こんにちは~
人口のたった6%しかいない
好奇心旺盛で行動的なのに繊細で感動屋の複雑な性格を紐解き、
もともと持っている能力を発揮させる研究家
時田ひさこです。
本日は、
「HSP/HSS」についての本「Thrill!」の続きをお送りします。
「HSP/HSSにとっての仕事」について書かれている章の続きです。
ここまでの道のりは以下の通りです。
HSP/HSSの仕事についての章
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」訳します(笑)#1 career①回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#11「仕事の成功と職業の選択について」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#12「仕事の成功と職業の選択について」の2回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#13「仕事の成功と職業の選択ガイドライン①②」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#14「仕事の成功と職業の選択ガイドライン③④」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#15「職人的な仕事はどうでしょう?」【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#16「わたしたちの仕事の不安Q&A」①
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#17「わたしたちの仕事の不安Q&A」②自営業になることに不安 【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#18「HSP/HSSにとっての仕事」まとめ
今日からは、
第9章
HSP/HSSの手記
ジョシュアの手記
自分が高校のとき、親父が小さいハーレーを買ってきたんだ。
このハーレーは、俺にとって、魔法の絨毯になってくれた。
親父はきっと、このハーレーが、俺の気性に合うと思ったんじゃないかと思う。
俺はいつも、予測不能で気まぐれだったから。
幼い頃は、
父親の怒りをやり過ごすために、俺がどうしたらよいか全くわからなかったから、
おれはいつも家の中で緊張していた。
ハーレーを俺にくれたことが、俺をそういった緊張から解き放ってくれたことも、
親父は知らないだろうね。
俺の生まれ育った環境は、繊細さからかけ離れた家だったんだ。
子どもの頃の俺は、家族にばかにされてた。
気弱だったからね。
「ジョシュア、なんでもないだろ?」ってよく言われたよ。
俺は四六時中イライラしてた。
親父は「ジョシュアはめちゃくちゃ神経質な子だ」とよく言ってた。
俺はそういわれるのが恥ずかしいとくり返し言ったけど、それが事態を悪くしたんだ。
それで、10代になるともう破壊的な行動パターンを繰り返してたさ。
破壊的行動パターンは長く続いたんだ。
男だから、自分の繊細な部分は見せられなかったよ。
誰かに話すことももちろんできなかったね。
そのせいもあって、俺はバイクに乗ったよ。
危険な目にもたくさんあった。
若いからさ、無鉄砲にふるまうのがかっこいいと思ってたんだ。
でもさ、俺はそうじゃなかったんだよね。残念ながらね。
無鉄砲な行動にも出なかった。
それで、事態はさらに悪化して行ったんだ。
緊張しっぱなしの実家にずっと住んでた。
買ってもらったバイクで、外を走り回って、自由の感覚を取り戻そうと必死だったさ。
アドレナリンが出て、幼い頃の恐怖と怒りを忘れさせてくれるような気がしてたんだよね。
限界ギリギリまでやるのが、若いやつらだろ?
