ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、不評にもめげずに創作編第25回。なんとなく作ってしまった料理をご紹介します。今日は、『揚げ蒲鉾グラタン』です。
仙台在住の友人が女川『高政』の蒲鉾を大量に送ってくれました。山葵醤油を付けながらビールの酒肴にしていましたが、またまた良からぬアイデアが湧いて来てしまいました。
グラタンやドリアを作る時
最近は手抜きで
缶詰のホワイトソースやパウダーを
使うことが多いのですが
今回は『高政』の蒲鉾に敬意を表して
ベシャメルソースから作ってみました。
食材
揚げ蒲鉾2枚、薄力粉、バター、牛乳
ナチュラルチーズ、食パン、マヨネーズ
下拵え #01-1
揚げ蒲鉾を5mmほどの厚さにスライスし
包丁で中央に切れ目を入れます。
下拵え #01-2
揚げ蒲鉾の片端を切れ目に通し
このような形に整えます。
ベシャメルソースが絡み易いよう
フシィリをイメージしました。
下拵え #02
耳を落とした食パンを
トースターでカリカリに焼き
1cm角にカットします。
下拵え #03
落とした耳を卸金で卸し
粗目のパン粉を作ります。
下拵え #04ー1
ベシャメルソース
鍋でバターを溶かします。
下拵え #04-2
ベシャメルソース
バターと同量の薄力粉を
ストレイナーで漉し
溶かしバターに加えます。
下拵え #04-3
ベシャメルソース
鍋を弱火にかけながら
ダマにならないよう
木べらで合わせます。
下拵え #04-4
ベシャメルソース
ペースト状になったら火から降ろし
バターの倍量の牛乳を少量づつ加え
滑らかになるまで木べらで合わせます。
下拵え #04-5
ベシャメルソース
鍋を弱火に掛け
焦げ付かないようホイッパーでかき混ぜます
・・・この際に泡立てないよう気を付けます。
とろみが付いたら
塩を適量加え味を整えます。
本来はブイヨンを加えますが
揚げ蒲鉾ですので使いませんでした。
レシピ #01
グラタン皿にオリーブオイルを塗り
揚げ蒲鉾とカリカリのパンを並べます。
レシピ #02
ベシャメルソースを掛け
ナチュラルチーズを盛ります。
レシピ #03
マヨネーズを適量掛けます
・・・マヨが嫌いな方は省略可。
レシピ #04
パン粉をふります。
レシピ #05
180℃に熱したオーブンに入れ
8~10分焼いて完成です。
実食 #01
揚げ蒲鉾に
ベシャメルソースとチーズが絡み
和と伊と仏の競演。
パスタのグラタンとは
一味違う食感と味で
とても美味です
・・・自画自賛。
実食 #02
カリカリのパンが
クルトン的な役割を果たし
名わき役を演じます。
実食 #03
お好みで
粉チーズとタバスコを掛けます。
調理する前は
揚げ蒲鉾がグラタンとして成立するのか
一抹の不安もありましたが
斬新な食感と味で
とても美味しく頂くことができました。
過去の創作編
第15回『Croque-monsieur de Natchee』
次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。今回は、Todd Rundgrenの『Can We Still Be Friends』です。