こんにちは!
今朝は朝早くからレッスンでした。


レッスン時に、どこかが痛かったり、動かしずらかったり、疲労がたまっていると、せっかくの時間、吸収できるものも半減してしまいす。


その点において、やはり、


“ 普段から身体の隅々まで良い状態にしておくこと ” 


“ 練習前は使いやすい身体にコンディショニングできること ”


大切だなと思います。



どこかが痛ければ、思いっ切り踊ることはできないし、パートナーも不安になりますし、どこかで気を使い消極的な踊りになります。

貴重な機会に、最大限のパフォーマンスにチャレンジをしきれない、ということにもなります。

これは、練習やレッスンだけでなく、試合やデモでも同じことが言えますよね。


痛みのない、動きやすい、Good conditionな身体で思いっ切りチャレンジできる


セルフコンディショニングの知識や技術を持つことは、こんな側面からも、パフォーマンス向上を後押ししてくれます。



初めましての方へ


さて、筋肉についての豆知識。
第4話。



今日のテーマは、呼吸



“正常な呼吸”って何??
これは、4つの筋肉が使えているということ。



4つの筋肉、すなわち、呼吸をすると働き、軸をつくる「コア」と呼ばれる筋肉たち



①横隔膜
(呼吸筋はこれだけ。肋骨の中にあって、上がったり下がったりすることで呼吸を行う)


↑↓相反関係(ペアで働く)


②腹横筋
(吐いた時に働く。ウエスト周りに巻きつくようにある。)


③多裂筋
(②が働くと連動し働く。背骨についており、背骨を立ち上げ、椎間を保持する=骨と骨の距離間をたもつ)


④骨盤底筋群
(吐いた時に働く。座骨についていて、骨盤を安定させる)



です。


①は、吸った時に収縮、
②③④は、

吐いた時に収縮し、コアを安定させます。




呼吸が浅い
=コア(軸)が安定しない、ブレやすい


つまり、



息をしっかり吐ける
=コア(軸)が安定し、手足が自在に動かせる



ということに繋がります。



なのでまずは、

息を吐くということは大切で、
吐けるようになると、コアが安定する!!

と覚えて下さい。




コンディショニングでは、このコアの筋肉を正しく使えるようにするため、

使いたい筋肉を意識的に使う、アクティブコンディショニングという種目では、かならず吐く呼吸と同時に行ったり

ハーフポール上で両手足を上げて、バランスをとるコアトレを行います。

ハーフポール上で力まずにバランスがとれない時は、正しく吐くことで、できるようになってきます。

ポール上で、バランスがとれない場合や、手足に力が入る場合は、コアでバランスをとれていないことが分かるので、今の状態を確かめることができます。






第4話のポイント
○呼吸することで軸を作るのがコアと呼ばれる4つの筋肉(横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群)
※コアの定義は様々ありますが、NCAでは上記の4つの筋肉をさして使っています


息を吐くということは大切で、
吐けるようになると、コアが安定する!!


○コアが使えているかは、ハーフポールに仰向けに寝て、両手足を上げて、力まずにバランスがとれるか、また、そのまま両手足を力みなく動かせるかで調べられる




次回は、
なんでコアが働くことが大切なの??表層筋と深層筋のお話。 
をお届けします。






NCA認定指導者
🌹Mana