の続き。
秘訣②は、姿勢のお話。
よい姿勢で書くと、視力が落ちないというのはもちろん
視界が広くなり
字を客観的に見ることが出来るので
結果的にきれいな字を書くことにつながります
ちょっと話が横にそれますが・・
高校生の時、素晴らしく姿勢のいいクラスメイトがいたんです
字を書く時に、
「姿勢よく書いてね。」
「紙と目は30cm離して書いて」
と小学校低学年の頃から何度も聞いてきた当時17、8才の私。
30cm定規を真面目に目と紙の間に入れて(真面目ですね・・)
「さすがにこれは言い過ぎ・・」
「そんなやつおらへんやろ」(関西人の方、わかりますね?!)って思っていましたが・・・
(画像お借りしました。大木こだまひびきさん)
そのクラスメイト(以下、Kちゃん)は、30cm 離して書いていたんです
(目測です・・)
授業中に授業内容そっちのけでKちゃんの後ろ姿に見入る私・・
後ろから見るKちゃんの背中はピーン・・
私に衝撃が走りました
こんな人、初めて見た・・・
それ以降、Kちゃんの姿を
前から、横から、後ろから観察する日々・・
目が離せなくなりました。
聞くと、ずっとバレエを習っているとのこと。
(ご自宅にお邪魔した時、鏡張りのレッスン部屋まであり、本格的でした。)
話を戻します
机に向かう時だけ姿勢よく書く、というのはちょっと都合がよすぎ・・
なかなか難しいことだと思います。
ですので
普段の生活からよい姿勢を心がけて欲しいです。
30cmも離さなくてもいいです(離せたらもちろん良いですが・・)
Kちゃんのようにバレエでなくても全然いいのです。
でも、スポーツはおすすめ。
いろいろスポーツがあります。
普段から身体を動かし体幹を鍛えるといいと思います。
いい姿勢は一日にしてならず、です。
お子さまに
「姿勢よく書いてね」
「もう少し紙から目を離して書いてね」と
言っても言っても効果があまりないな・・
というお母様。
お子さまの普段の運動に着目してみられるといいかもしれません。
につづく
・・・・・・・・・
「きれいな字を書く秘訣」シリーズ
お子さまに具体的な声掛けを。プロローグ 「きれいな字を書く秘訣」連載スタートによせて。