奈良町(ならまち)での2つ目の目的は
錦光園さんでの墨づくり体験!
ちなみに錦光園さんのことは、
「私の書道学校」を運営されている
石野華鳳さんのYouTubeで知りました。
石野先生。
私より、うんとお若いのに
オンラインで「私の書道学校」を運営されるなど、本当にすごいお方です
錦光園さんは古梅園さんから
徒歩5分くらいのところに
あります
○墨づくりの方法
○墨の歴史
○墨職人の今
など、たくさんのことを
教えていただきました
・国内の墨の9割が奈良産 🦌⛩️✨
・墨職人は、現在わずか10人ほどしかいない
・機械を使わず、職人の手で、1日に300個ほどの墨が作られている
教えてくださった先生は
テレビ番組にも何度も出られているそうで、話がとてもお上手!


型に入れられたばかりの墨(写真右)
と
年月が経ち、水分が飛んで、小さくなった墨(写真左)
を見せていただいたり…
型に入れたばかりの墨は、柔らかくて
こんなにねじれるよ
と、見せてくださったりも
私も子どもたちと一緒に墨づくりをしました。
墨の温かさ・感触を
初めて知りました
手のひらで握ったら、
あっという間に
「にぎり墨」が完成です!
もったいなくて使えない⁈
そんなことを話していたら、
「飾っておくのもいいし、筆おきにされてもいいですよ。」と教えてくださいました。
出来上がった「にぎり墨」は、
一人一つの桐箱に入れてもらい…
こちらの袋に入れて持ち帰りました。
直射日光に当てるのがNGとのことで



錦光園さんでのお話。
↓↓
「墨の生産量が減少傾向にあるのは、
小学校でのお習字の授業で
墨をする機会が無くなってきたのが大きい」
「昔は、お習字の時間は、2時間続き。最初の1時間は、墨をする時間。次の1時間が書く時間。」
墨をする小学校は、今では本当に少ないですよね💦
長女が卒業した小学校は、ありがたいことに、墨をすって書かせてくれていました🙏
ただ、1時間(40分授業)の中で
墨をすって書くので
「書く時間がほとんどない」
と娘をはじめ、お子さん方は口を揃えて言ってました。
今の教育現場では、習字の時間を2時間設けるのは、なかなか難しいのかな…
昨年、海遊書道教室のお子さまのお稽古では
夏休みなど余裕があるときは、墨をする時間を設けることがありました
お子さま方はとても楽しそうで
「またやりたい!」
との声が多く聞かれました。
今回、錦光園さんでお話を伺い
海遊書道教室では、これからも折々で、墨をする時間を設けていきたいと改めて思いました
墨、筆、書道文化全般が
末永く続きますように
皆さま、よかったら、墨の魅力にも触れに、「うまし うるわし奈良」へぜひお出かけくださいね🦌✨
楽天ROOMやってます。


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