【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#51 第6章 HSS型HSPのリスクの大きい行動について②
こんにちは~
3か月でHSS型HSPの才能、強みを見つけて伸ばす「ブレーん塾」主催
HSS型HSP研究家の時田ひさ子です。
HSS型HSPのドクター・クーパーが書かれた本「Thrill!」を読み進めております。
今日は、クーパー先生が、
「HSS型HSPは、
持ち前のHSP特性でリスクの危険度を探りながら
ハイリスクな行動を起こすから
リスクが下がって安心」
ということについてお話されています。
ここまでご紹介してきた訳は以下の通りです。
HSP/HSSの仕事についての章
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」訳します(笑)#1 career①回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#2 career②回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#3 career③回目「共感性はすごい強み!」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#4career④回目「HSP/HSSは飽きる」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#5career⑤回目「小プロジェクトをうまく回す
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#6career⑥回目「自由に仕事させてもらう」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#7career⑦回目「キャリア形成の機会」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#8career⑧回目「フロー状態」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#9 career⑨回目「フロー状態」の続き
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#10 career 自分を知ろう!
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#11「仕事の成功と職業の選択について」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#12「仕事の成功と職業の選択について」の2回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#13「仕事の成功と職業の選択ガイドライン①②」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#14「仕事の成功と職業の選択ガイドライン③④」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#15「職人的な仕事はどうでしょう?」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#16「わたしたちの仕事の不安Q&A」①
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#17「わたしたちの仕事の不安Q&A」②自営業になることに不安
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#18「HSP/HSSにとっての仕事」まとめ
HSP/HSSの人生を語る章
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#19HSP/HSSの人生トーク(ジョシュア・前編)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#20HSP/HSSの人生トーク(ジョシュア・後編)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#21HSP/HSSの人生トーク(ステファニー)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#22HSP/HSSの人生トーク(クリスティーヌ)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#23HSP/HSSの人生トーク(ダニー前半)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#24HSP/HSSの人生トーク(ダニー中編)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#25 HSP/HSSの人生トーク(ダニー後編)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#26 HSP/HSSの人生トーク(ダニーの詩)
HSP/HSSの人間関係の章
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#26 第4章 HSS型HSPの人間関係について①
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#27 第4章 HSS型HSPの人間関係②【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#28第4章HSS型HSPの人間関係③愛着スタイル
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#29第4章HSS型HSPの人間関係④愛ある関係
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#30 第4章HSS型HSPの人間関係⑤選択多め!
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#31 第4章HSS型HSPの人間関係⑥ワイルドさ
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#32 第4章HSS型HSPの人間関係⑦脱抑圧
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#33 第4章HSS型HSPの人間関係⑧性的関係
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#34 第4章HSS型HSPの人間関係⑨アドレナリ
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#35 第4章HSS型HSPの人間関係⑩
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#36 第4章HSS型HSPの人間関係⑪ Q&A
HSP/HSSの幼少期の章
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#37 第2章HSS型HSPの幼少期①
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#38 第2章HSS型HSPの幼少期②
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#39 第2章HSS型HSPの幼少期③
