ここから、どこまで歩いて行けるか、わからない
霧雨の中、6時間ぐらい歩いて来た僕は
誰も居ない、バス停のベンチに倒れこむように
腰を下ろした
歩むこどもに手を鳴らす親のこころも知らぬ顔
子は、どこへ行く
子は、地の果て遠く
弥果(いやはて)に
親の葬儀も顔出せず
お墓参りもできぬとさ
○ あんたがそうなのは、誰の所為(せい)でもない、未明
○ 君の瞳に、猫を踏んづけたような、昼過ぎ
○ ここには、出口はありません、という立て札を持つ観音様
○ 勘弁してくれよ、そう言った、奥歯の歪(ゆが)み
○ 桶(おけ)に小芋を洗うように、ごった煮の、春
○ これがお前の根性か、と思うだけで言えない、自分
○ アメリカに日本が溶けて行く〜と歌った、長渕剛
○ 学校の成績など糞食らえだ、と言えなかった、僕の青春
○ ここはどこですか、と尋ねる、階段の入り口の菩薩地蔵
○ 車の鍵をなくした、と思い込む、強迫観念
○ 昨日、彼女がねえ〜、と気安く言う、彼
○ 勘弁してくれよ、という妄念
○ お前のせいで、とよく言う、ポーランド人
○ 壊れた関係、、、親と? それとも、恋人?
○ 先生はなあ、、、という、詭弁者
○ どこまで行かっしゃる? という、タクシーの運ちゃんの鼻歌
今日があるのは、当たり前のことではない
明日の見えない、夜もあった
ここまで来れたのは、もちろん、僕だけの力ではない
今日の闇(やみ)が、深く濃く、漆黒に塗りつぶされる夜にさへ
僕のために祈ってくれる人が、居た
三人の男の子がちょうど
2歳の歳の差を置き
父と母の家に
生まれた
僕らは、生きるために、
生まれて来た。
己の命を、燃やすために。
この世に生まれて来たのは、
何かの、奴隷になるためでは、ない。
2千年ほど前
一人の男が
十字架上で刑死した。
その名もヨシュア、
イエズス・クリストゥス。
曇りよりは、晴れ
悲しみよりは、喜び
苦しみよりは、楽しみ
束縛よりは、自由
絶望よりは、希望
偽りよりは、真実.....
壊れやすい心の
窓を開けて
森へ続く道を
歩いて行く
幸せは、どこ?
「あの山の向こう」
黒いコウモリが
そう、呟(つぶや)く
日本を出て、19年と4ヶ月余りが過ぎた
11歳の発達障害だけれど
とても性格のいい、
ルックスも可愛い息子が居て
学校の成績もまずまず、悪くない
女房は、日本の漫画をポーランド語に編集し直して
出版する出版社を友人と経営している
僕は寿司職人で、今では給料も女房の方が、ずっと上。
くじけずに
ここまで来れたのは
誰のお陰でしょう
陰に 日向に 僕を応援してくれた
人たちが、居たからです.....
生まれて来たことを悔やんだ
その日、
誰も僕を訪れない部屋で
何かが踏み違えたような人生を
ぼーっと振り返る.....
僕が、僕でなかったら.....
あるいは、君は、
僕を、愛したかもしれない......
「愛だけを残せ 中島みゆきより インスピレーションを受けて.....」
僕らが生まれて来たのは、
愛されるためだったのかも、しれない。
けれど、愛を授けられなかった、子供も、
いる。
生まれきて
涙の流した数知れず
末には涙も渇れ果てて
母身罷(みまか)りし、その日にも
頬(ほお)を伝わる涙なし
あの日
君に出会った
その日
僕の胸をときめかす
君の優しき眼差しに
11歳のこの僕の
心のすべてを
奪われて
くじけるなぁ〜
兄弟姉妹よぉ〜
僕らにはぁ〜
希望のぉ〜
明日がぁあるぅ〜
月の照る
川面に浮かぶ
夜の舟
今宵もひとり
漕ぎ出して
夜の眠りに舟出する
くじけないで
君のこと
いつも見守っているからね
苦しくても
あと少し
大丈夫きっと君
乗り越えられる
君に出会えることが
できなくても
君に会えただけでも
僕は、幸せ....
僕らはみんな、生きている
生きているから、歌うんだ♫
今日も僕らは、太陽に
希望の夢を描きかけ
明日へ向かって、駆けて行く
光の中へ
眠れない夜を三日続けて過ごし、
僕は鬱状態になった
あの日
世界のすべてが、逆方向に回った日
僕の中で、何かが、終わりを告げた....
この行く先に、希望の見えない道の途中
辻道に立つ地蔵尊
眺めてしばらく息休む
ここから遥(はる)か、千里先
母の休まる黄泉(ヨミ)の国
訪ねて歩く素戔嗚(スサノオ)の
国を追われて旅に出づ
ここで君に、会って居なかったら
随分と、寂しいことだったろう
ここで、君に会って居なかったら
雨と風の日に、家のランプが消えたような気持ちだったろう
君に会ったのは、ほんの偶然だったけれど
君に会えて、僕は、良かった....
晴れた空
古き知り合い
語り合い
時の経つのも忘れつつ
笑い話に花の咲く
何かが苦しい時、つらい時、
僕は結局、そこに帰ってしまうのだけれど(人生の大半が、それだった....)
