こんにちは～
人口のたった６％しかいない
好奇心旺盛で行動的なのに繊細で感動屋の複雑な性格を紐解き、
もともと持っている能力を発揮させる研究家
時田ひさこです。
本日は、
「HSP／HSS」についての本「Thrill！」の続きをお送りします。
「ＨＳＰ／ＨＳＳが人生を語る」章の続きで、本日は ダニーの人生（後半）です。
ここまでの道のりは以下の通りです。
ＨＳＰ／ＨＳＳの仕事についての章
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」訳します（笑）＃1 career①回目
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃1１「仕事の成功と職業の選択について」
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃1２「仕事の成功と職業の選択について」の２回目
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃13「仕事の成功と職業の選択ガイドライン①②」
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃1４「仕事の成功と職業の選択ガイドライン③④」
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃1５「職人的な仕事はどうでしょう？」【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃1６「わたしたちの仕事の不安Q＆A」①
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃1７「わたしたちの仕事の不安Q＆A」②自営業になることに不安
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃1８「HSP／HSSにとっての仕事」まとめ
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃1９ＨＳＰ／ＨＳＳの人生トーク（ジョシュア・前編）
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃２０ＨＳＰ／ＨＳＳの人生トーク（ジョシュア・後編）
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃２１ＨＳＰ／ＨＳＳの人生トーク（ステファニー）
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃２２ＨＳＰ／ＨＳＳの人生トーク（クリスティーヌ）
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃２３ＨＳＰ／ＨＳＳの人生トーク（ダニー前半）
【HSP／HSS研究最前線】「thrill！」＃２４ＨＳＰ／ＨＳＳの人生トーク（ダニー中編）
第９章
ＨＳＰ／ＨＳＳの人生（ダニー後半）
俺は、離婚して、
魔術と金にならない仕事に興味を持ち始めた。
そのころ、かつて親から虐待を受けていた仲間同士で痛みを分かち合っていた。
俺は死ぬまで隠しとおさなければならないと感じてきた恥ずかしさも共有することができたんだ。
子供時代に虐待を受けていた仲間とは、
深いレベルの付き合いができるってことを体験できた。
一方で俺は、
死後の世界について、エビデンスを探し続けていた。
人々が「神的」だというエネルギーのことならなんでもだ。
俺は、すべての物質同士のエネルギーのつながりを観察するようになった。
そう、わかったことは、すべてのものには偶然なんかないってことだったんだ。
あの映画女優が、奇跡的に俺の前に現れたのかも偶然なんかじゃなかった。
彼女があの役に抜擢され、
ハリウッドから４００マイルもはなれた場所で撮影が行われ、
俺が撮影所のそばでアルバイトしていただなんて、、
これらがすべて偶然の一致だったとしたら、不可解すぎる。
これらの出来事はすべて以前からつながりをもっていたものなんだ。
彼女が立ち去った後、俺の心がつぶれてしまいそうになったことがその証さ。
でも、この喪失体験を通じて、
俺には深いところで始まった神聖な意識があるとわかったんだ。
同じ種類の魂同士は、物理的な抵抗や、地理的な遠さや環境を飛び越えて、出会うというのが真実なんだ。
これまでも、
一目会っただけで、気持ちを許せる人たちはいた。
そういう人と出会うと、ほんとに気分がいい。
そういう人たちは、大概INFPタイプか、あるいはエニアグラムで言えば ４タイプ だ。（INFPタイプ、４タイプは下で解説しています）
全員、HSPだったよ。
いろんな場所でこのタイプの人たちには出会った。
俺が出会ったこの人たちは、クリアーな感じじゃなかった。
ミステリアスとかパワフルって感じじゃなくて、ぼーっとしてて感情を表に出さないし、
神秘的というよりも、現世的。
幾重にも美しく重なるというよりも、１次元的なんだ。
俺は、意味のある出会いを求めるというよりも、
いつでも人との距離をどう置くかを考えてしまうんだ。
でも、自分と他人とのギャップを、自然に理解できるようになってからは受け入れられるようになった。
俺は、
HSPが普通とは異なる感情のレベルを持っていると気づいたんだ。
HSPは、異なる感情言語を話す。
それから、文字通り波動が違うんだよね。
俺らHSPは世界から疎外感を感じているけど、
似たタイプの人たちと一緒にいれば、その中では普通だ。
仲間同士でいたらこんなに良い気持ちになるんだって判ってからは、
いつもそういう人たちと一緒にいればいい、と思うようになったんだ。
俺はいろんなHSPに会ったが、彼らはみんな、波動に突き動かされている。
だから、みんなが一緒にいると、感情的に浮き上がってくるように感じる。
この特別選ばれた人たちのグループの中で、
これまでに感じたことがないあたたかさに溶け込むのは、何とも言えない良い気持ちなんだ。
そして、おそらく、もし非HSPがその中にいたら、
こうはならなかっただろう。
この感覚は、俺がこの世でどんな人間なのかについて検証するのに
大変役に立ったんだ。
俺は、自分が欠陥人間なんだなーと思いつづけていたんだ。
だけど、同じ才能を持った他のHSPとつながるのには
特別な才能があるってこともわかったんだ。
俺は、自分がこれまでいろんなことをできなかったことを責めていたけど、
今は、少しは理解できる人がいる。
俺の今の人生が楽だといいたいわけじゃないんだ。
だって、本当に楽なんかじゃないから。
俺はHSPで、HSPは正しく存在することはありえないと思っているからね。
だけど、
同じように感じるほかの人たちと
同じ感覚を共有することは、簡単だよ。
３年前、HSPをサポートする仕事の求人広告を見たんだ。
そのページに、サポートグループのファシリテーターの写真が載ってた。
そのファシリテーターは女性で、驚きと哲学的な好奇心をたずさえたすごく柔らかい表情の方だったんだ。
一目で、俺の中から愛が湧き上がってきたことがわかったよ。
俺はすぐにそこに電話して、会いに行った。
俺はもっと彼女に引き込まれてしまったよ。
彼女は後で
私が彼女のミーティングに行ったとき、
俺が彼女を正しく見ているし、
彼女がいつもそうみてほしいと思っている見方で見ているとわかった
と言っていた。
俺たちは、お互いに認め合うようになった。
まもなく、俺たちはファミリーになるんだ。
ダニー。
波乱万丈(笑)
そして、純粋、無垢、複雑な愛の人です。
文章中に出てきたタイプ別診断については、以下にかるーく解説しています。
詳しくお知りになりたい方は、
それぞれのHPに飛んでみてください
INFPタイプとは
心理学者ユングの心理学的類型論をもとに、
1962年に米国のブリッグスとマイヤーズによって研究開発された自己理解メソッド。
１６のタイプにわけられる。
INFPタイプとは、I（内向）、N（直観）、F（感情）、P（柔軟）を持ち合わせており、
真の理想主義者で、
最悪の出来事の中にさえも、常にわずかな善を見い出し、
物事をより良くするための方法を模索している。
落ち着きがあり控えめで、内気にさえも見られますが、内には激情と情熱があり、
まさに光を放つ可能性を秘めているタイプ。
チェックテストはこちら
https://www.16personalities.com/ja/%E6%80%A7%E6%A0%BC%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88
エニアグラム
人間の性格を9種類に分類した性格類型。
４タイプとは、自意識が強く、繊細で、自分は特別な才能を持っていると思っている人。
「周りからどう見られているか」を気にしているタイプ。
参考HP
http://www.transpersonal.co.jp/p/enneagram/about/9types/#4
ではまた！！
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