簡単に言うと、NCAの腹筋は、
仰向けで、お腹を押さえて息を吐くだけです。
おはようございます。今朝は朝から雨降り。かなり冷えるので、首故障予防にタートルネックで練習へ向かいます。
社交ダンサー&
NCAコンディショニングインストラクターの
🌹Manaです。
体幹が弱い!といわれたから![ダウン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
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お腹が出てきたから![ダウン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
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とか、色んな理由で腹筋ってやろうかなと思う方いると思います。
一般的には、
いわゆる、三角に足を立てて、起き上がる系の腹筋や、両足を伸ばしたままに床から上げたり下げたり、や、いっきにV字バランスになる腹筋、などがありますが、
こういう腹筋は、腹直筋よりも股関節屈曲を担う腸腰筋の運動になりやすいので、NCAコンディショニングでは、推奨しません。
腸腰筋は、常に使いすぎの筋肉であり、そこをさらに使う運動は、筋バランスを崩し腰痛などの原因にもなります。
もともと腹直筋が使えていない方は、なおさら、代償で、腸腰筋を使って腹筋運動をしますので、体幹が弱いから腹筋つけたい!!という時に安易によくある腹筋運動をするのはNGです。
代わりに何をやるというかと言うと、
仰向けになり、頭が少し上がるようにクッションなどをおいて、いわゆる腹筋運動するような立て膝で寝ます。膝をとじてね。
そして、瓶か、300mlくらいのペットボトルか、げんこつを、おへその下にあて、反対の手で上から押したまま、息を吐きます。吐くときに瓶が下がるようにします。
各30回ほど、
○おへその下
○みぞおち
の二カ所でやるとなお効果的です。
これだけです。
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
と呼ばれる、腹直筋のトレーニングです。
こんなんで?と思うようなトレーニングです。
が、ちゃんと効果があります。
このエクササイズをする前に膝をのばし長座をして、どのくらい背中が立てやすいかを感じておきます。
エクササイズをした後、この長座でより骨盤が立てやすく、背中が伸ばしやすくなります。
これは、促通といって、使いたい筋肉をさすったり、圧しながら動かすことで、その筋肉の反応がでやすくなり、使えるようになっていく、という手法です。
腹直筋を意識しながら、圧しながら、息を吐くことで使えるようになります。
腹直筋は、背骨を立ち上げる多裂筋とペアで働くので、
腹直筋が使えてくると、多裂筋の反応が高まり、背骨を立ち上げてくれるのです![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
背骨のS字湾曲がよい状態になるので、立った時の安定感も出ます。
この面白さ、伝わるといいな。
確実に、腹直筋を使えるようにしたいなら、簡単で、他の筋肉の代償を使わずにでき、安全な、
腹直筋の反応を引き出す
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
を是非やってみて下さい。
~楽チンなトレーニングでも、筋肉の反応を引き出せます~
コンディショニングでは、
筋肉にアプローチして、
美しく心地よく機能的に動ける身体、
不調のない身体を目指していきます。