簡単に言うと、NCAの腹筋は、

仰向けで、お腹を押さえて息を吐くだけです。




おはようございます。今朝は朝から雨降り。かなり冷えるので、首故障予防にタートルネックで練習へ向かいます。

社交ダンサー&

NCAコンディショニングインストラクターの

🌹Manaです。

 

体幹が弱い!といわれたからダウン

お腹が出てきたからダウン

とか、色んな理由で腹筋ってやろうかなと思う方いると思います。




よし、腹筋を鍛えよう!!というとき、



一般的には、



いわゆる、三角に足を立てて、起き上がる系の腹筋や、両足を伸ばしたままに床から上げたり下げたり、や、いっきにV字バランスになる腹筋、などがありますが、




こういう腹筋は、腹直筋よりも股関節屈曲を担う腸腰筋の運動になりやすいので、NCAコンディショニングでは、推奨しません。



腸腰筋は、常に使いすぎの筋肉であり、そこをさらに使う運動は、筋バランスを崩し腰痛などの原因にもなります。



もともと腹直筋が使えていない方は、なおさら、代償で、腸腰筋を使って腹筋運動をしますので、体幹が弱いから腹筋つけたい!!という時に安易によくある腹筋運動をするのはNGです。




代わりに何をやるというかと言うと、




仰向けになり、頭が少し上がるようにクッションなどをおいて、いわゆる腹筋運動するような立て膝で寝ます。膝をとじてね。



そして、瓶か、300mlくらいのペットボトルか、げんこつを、おへその下にあて、反対の手で上から押したまま、息を吐きます。吐くときに瓶が下がるようにします。






各30回ほど、

○おへその下
○みぞおち

の二カ所でやるとなお効果的です。



これだけです。






音譜シットアップ

と呼ばれる、腹直筋のトレーニングです。




こんなんで?と思うようなトレーニングです。



が、ちゃんと効果があります。




このエクササイズをする前に膝をのばし長座をして、どのくらい背中が立てやすいかを感じておきます。



エクササイズをした後、この長座でより骨盤が立てやすく、背中が伸ばしやすくなります。


これは、促通といって、使いたい筋肉をさすったり、圧しながら動かすことで、その筋肉の反応がでやすくなり、使えるようになっていく、という手法です。


腹直筋を意識しながら、圧しながら、息を吐くことで使えるようになります。


腹直筋は、背骨を立ち上げる多裂筋とペアで働くので、


腹直筋が使えてくると、多裂筋の反応が高まり、背骨を立ち上げてくれるのです爆笑


背骨のS字湾曲がよい状態になるので、立った時の安定感も出ます。



この面白さ、伝わるといいな。




確実に、腹直筋を使えるようにしたいなら、簡単で、他の筋肉の代償を使わずにでき、安全な、




腹直筋の反応を引き出す
音譜シットアップ



を是非やってみて下さい。


 



~楽チンなトレーニングでも、筋肉の反応を引き出せます~
 
 
 
 
 コンディショニングでは、
 
筋肉にアプローチして、
 
美しく心地よく機能的に動ける身体、
 
不調のない身体を目指していきます。
 
 
 
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