

この「0号線」の広電前行きは、以下の表にて表しておりますように、市内線では基本夕方~夜間において、宮島線~市内線直通の場合は平日朝に運行されているものでありまして、これらは後述の千田車庫の入庫を兼ねまして運行されている電車でもあります。
現在、「0号線」の広電前行きが運行されている電車は以下の通りであります。


(宮島線~市内線直通・平日朝のみ) 宮島口・JA広島病院前→広電前 (市内線・夕方~夜間のみ) 広島駅→紙屋町東→広電前 広島港→宇品2丁目→広電前 西広島→紙屋町西→広電前私も今回、広島駅前で画像1・2のように5000形(「グリーンムーバー」)、以下画像の5100形(「グリーンムーバーマックス」)の広電前行きを見る事ができましたが、この姿を見ましても、広電前の行先を見る限り、もうこの日の仕事が終わるんだなと言う感じが見て取れました。やはり先述のように千田車庫の入庫を兼ねている事を思えばわからなくもないでしょうか。


尚、「広電前」と電停名を記述しておりますが、正確には画像の「広電本社前」電停であります。その広島電鉄の本社の横に、以下画像にありますように千田車庫がありますし、乗務員所として千田運転係も併設しておりまして、年明け以降ご紹介しますが出区・入区シーンを見る事ができます。
(広電本社前電停)~画像はこの電停始発の7号線横川駅行き


(千田運転係)


(千田車庫)~この奥に車庫があり


また、同じ「0号線」には、他にもこの「広電前」以外にも、千田車庫に容易に入庫するために「広電前」の1つ手前の「日赤病院前」などの行先も存在している他、以下画像のように「回送」も「0」で表示されております。つまり、各地で言う「無番」と言う意味も考えられるのではないかとも思いますが、それでもこの表示もまとめる意味を思えばおかしくもないのではないかとも思いますね。


やはり、車庫へ向かうためにはそういった車庫最寄りの行先が存在するのもわからなくはないでしょう。実際に、長崎の場合は浦上車庫前、熊本の場合が交通局前といった行先も存在しますし、それに関しましての系統番号がいずれもない場合も存在しておりますので。ご覧の皆様に取りましても、広島では先述のように、特に夕方~夜間でしか存じない行先であるようではありますが、そういった行先がある事は存じていただければとも思いますね。


尚、千田車庫に関しましては、年明け以降ご紹介してまいりますのでお楽しみに。