「うちの子どもは
お習字を習っているのに
ノートに書く字が汚い…」
とおっしゃるお母さまは
多くいらっしゃいます。
お母さまだけでは
ありません。
普通には気軽にお話できないような
お立場の方(小学校高学年のお父さま)からも
「息子が習字を習っているのに
ノートの字が汚いのです。
どうしたらきれいに書けるようになりますか?」
と聞かれたこともありました。
外でバリバリと働くこの男性も
1人の親でいらっしゃるのだなぁと
何だか妙に感慨深かった私 ← 脱線
とにかく!
多くの親御さんに
あるあるな
懸念事項なのだと思います。
そんな時に
私がお伝えしていることを
今回は書いてみます。
私の一意見です。
あと
お困りの親御さま全てに
満足・納得いただける答えには
なっていないかもしれません
ですが
こちらの記事を読んで
気持ちが少し軽くなる方が
いらしたら嬉しいです
……………
私がこのお話を聞いた時に
毎回、お伝えしていること。
それは、こちらです💁♀️
決まって
この2つをセットで答えています。
①の
いざ!ここぞ!の時に「きれいに」書くことができれば、OK
について。
これは、逆に言えば
いつでもどこでも
きれいに書ける必要はない
ということです。
それから
いざ!ここぞ!の時に
丁寧に「きれいな文字」を書けるようになるために
お習字教室でのお稽古があります。
次に②の
学校のノートやテストの文字は読める文字であればOK
について。
その理由は
時間に限りがあるときは
「丁寧にきれいに書く」よりも
「速く書く」ことの優先度が高いからです。
たとえば小学校では
ゆっくり書いていると
板書のスピードやテスト時間などに
間に合わない場面が多いです
一例ですが
うちの息子(小学4年生)は
連絡帳に書く字が
まぁ汚い(みみず🪱が這ったような字)ことが多いのですが
その理由を聞くと
「帰りの会が始まるから急いでいた」と
言います。
速く書く時は、
とりあえず書き留めておけばよい
のような感じで
文字をきれいに書くこと、
ではないところに
重点が置かれているときなのです。
丁寧にきれいに書くためには
目の前の文字に集中して
ある程度ゆっくりと書く時間が必要です。
私に「子どものノートの字が汚いんです」と聞かれた方は
いつでもどこでも
お子さまに
整ったきれいな文字を書いて欲しいのだと
考えられているのでは?
と推測すると・・
このような私の答えを聞いて
肩透かしにあった気分になる方もいらっしゃるかもしれません
確かに
速く書いても綺麗に書ける、
そういうスペシャルなお子さまも
まぁ…中には
いらっしゃいますよねー。
それを見ると、
私も(いい意味で)驚きますし
それに比べて
うちの子は…
と嘆きたくなったりもします
それでもなぜ私がこのように
②の「読めればOK」と答えるかには理由があります。
それは…
(何の自慢にもならないのですが)
・
・
・
私自身の普段の文字が
他人には読めないくらいの時があるからです
速書きで
自分でも「ん⁉︎なんて書いてある?」
と解読不能な時もあります←
せっかくなので⁈
この機会に⁈
お見せしますね。
安心してください⁈
🪱が這っていますから
はい🫣
これは自分用のメモ。
(毛筆課題の書き方のコツを書き留めています)
読めます⁈
(本当にお目汚しすみません)
でも?!
こんな文字も書くことが出来ます。
履歴書
手紙文
というわけで
いつでもどこでも
整ったきれいな文字は書けない私です。
私自身が出来ないことは
我が子には求められません(笑)
もちろん
いつでもどこでも
きれいに書けたら
それはとても素晴らしいことです!
でも、それが出来なくても
さほど問題は無い
とも私は思うのです。
「文字もTPO」
と言うと
都合が良すぎでしょうか?!
私が大切だなと思うことは
「いざという時、ぼく(私は)、書ける!」
お子さん自身がこんな風に思えることだと思います。
これが、お子さまの
自信や肯定感に繋がると思います。
また、お母さま・お父さまも
「うちの子は、きれいに書くスイッチが入った時には、ちゃんと書ける!」
と思うことが出来て
安心感を抱かれるのではと思います。
では、①の
いざ!ここぞ!の時に
しっかりと書く力を育むためには
どうしたらいいのか。
毎回のお習字教室でのお稽古を大切にし、継続する。
というのは
前述の通りですが
お習字教室で学んだことを
その場限りにせず
日常でも生かして欲しいと思います。
身につけるためには、反復練習が対策
一例として
我が子が
家で文字を書く時、
声かけを含めて
私が日々の中で
心がけていることがありますので
紹介できたらと思います。
お習字教室に行っている時以外の
子どものリアルな接し方が
どなたかの参考になりましたら
嬉しいです。
長くなってきたので
次回の記事で書きますね
につづく。
楽天ROOMやってます。
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