ぐったりして、動けないことも、あります。
けれど、結局、紆余曲折(うよきょくせつ)を経て
僕は、何度も、立ち上がって来たのです。
生きてることが、嫌になったとき....
君なら、どうする?
って、聞かれても、困るよね。
生きてることが、嫌になったとき....
僕は、そのとき、名寄の街を思い出した....
ささ舟を 農業用の用水路
浮かべて遊ぶ 幼き日
日の光射す 夏の日に
母の吾を呼ぶ 夕飯と....
帰らない思いを
釘付けにして
今日も一日、終わりました
明日も、来ると信じて
今夜は、眠る
夢を描いた、その日が きっと来ると
信じた ある日
黒人の公民権運動で 奔走した
マーチン・ルーサー・キング ジュニア牧師が
思い描いた ある日
黒人も白人も 同じテーブルに座るような
ある日....
君の居た、
北見市立小泉小学校6年3組の教室で、
僕は、君から、目が、離せなかった。
あれから、
38年の歳月が、走馬灯のように、流れた。
何かの拍子に、君を思い出す......
どこへも行けない、道の中
君の夢を見て、目が覚める.......
君が.........
僕の心のすべてを、奪ってから
38年が、経った........
君を初めて見た、6年3組の教室。
僕は、名寄から、北見市立小泉小学校に転校して来た。
目立たないけど、眼鏡をかけた、強い意志の君が、好きだった。
「此処(ここ)。。。」
今日も、一日が終わります。
事故もなく、
病みもせず、
狂いもせず、
一日が平穏に、終わる。。。
これは、きっと、有難い。。。
苦しみに悶えた夜、
明日が来るということが、信じられないような、
そんな、
夜。
絶望と苦しみ、悲しみに打ちひしがれ、
明日の光明が来るということを、
全(まった)く、
信じられなかった、
夜。。。
「生まれてきた、訳は。。。」
若い時、と言っても、30代後半ぐらいまで、
「自分は、なぜ、生まれてきたのだろう。。。」
と、何度も思った。
でも、結局、
「その問いに、答えはない」
ということで、決着した。
世の中には、、、
人と思えない、人がいる。
けれど、
僕には、どうすることも、できない。
なぜなら、、、
何處(いづく)の果てに朽ちるとも
この身、このまま、生まれきて、
何も持たずに、身を失せむ
骨も粉へと散りゆくも、
我が魂魄(こんぱく)の香り立つ
花に生まれて、
黙せむや、、、
人は、心が、第一よ、、、
心変わればたちまちに
鬼も変じて、神となる、、、
心の持ち方、変えるなら、
地獄も、ハワイのフラダンス、、、
地獄の閻魔(えんま)も高笑い、、、
「かけがえのないもの、、、」
川の流れる、底に横たわる石、、、
鉄橋を走る、汽車、、、
いつか、見た、名寄の夜空の北極星、、、
兄と凧揚げに歩いた、堤防の道、、、
結局、大事なのは、今日だから、
昨日のことは、早く、忘れた方がいい、、、
僕らの人生は、さほど、長くない、、、
この50年近くの人生も、あっという間、だった、、、
くよくよしている時間なんて、ないんだ、、、
晴れることのない、思いを、
打ち明けた、君に、
僕は、素直に云う、
聞いてくれて、有難う、、、
むかし、むかし、あるところに、浦島太郎が、漁(すなど)りから
帰る途中に、子供達が一匹の子亀を浜で、いじめて遊んで居た。
「何をする、子供達、、、かわいそうなことを。。。」
という浦島太郎の言葉に、子供たちは、わっと言って逃げて行った。
生まれて来たことを、後悔したことも、あった、、、
けれど、今は、生まれて来て良かった、、、と思っている。。。
誰に、頼まれたわけでもない、、、
僕は、僕のできる限りのことを、してきた、、、
途中で、くじけそうになったことも、何度もある、、、
けれど、その度に、誰かが、優しく声をかけてくれたり
背中にそっと、手を置いてくれたりした。。。
もちろん、孤独に夜を身悶えしたこともある、、、
けれど、天は、折あるごとに、僕に救いの手を差し伸べてくれて、
困難な難路も、乗り越えることができた、、、
たとえ、どんな苦しみや、悲しみにも、
天は、決して、君が耐えられないほどの困難を、与えない、、、
こんな、もう、耐えられない、、、と、思える苦しみでも、
夜が明ければ、また、立ち上がれる、、、
僕がブログ書くとき、最初に題名を、ふと、心から湧き上がった言葉を
書くのです。
そして、ブログを書いているうちに、次から次へと、言葉が湧いてくる。
だから、僕は、前もってブログに何を書くかって、考えたことがない。
パソコンの前に座って、題名を書いたら、あとは流れるように
言葉が出てきます。
ええ、題名は、いつも日曜が休日とは、限らないので敢えて、
「日曜の休日」。。。なんですね、、、
みなさん、いかが、日曜日をお過ごしですか、、、?
負けないで、君のこと、
いつも祈って、いるよ、、、
悲しみと苦しみの、向こうには、
明日へと続く、道がある、、、
だから、負けないで、何があっても、
すべては、より良くなって、行く道、、、
悲しくて、辛(つら)いとき、
僕がいる、君を思い、、、