俺も限界まで自分を追い込んださ。
青年期男子が多量のテストステロン(男性ホルモン)分泌してすることといったら、自分の体を使うことだけさ。
そんな無茶をしてたら、バイクは3台もダメにしたし、大きな事故もした。
でも俺はやめられなかったんだ。
自分の気持に素直になることはできなかった。
ほんとは、もっと素直になりたかったけど、ひねくれたままバイクに乗り続けたんだ。
大人になっても、バイクで危険なことをして
もっとすごい興奮に自分を追い込んでいったんだ。
その間には、死ぬかもしれないような出来事も何度かあった。
ピストルを突き付けられたりもしたし、ナイフのこともあった。
そんなふうにされても、俺はなにも考えずにやり返した。
素早くやり返せるのが俺の自慢だったから、闘争本能をいつも全開にしてた。
危険な仕事もどんどんやった。
潜水艦にも乗ったし、ベトナム戦争にも自ら志願したんだ。ベトナムでは2か所に行った。
それから、NASAのテスト被験者も引き受けた。
F104の助手席に乗れる資格だってもってる。
危険なことといえば、ジョシュア、、そんなふうに言われるくらいなんでもやった。
でも、ある晩、
ホノルルで飲みすぎてバイクに乗って、時速200キロ近く出して走ったんだ。
そのときも、わかってはいたんだ。
ダメだってわかってはいた。
だけど、それがどうダメなのかはわからなかった。
そのときの事故は、俺にとってはじめての警告になった。
30代の今だったら、そのままバイクを手放して、歩いて帰っただろうけど、そのときはそのまま乗り続けてしまったんだ。
俺は生粋のスリル好きだよ。
だけど、同時にHSPでもあるんだ。
おれはいつも、勘違いしていたんだ。
スリルを感じることを、感情を感じているんだ
と勘違いしていたんだよ。
今だになぞなんだ。
あれだけの無茶をやらかしても、いまだに生きてるし、逮捕されてもいないってことがね。
軍をやめてから、ベトナム戦争からの帰還兵で、PTSDのやつらとつるんでたんだ。
飲みまくってさわいで、俺が行くところにはいつも暴力的な出来事が起こったさ。
一度、友だちが45自動小銃を暴発して、コンビニで無抵抗の人たちを殺してしまいそうになったこともあった。
友だちには、銃を撃とうとした理由があったんだ。
コンビニにいた一般人が、ヤツにメンチ切ったらしい。(睨みつける)
そんな無茶してた時期もあったな。楽しかった。
みんな自分の気持を押し殺して遊んでたんだよね。
だけどね、その頃ようやく
「俺はこの生活を改めないと、まずいぞ」って気づき始めたんだ。
「長生きできないな、、」って。
ある晩、俺はひどい喧嘩をして、人んちの庭に倒れ込んだ。
気づいた時は、警官に警棒で脇腹をつつかれてたんだ。
そのときから今日までずっと、自分を探し続けているんだ。
俺は、ほんとは、だれかを助けたいんだ。
もしかしたら、助けたい理由は自分のためなのかもしれない。
自分の心の傷や痛みを、癒したいためだけに、他人を助けたいのかもしれない。
それでも、助けたいんだよ、誰かのことをさ。
心の傷のことと、暴力のことに詳しくなったので、
俺はテキサス州ヒューストンの危機的状況ホットラインのボランティアに志願したんだ。
精神科病棟でも働いたときは、
暴力的な患者の対応をしたんだ。
俺の話を聞いてくれるカウンセラーが、俺に、どうしてそんなに暴力に引き付けられるのかを話してくれてね、
俺はそれから変わり始めたんだ。
ジョシュア(前半)でした
感情と、スリルを味わったときのヒヤッとした感じとを取り違えていたというのは分かる気がしますね。
感情って、なにさ?
どれが自分の感情なの?
と、自分の感情がどれなのかを最初は、感じ取ることが難しい。
感情を押し殺して生きてきた人には、ここに時間をかけた方がいいです。
次回は、「HSP/HSSへのインタビュー集」ジョシュアの後半ををお送りしていきますね!
ではまた!!
ありのままの自分で
いいわけない!
それは、
あなたの思い込みです。
あなたは本当の自分の課題に じつはまだ気づいていません。
感受性が強く、思考が深く、周囲を観察し続けているHSPは、 人と同じであることを目指しすぎてしまいます。
ほんとは突き抜けた能力があるのに、 人(非HSP)と同じであろうとするばかりに、 あなたがあなたの良さを隠蔽しているのです。
それを無意識にやってしまっているから、いつも自滅してしまいます。
生きづらさから脱却するには、 複雑なご自分を理解し、 混乱してこんがらがって、拗ねてしまったあなたを認め始めることが不可欠です。
ところがその真の課題は無意識にあるため、 自分ひとりでは見つけることができません。 あなたが本当に取り組まなければならない課題に。
見当違いなところを掘り起こそうとしてしまいがちです。 そして、これまで、ご自身を掘り下げてきたところが間違っていたのかもしれないのです。
この無意識にかかわる作業をスタートするかどうかをお試しいただけるのが1対1セッションです。
これまでHSP500人以上のセッションを行ってきた実績があり、 あなたの真の課題を見極める力は確かです。
もう、これ以上自分探しをするのは終わりにしましょう!! 1対1個人セッションは90分でHSP限定です。 HSPの必須条件は、公平性、貢献心があり、繊細で感受性豊かで傷つきやすい人のことです。 18歳以上男女問いません
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