美しい立ち居振る舞い(所作)は、美しい踊りの基盤。
“座っている、立っているだけで美しい”を目指そう。
トレーニングも効果的ですが、
まずは、普段から足を閉じることを習慣にすること。
初めましての方へ
1、筋肉に弾力がある
2、姿勢が美しい
3、正常な呼吸
4、正常な体温
5、正常なリンパ還流
6、足裏がきれい
7、肌がきれい
8、立ち居振る舞い(所作)が美しい
9、歩きが美しい
10、安定した心理状態
第9話
美しい立ち居振る舞い(所作)はどうしたら手に入る??
答えは、ずばり、
使うべき筋肉を
使えるようにすること
です。
電車で見てください。
足をきっちり閉じて座れている人はどのくらいですか?
たいていの方は、
○足を開いている
○足を組んでいる
○膝はくっついているが、足元は開いている
です。
何故でしょうか??
それは、足を閉じる内ももの筋肉が、働いていないからです。
現在は、スカートやズボンが主流。着物を着ていた時代より、足元が自由になった分、足を閉じる機会が少なく、筋肉を使わなくなりました。
内ももを閉じる筋肉の代表
=内転筋
内転筋は、骨盤底筋群と連携しているので、
内転筋が使えない
→骨盤底筋群も使えない
骨盤底筋群は、コアと呼ばれる正しい姿勢を維持する4つの筋肉の一つ。
骨盤底筋群が使えないことで、姿勢は崩れてしまうのです。
逆に言うと、
この内ももをしめる筋肉を使えるようになると、
姿勢改善の効果があるということ。
座るときに開いているのに気づいたら、足を閉じる。また、忘れたら、気づいた時に閉じる。
思い出し、気付いたらやってみて下さい。
電車で座った時や、食事中がもっとも意識しやすいです。
食事中なら
なんでもいいのでペンやカードを、膝ではさんで座ると、より効果的です。
現代人の多くが使えていない筋肉の一つ。
内ももをしめる筋肉 内転筋
足を閉じて座ることで、使えるようなってきます。
このように、
使えていない筋肉を意識して使っていくことで、
立ち居振る舞いは美しくなっていきます。
ダンサーならば、
膝がしっかりと伸びる足
左右の足の隙間がなく真っ直ぐな足
になりたいはず。
このような足を目指す場合、
コンディショニングで再教育する筋肉はいくつかあるのですが、
そのうちの一つが内転筋。
コンディショニングでは、仰向けの立て膝の間にクッション入れて挟むエクササイズや、膝下だけを内に回転させる動きなどで内転筋を使えるようにしていきます。
が、今すぐできるのは、足を閉じて座ること。
まずは、意識してみて下さい。
第9話のポイント
○使うべき筋肉を
使えるようにすることが美しい立ち居振る舞いに繋がる
○内転筋←連動→骨盤底筋群(姿勢維持に関わる筋肉)
内転筋が使えていない
↓
骨盤底筋群などが使えない
↓
姿勢が崩れる原因になる
○足を閉じることで
内転筋が使えるようになる
↓
骨盤底筋群などが使われるようになる
↓
姿勢改善
○内転筋が使えるようになると、足のラインも綺麗になる
NCA認定指導者
🌹Mana