ちょっと音楽の話をしよう57(歴史はくり返すのお話) | わがままなマックの最近思う事

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愛のままに…わがままに…僕は好き勝手に書いてます。 、

【まえおき】しますよ

僕はOfficial髭男dismを否定してません!

と言う事で…

 

前回はギターについてってお話でした

 

んで…今回は歴史は繰り返すって言うお話

 

歴史は繰り返すと言うけれど…

 

YOASOBI

所々に昭和歌謡曲のテイストがあって

あいみょんだって

井上陽水やはっぴーえんどのクセを

テイストとして使ってたり

米津玄師だって

元P-MODELの平沢進のMOTHERの

影響を受けているが古さを感じないのは

ASIAN KUNG-FU GENERATIONや、

BUMP OF CHICKENや

ヴァンパイア・ウィークエンドなどの

若手アーティストの影響だと思う

 

とにかく…

なんか聞いた事あるとか似ているとか

なんか懐かしい感じとか

 

今…流行ってる曲って

〇〇ぽい曲!が出まくってますよね

曲だけじゃなくて…声や歌い方もね

 

まぁ~昔の名曲にリスペクトして

後世に繋いでいく事は大切だけど…

 

やり過ぎな傾向にあるのは確かで…

 

特に…今、流行りの

おしゃれコード進行の定番!と言われてる

『Just The Two Of Us 進行』が大流行!

Just the Two of Us」は、

グローヴァーワシントンjrが1980年に発表したアルバム

『Winelight』の中に入っていた曲なんです。

この曲のコード進行をみんなでパクってるんです

この曲のコード進行は、

Fmaj7ーE7ーAm7ーC7なんだけど…

最近の曲はみんなこれなんです!


そんなJust the Two of Us進行

使われている楽曲は…

 

椎名林檎の『幕ノ内サディスティック』

YOASOBIの『夜に駆ける』

ゲスの極み乙女。の『キラーボール』

ずっと真夜中でいいのに。の『脳裏上のクラッカー』

あいみょんの『愛を伝えたいだとか』

GUMI(40㍍)の『キリトリセン』

Official髭男dismの『I Love…』

どれも似てるでしょ!

 

特に…このOfficial髭男dismがひどい

昔の洋楽の名曲の

フレーズからコード進行や

ホーンセクションやストリングスアレンジを

まるパクりして

それをザクザク切って

各所に貼り付けまくって

まさにクセのきつい洋楽パクりな曲ばかり…

それだけじゃなく

『Pretender』なんて

クラシックのカノンのコード進行のパクリだし

サビだってあいみょんの『君はロックなんて聞かない』のパクリ

ミスチルやユーミンや

昔売れた曲をパクリまくりに

過去の洋楽のアレンジを乗せて 

それを…

俺が作ったかのような

顔してるのは…違うと思う

残念ながら…

確かにうまいアレンジ力はあると思うけど

僕には全く新しさを感じない!

逆にパクリ臭が気持ちが悪くてしょうがない

 

それが僕が嫌いな理由

ってか…奴らが売れてるのは

スティービーワンダーや国内外の大御所や

ちょっと前に同世代の曲までもを

パクってるんだから

売れない筈は無いし

馴染みやすいし

いい曲だと言われるのは

当然だし当たり前

ただそれらの原曲を

知らない世代が反応しただけ

 

僕が彼らを見て思うのは…

Official髭男dismがやってるのって

今、バズってるお笑いの

EIKO!(狩野英孝)の

これのギャグと一緒!にしか見えない

まんま原曲をちょっと変えて歌う!