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#40 第2章HSS型HSPの幼少期④
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#41 第2章HSS型HSPの幼少期⑤
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#42 第2章HSS型HSPの幼少期⑥「HSS特性は、HSP特性よりも世間受けがよい?」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#43 第2章HSS型HSPの幼少期⑦
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#44 第2章HSS型HSPの幼少期⑧
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#45 第2章HSS型HSPの幼少期⑨2タイプ
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#46 第2章HSS型HSPの幼少期⑩二つ目のタイ
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#47 第2章HSS型HSPの幼少期⑪教育
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#48 第2章HSS型HSPの幼少期⑫魅力
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#49 第2章HSS型HSPの幼少期⑬Q&A1
HSP/HSSのリスクのある行動についての章
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#51 第6章 HSS型HSPのリスクの大きい行動について①
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第6章 HSS型HSPとリスクについて②
HSS型HSPはリスク度をさぐりながらハイリスクの行動を起こす
HSS型HSPには2種類いて、
ダニーみたいな身体的なスリルのためのリスクをとるタイプか、
クロエみたいに新規の経験が好きなタイプの2種類だ。
(刺激探しには、スリルと冒険、抑圧されたくないと強く思うことと、退屈を感じやすいことを含む)
私たちHSS型HSPはみんな、
ポジティブであることや、良いことを予測することのリスクを受け入れている。
たとえば、ダニーは
ハンググライディングやスカイダイビングやカイトボーディングやバイクに乗ることが本当にリスキーな行いであることだ
ということを知っている。
エキサイティングさを感じられれば、リスクがあってもそれを選んでしまう。
が、同時に彼は、そのリスクを受け入れようとしている。
喜びや興奮を味わえるならば、必要なリスクであると思うから。
そもそも、
リスクのレベルというのは、主観的なものだ。
同じものを見ても、
リスクが高すぎてリターンがちいさすぎると思う人もいるし、
リターンに対するリスクが許容範囲だと思う人もいるんだ。
過去にリスクをとったことで、いい感じだったなら、そのリスクに慣れてしまうし、
またそれをやりたくなる。
慣れてしまえば、HSS型HSPは止まらないんだ。
もっともっとそのことをやりたくなるんだ。
リスクをとれば見返りもある。
HSS型HSPにとって、肉体をアドレナリンが駆け巡る事が見返りだ。
アドレナリンがバーッと出たときのことを思い出してみて。
一瞬、体からなにかが出ちゃうような感覚になって、日常の些末なことを忘れることができる。
(これはとても官能的で、かつ自由を感じる体験だ)
だから、私たちはリスクをとるんだよね。
ダニーみたいな新しい体験を求めているHSS型HSPにとっては、リスクはどんどん減っていくものだが、
減っていくにも関わらず、
安全なところ(コンフォートゾーン)から出て未知の可能性のあるエキサイティングな範囲に入ろうとする。
ダニータイプか、クロエタイプか、そのいずれにしても、
HSS型HSPは、
危険度を探りながらどれだけ自分がそれをコントロールできるかを探り続ける。
HSS型HSPは、
与えられた状況下で危険度をコントロールできるかをはかる能力を持っている。
SPS遺伝子(繊細感受性)が、私たちがさらされるであろう危険度をきちっと測らせてくれる。
危険度を測れる能力があるから、リスクがとれるんだ。
普通の人とはそこが違うところだ。
非HSPにはSPS遺伝子がないから、リスクに対する危険度がはかれないんだ。
だから、危険なことに挑まないんだね。
HSS型HSPは、
持ち前のHSP特性でリスクの危険度を探りながら
ハイリスクな行動を起こすから
リスクが下がって安心
そうだったのかーーー!
と思いましたわ。わたくし。この章を読んで。
あなたは、ありませんか?
なんか、
人から見たら「なんで??」と思うような突拍子もない行動に出る。
ところが、
自分としてはかなりリスクを抑えるために、
相当考えに考えて導き出した行動である。
長いこと考えて出した行動だから、
「これ以上安全な方法はない」と思えるくらい安全、
と自分では思っています。
にもかかわらず、
周囲の人たちに相談することなくひとりでリスクを下げる方法を考えてたどり着いた結論なので、
周囲の人たちからしてみたら
意外すぎる行動にしか映らない。
しかもその意外すぎる行動を、
急に思いついてやり始めたように見えてしまう。
だから
「あいつ、変わってるなー」
「あいつの行動よめねーな」
と、変人扱いされる。
というようなことです。ありませんか?
わたしはこの扱われ方をする理由が長らくわからなかったのですが、
この章を読んで初めて腑に落ちました。
自分が人に相談できないで、
ひとりでぱっと決めてしまって、
人に驚かれてきたのって、
自分の中ですごくリスクを下げるためにもんでもんで、
外に相談するなんて非効率なことができなかっただけだったんですね。
まず最初に自分の頭の中で解を出さないことには、
複雑だし、細かいし、人に話すなんてうまく伝わりそうもない。
途中でグダグダで解も出ていないことを人に相談することはわざわざリスクを上げる愚かな行為にしか見えない。
だったらそんなリスキーなことをするよりも、
自分の中だけで解を導き出してから結論から伝えたほうが早いし、効率が良いし、正確だし、自分も傷つかないからだったのです。
だから、
さあ、どうですか?
あなたには、思い当たる節はございますでしょうか?
Thrill!の次回は、
「第6章 リスキーな行動とHSS型HSPについて」の③です。
HSS型HSPの意外すぎる行動の謎に
一緒に迫っていきましょう!!
次回もよかったら読んでください。
ではまた!!!
お知らせ |
ブレない!凹まないあなたを手に入れる!
HSP生きづらさ克服
ブレーん塾 動画講座Vol.1
見てくださったKOさんの感想
動画を見ながら、「そー!そー!そー!」の連発で!!
何度、動画を停止して、部屋の中を歩き回ったかわかりません。
テンション上がりすぎて。
「世の中で、こんなことワケわからんこて考えてるのは自分だけだろうな、絶対人に言えないわ、
自分だってその根拠がなんなのかわからんのに」ということが、わんさわんさと出てきて、
「やはり自分はhsphssで間違いないのでは?」と思いました。
ブレーキ役とアクセル役が交互に、同時に現れてはここぞとばかりに仕事をするので、
「一体自分はどうしたいんだ!どうすればいいんだ!」といつも頭の中で叫んでいるなどと、
もう無意識すぎて当たり前になっていました。 ・・・続きはこちら