こんにちは
UMIカウンセラーの かほ です。
昨日のブログで、
クライアントさんであるHさんの
お父さんとの記憶について書きました。
コチラ
Hさんは、
息子さんの不登校について
お父さんには話していなくて、
受験を機にお父さんがそのことを知ったら
大変なことになりそう…
という不安を感じていて。
/
父はいつも自分の意見を押し通してくるから、
仕方ない、と諦めている
\
そう言っていました。
でもね、
小さい頃の出来事をゆっくり思い返して、
当時感じきれなかった気持ちを感じて、
自分が悪かったからじゃない
ってことが腑に落ちたHさん。
当時のお父さんの姿が、
ちょっと違う視点から見えてきました。
Hさんのお父さんは、
戦後の大変な時代を
苦労しながら切り開いてきた世代。
特に、
ご両親を早くに亡くし、苦労しながら
一人で会社を興した社長さんでもあったので、
家族や社員は自分が守らなければ…
そんな思いで、ずっと戦ってきた人でした。
当時のお父さんの年齢も、
今のHさんよりも若く、
未熟な面もありながら、
周りに弱みを見せられずに
一人で背負って頑張っている人…
そんな姿が見えました。
Hさん自身、
/
こんな風に、父のことを考えたことがなかった
\
とおっしゃっていました。
カウンセリングで、
過去の出来事をどう捉えたか?
の部分が書き換わるとね、
余白が生まれる、というのかな。
同じ出来事でも、
違った視点から見えるようになるんですよね。
体験してみると分かるのですが、
なんだかちょっと不思議な感覚で…
潜在意識が、
人の感じ方や捉え方に与える影響って、
本当に大きいんだなぁって思います。
それでね、
当時のお父さんを、違う視点で見れたからって、
「お父さんがしたこと、全部受け入れる」
って、キレイにまとめる必要ないです。
っていうか、
キレイにまとめて終わらせちゃ、ダメです。
あくまで、大切にしたいのは
自分の気持ち、ですからね。
お父さんに対して違う視点が入ったのは、
それはそれとして。
Hさんには
この出来事から見えてきた
「お父さんを怒らせてはいけない」
という捉え癖について
宿題で取り組んでもらいました。
※カウンセリングの効果を上げるために、簡単な宿題をお出ししています。
宿題の内容は、その方のカウンセリング内容によってそれぞれ違っています。
そして、1回目のカウンセリング終了後、
Hさんからこんなメッセージをいただきました。
カウンセリングの後、
ゆっくり眠る前とかお風呂でボーッと考えてみたのですが…
かほさんの言うとおり、怒らせてはいけないブロックあるような気がしました。
思い返してみると、怒鳴っている人の声がすごく苦手だったんです。
仕事柄、そんな場面もたまにあって、
上司が冷静に対応してたんですけど、
もし私が怒鳴られる立場だったら、
絶対無理だ~なんて思っていたのを思い出しました。
それと同時に、
逆に、私を怒らせないでよって周囲に対して思ってたかも。
と気付きました。子どもに対しても。
これってカウンセリングの効果ですよね!!
そんな風に思ったことなかったので、自分でビックリしました。
すごく大きな気付きを得られましたよね。
自分が、当たり前に持っている前提って、
あまりにも当たり前になっていて、
気付かないものなんです。
捉え癖がゆるみ、
自分がどう感じているか?に意識を向けたことで
違った角度から見えてきたのでしょう。
それから続けて、
こんなことも書いてくれていました。
それとカウンセリング前からなのですが、
少しずつ不登校の息子を受け入れられてきたような気がしていたのですが、
カウンセリング後は、
息子のことは息子が決めるんだから、放っておこうって。
言ってみれば他人事のように感じるようになりました。
諦めという感じともちょっと違うような感じで、上手く説明できないのですが…
まだまだ気になったり、いろいろ口出ししたくなる時もあるんですけどね。
その他にもいろいろ気付いた自分があって。
また次回のカウンセリングでいろいろお話したいです。
とても楽しみです🎵
また、よろしくお願いします
息子のことは息子が決めるんだから
放っておこう
これって、まさに、
息子さんと境界線が引けている状態です。
Hさんが書いてくれたとおり、
「諦めともちょっと違うけれど、他人事のよう」
というのが、まさにそれです。
Hさんは、カウンセリング前から
息子さんの不登校を受け入れる気持ちがあったけれど、
カウンセリングで
ご自分を受け入れる度合いが
ぐぐっと上がったことで、
息子さんをそのまま受け入れる感覚が
さらにしっかり掴めた、
っていう感じなんじゃないかな。
この後も、
2回目3回目とカウンセリングを続ける中で、
Hさんの意識が大きく変わっていく様子も
またブログでご紹介していきますね。
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