これは、2020年7月7日の自分のブログの再掲です。。。
異文化、異人種と戦ってきた、僕の足跡が、コンパクトにまとめられたブログだと
思います。。。
(再掲開始)
ここ、2日間ほど、なんか、ほんわかしたことが、ブログに書きたいと思って、
書いてます。(注、結論、ほんわかしたものには、なりませんでした。。。)
思えば、僕がこのアメブロさんのブログにブログを書き始めてから、僕のブログでの顔も
変わり続けた。
案外、人のアイデンティティーなんて、年を取っても、一定でないのかもしれない、、、
僕は、ポーランドで、ポーランド人の女房と結婚して、23年近く、一緒に暮らしている、、、
けれど、昨日、たまたま、ピンクレディーについてのユーチューブを覗いて、眺めてたら、
女房が横から、眺め初めて、僕にいろいろとコメントし始めた。
でも、結局、女房には、あの頃の日本でのピンクレディーのフィーバーぶりとかは、
わからない訳で、同じように、ポーランドが共産主義時代に、彼女がどんな暮らしをして
いたのか、後から説明の話を聞いたって、日本人の僕には、実感としては、わからない、、、
ああ、国際結婚って、こういうことなんだなぁ、、、って、23年近く経過して、
初めて、納得し始めている、、、
僕は、彼女とは、異人種であり、異文化であり、同じ人間である、と言う項目は、
本当は、いろいろの異、、、の項目が並べられた後に、最後の最後になって、ようやく、
現れてくる。
ちなみに、太郎は、気持ち的には、日本人の魂はどこにも見られず、どこまでも、
ポーランド的で、日系アメリカ人が、どこまでもアメリカ的で、日本寄りの所がなく、
普通の白人アメリカ人よりも、アメリカ的である、と言う説明が、太郎を見ていると
よく、理解できる。。。
ちなみに、僕は、ワルシャワの日本人会には、入っていない。
日本人の経営する、日本レストランで最初、ワルシャワに来て働き始めて、
ワルシャワに駐在している日本人の商社マンとも、カウンター越しに話したりしたけど、
彼らは、僕とは、全く、別の世界の人たちです。
多分、日本人とも思えないような、日本人が、ワルシャワに商社マンとして、
送り込まれている。。。
旅行でワルシャワに来る、日本人もそう、、、ごくたまに、日本人の旅行者が、
僕の職場のレストランに来ることがありますが、僕は、自分からは、近づきません。
だって、ワルシャワに来る、日本人って、変な人が多いからです。
これが、パリとかロンドンとかマドリッドとかなら、もう少しまともな日本人が
来るのかもしれません。
何の話か?
僕は、ワルシャワに23年近くも移民して生活した結果、世界が異、、、ばかりの人たちに
なってしまった。。。それは、日本人も、しかり、です。
僕は、日本人も含めて、すべての人種との共通項が、欠如しているのです。。。
例えば、女房の古くからの知り合いの日本人で、女房が共同経営者として働いてる会社の
社長さんは、共産主義時代のワルシャワにも、駐在したことがあって、ポーランド語の知識も
僕より、しっかりしているのですが、彼に、僕がこの23年近く眺めて来たポーランドについて、
理解させよう、、、とするのは、不可能なのです。それは、彼がコンタクトを取ってきた
ポーランド人のクラスが、まず、違う、、、それに対して、彼は、オフロードが趣味で、
オフロードを通して低いクラスの無教養な人間とも、コンタクトがある、、、というのですが、
趣味で付き合うのと、仕事で付き合うのは、違う、、、
レストランで働いてる、職人のほとんどは、無教養で、原始的で、自分の利益しか
考えない、、、文化的、と言う言葉の対極に位置する、人たちである、、、
僕は、だから、絶海の孤島に流された、漂流民のような、そんな感じなのです。。。
僕は、彼らを理解できるが、彼らは、僕を理解できない、、、
だから、僕が、彼らに理解を示し、援助を施(ほどこ)しても、
彼らから、帰ってくるのは、憎しみだけだったり、します、、、
なぜなら、彼らには、そういう文化的な僕の行動が理解できず、不審の対象にしか
ならないからです、、、
彼らにとって、僕は、異邦(違法)人なのです、、、
鬼武彦 拝