※コード進行をまるごとパクるってこう言う事ね

だけどまだ…

狩野英孝のネタ方が愛嬌があるのは

それは…ギャグだからね

 

でも…そう言うパクリの歴史って

古くからあって…

似せる…寄せるが決して悪い訳じゃなく

 

例えば…

つんく♂の曲!モー娘。なんかそうだよね

曲の印象やリフやサビを昔のユニークな洋楽に寄せて曲を作る『恋愛レボリューション』や『LOVE マシーン』なんかもそう

MEN'S 5ダンス☆マンやレキシもそうだよね

こんな洋楽に寄せるってのは

サザンオールスターズなんかもそうなんだけど

 

明らかに違うのは…

桑田さんやつんく♂らは

好きなアーティストとかにリスペクト(尊敬や敬意)や愛を込めて

なんとなく似せる…と言うか

なんとなく寄せて曲を作るんだけど…

別に全然隠さないで…

「影響を受けた」とか

「好きな曲でした」とか

「影響受けてます」と

正直に言ってますよね

 

それに対して…

フレーズからコード進行や

ホーンセクションやストリングスアレンジを

勝手に丸ごとパクって

俺達凄いっしょ!って

自分の曲ズラは

やっぱり許せない

それはよくモノマネ芸人が

ネタ切れして…

大昔の売れた歌手のモノマネして

全然似て無いけど曲の懐かしさだけで

ごまかしてるのと一緒!

 

でもね…

テイストをパクっているのに

懐かしさだけ残して

自分の物にして、

まったく新しい物を作りあげてるのが…

米津玄師とBUMP OF CHICKENと

Mr.Childrenやスピッツだと思う

 

やるならこうやらなきゃ!ね

 

こないだaikoを聞いてたら

ふと…思ったんです

今どきの若い子たちの

構成が聞き流すには複雑で

あえて違和感を全面に出してインパクトを作ってる曲つくりって

これって…aikoが始めたんじゃん!って

 

やっぱ…ミュージシャンなら

パクられる側にならなきゃね…

 

僕が唯一

誰かをパクらないで良い曲を提供しているのは

宇多田ヒカル…だけだと思う

でもね…思い起こせば…

無名な時代からパワーがあって

新しい物を生みだしていたのは

過去には…

荒井由実ではなかったかな?って思う

 

時代ってくりかえすんだなぁ~

って思った

 

でも…僕が何が気に入らないのか?

と言うのは

『このまるごとパクる流行り』文化

 

若手の日本の有名なクリエイター達が

声を揃えて絶賛している事

 

猫も杓子もOfficial髭男dismでしょ!

 

いろんな曲を知っている人間達が

こんなパクリまくり(インチキモノマネ芸人の卑怯技みたいな)を

繰り返される歴史にしちゃいけないと思う

 

これじゃ新しい音楽が生まれて来ない!

 

古い僕ら世代から上のコンポーザーは

そう言うのを『苦し紛れの握りっ屁』(汚い裏技 )って言うんですよ!

わかっているからあえてやらない禁じ手

プロとしてのプライド…なんです

「売れるんなら何でも良くねえだろ」ってヤツ

その代表なのが

クラシックの大作曲家達から始まる

『オリジナル』を引き継いで来た

筒美京平や松任谷正隆などの

昭和歌謡のコンポーザー

寄せたって似せない!

あくまでもオリジナル(俺の作品)!

って事!

 

そのこだわりが無いから

だから気持ち悪いんです!

 

Official髭男dism

自ら認めちゃえばいいんですよ

モロなパクりを止めて寄せて作れば

才能やセンスが十分あるんだから…

米津玄師のように

実績も含めて世界的に認められるのにね

それかKing Gnuや大橋トリオの様に

オリジナルにこだわる道を行くか…

 

二番煎じは…美味しくたって

所詮は…二番煎じなんですよ

 

わかってます?

若手の日本の有名なクリエイターさん達

 

 

みなさんはどうですか?

パクりって…ありだと思いますか?

新しい音楽って魅力無いですか?

それでも誰かっぽさが大事ですか?

 

 

 

『過去記事』

ちょっと音楽の話をしよう56(ギターについてのお話)

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ちょっと音楽の話をしよう54(音楽観ってのお話)

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