こんにちは!今日は、雨ですね。

昨日は、教室に通われているお客様に、背骨周りのコンディショニングをお伝えしました。

私がポールに乗っていたら、気持ちよさそうね~と興味を持って頂きました。

是非是非~と、おすすめしました。ポールに寝られると、

○肩甲骨周りがとても気持ちいい~

とおっしゃっていました。

久しぶりに実家に泊まり、昨夜は私の母もポールにのってから就寝。

○ポール乗ると本当によく眠れるわ

と今朝言っていました。
母はポールで睡眠薬がいらなくなりました。



コンディショニングこれからも、広めていこうと思います。


さて、本題へ。


今日は、

なんで筋肉が硬くなってしまうのか?


の話。




筋肉は、収縮力と弛緩を繰り返しています。

この時に大切なこと、覚えて欲しいことは、

筋肉は必ずペアで動いている
ということ。





例えば肘を曲げる時は、

力こぶができる上腕二頭筋が縮んで

お肉が付きやすい二の腕の下側にある上腕三頭筋は伸ばされて

みたいに。






肘を曲げるとき、

主に使われるのは、上腕二頭筋。
これを主導筋といいます。



これに対して、
裏側の上腕三頭筋は、拮抗筋といいます。



こんな感じで、筋肉は主導筋拮抗筋によって身体を動かしています






そして問題なのは、

日常動作の多くや、踊りも、

同じ向き、同じ動き、同じ姿勢の繰り返しであるということ。




その結果、
脳はいつも同じ命令を出すので、よく使われる筋肉は元に戻りづらくなり、

例えば、力を抜いても肘や膝が曲がったままになるのです。

例えば、上腕二頭筋は収縮したままになり、上腕三頭筋は伸ばされたままになり、どちらの筋肉も硬くなります。



主導筋
→収縮したまま
→使いすぎ
→疲れている
→緊張したまま
→硬くなる 




拮抗筋
→いつも引っ張られたまま
→使われなさすぎ
→収縮できない
→命令が来ない
→萎縮する
→硬くなる



になってしまうのです。




なので、このどちらの筋肉も弾力を取り戻すためのコンディショニングを行っていくのです。



同じように、筋肉の使い方のアンバランスは、その人の生活習慣やくせ(前傾姿勢での作業、パソコン作業、足を組む、片側に鞄をかけるなど)やスポーツの特有の使い方により、全身の筋肉において生じます。




コンディショニングでは、

使いすぎの筋肉をコンディショニングして、弾力を取り戻し(リセットコンディショニング)、

使えていない筋肉は、使い方を教えるように、正しいポジションで収縮させるような動きを繰り返します(アクティブコンディショニング)。
使えていない筋肉は、使えるよう(収縮できる)になってくると、弾力が回復します。





第2話のポイント
○筋肉は、主導筋と拮抗筋の二つでペアとなり働いている
○使いすぎの筋肉、使えていない筋肉は硬くなる
○同じ動き、同じ姿勢の繰り返しにより、ペアの筋肉にアンバランスが生じ、どちらも硬くなる

○使いすぎで硬い筋肉→リセットコンディショニングで弾力を回復させられる
○使えていなくて硬い筋肉→アクティブコンディショニングで収縮を促し、弾力を回復させられる






さて、次回はGood conditionな身体の条件、
“姿勢が美しい”とは、何を意味するの?をお届けします。




コチラもどうぞ





それでは、今日もよい1日を。





NCA認定指導者
🌹Mana