決では野球で培った実力を遺憾なく発揮し、(レイジが右手首を痛めていてそれまで十分に実力を発揮できていなかったのもあるが)セイたちの切り札を引き出すなど強敵として二人の前に立ちはだかった。
選手能力・パワナンバー
上記の活躍をもとに再現選手を作成。緑特能は「強振多用、積極打法」。「国際大会○」もあり。
パワナンバー:11000 61110 03031
■プロフィール
ポジション:野球対決で打席に入る際に「ピンチヒッター、4番サード、ルワン・ダラーラ、背番号43」とアナウンスされていたため三塁手として作成。
経歴と出身:タイ代表なので海外。国・地域をタイにしたかったが選択肢にないため「その他」に。
生年月日:不明であるため誕生日は第3ピリオドの野球対決回が放送された1月6日に。年齢は野球選手からガンプラビルダー/ファイターに転身したことと見た目からこのくらいと判断。
背ネーム:野球対決の回でスタジアムが出現した際の電光掲示板の表示を参考。
■基礎能力
打撃能力:ミートは生涯打率からかなり高いと判断。ただし、特能も考慮してSにはせずAに。パワーもビルドストライクの1球目をファールにした際にラルが「あのスイングスピードは!」と驚いていたことやPPSE社の会長秘書が「彼の実力なら簡単にホームランにできたはず」と述べていたことからかなり高いと判断。あの世界でモビルスーツの性能と操縦技術がどれほど比例するのかは不明なものの他に判断材料もないので。
走力:不明なので適当。速そうにも遅そうにも見えない。
守備能力:不明だが、守備が不得意そうには見えない。逆にどちらかというと隙がないタイプに見えるのでやや高めでいいと判断。
■特殊能力
チャンスB:なんとなくチャンスは逃さないイメージあり。
安打製造機:生涯打率が9割近いため。
パワーヒッター:「彼なら簡単にホームランにできたはず」という会長秘書の発言より。
プルヒッター、カット打ち、積極打法:野球対決で初球をスイングしてファールにした際の打球は引っ張り方向。
固め打ち:あれだけ生涯打率が高ければほぼ常に猛打賞だったと思われる。
粘り打ち:ビルドストライクとの野球対決で全球バットに当てている。
調子安定:あれだけ生涯打率が高ければ常にバッティングが安定していたはず。
選球眼:瞬時に相手の特性や弱点を見抜くルワンの観察力や洞察力を表現したかった。
国際大会○:元々野球のタイ代表だった点やガンプラバトル選手権世界大会常連であることを踏まえて付与。
強振多用:野球対決は全球強振だったように見える。
■その他
成長タイプ:普通
パワター:髪を縛っているところとヒゲは表現できたものの全体的にしっくりきていません。でも自分ではこれ以上寄せられないです(・・;
野球選手としての経歴の推測:野球対決直前にラルが「野球で勝負するならセイ君たちが有利になるな」「どんな超一流のバッターでも打率は3割が限度。つまりピッチャー側には7割近い勝率があるということ。しかも初対戦で相手の球筋や癖も分からない」と述べていることから、ラルは基本的な野球知識を持ち合わせていて、有名な選手なら知っていると思われますが、ルワンが野球選手だったことを把握していたようには見えません。PPSE社の会長秘書曰く「メジャーリーグからお呼びがかかったほど」とのことですが、仮にメジャーでプレイして活躍していたとすればラルはそれを認知しているはず。よってルワンはメジャーからお呼びはかかったが実際にはプレイしていないか、メジャーでは活躍できなかったと考えられます。ただ、「生涯打率8割9分9厘」ということなのでメジャーで活躍できなかったとは考えづらいです(活躍できなかったらもっと生涯打率は低いはず)。もちろんメジャーに上がれずマイナー暮らしで生涯打率には反映されなかった可能性もありますが、それだと「メジャーからお呼びがかかったほど」という表現と少し嚙み合わない気がします。よってビルドファイターズの世界にはタイの国内野球リーグがあって「生涯打率」は国内リーグでの通算打率もしくは国際大会での通算打率のことだと思われます。
ちなみに、放送当時直近の首位打者の打率はセ・リーグが.340(阿部慎之助:巨人)、パ・リーグが.312(角中勝也:ロッテ)。ラルの「超一流の打者でも3割が限度」という発言と照らし合わせると、(ラルの発言が日本のプロ野球を基準としたものなら)ビルドファイターズの世界の野球界は現実よりも投高打低で、2025年現在の現実のプロ野球界と近い環境だったのかもしれません。
以上『ガンダムビルドファイターズ』のルワン・ダラーラの再現でした。
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