前回は山下達郎のお話でしたが
んで…今回は不思議な曲のお話
僕が子供の頃に
大好きだった中原中也が
大人になって非現実的な夢を
見るのを止めた頃から
その存在を置いて来てしまった
そして…つまらない大人になり
社会の波に飲まれ…
狡さを覚え…騙し騙され
そして…疲れ果て
いつしか惰性で生きる事に甘んじた時
Radioから流れて来た曲を
なんとなく聞いていたら…
中原中也の詩が…
頭の中で浮かんでいた…
あれはとおいい処にあるのだけれど
おれは此処で待っていなくてはならない
此処は空気もかすかで蒼く
葱の根のように仄かに淡い
おれは此処で待っていなくてはならない
此処は空気もかすかで蒼く
葱の根のように仄かに淡い
『言葉なき歌』
流れていた曲はスピッツの『夢じゃない』で
浮かんだ詩とはまったく違う
なぜ浮かんできたのかすらわからない曲で
その時は不思議なままで流したんだけど…
それから時は過ぎ…そんな事すらすっかり忘れていた
僕はすっかり疲れ果て
全てを手放す事に決め
日本を離れバリに行き
自らひとりになって…
ダラダラと気ままに生きていた
広い星空を見ながらボ~としていたら
なぜかスピッツが聞きたくなって
パソコンのiTunesから流れて来たのは
『楓』と言う曲だった
そしてサビが流れた時
また…頭の中で浮かんだ…
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる
『汚れっちまった悲しみに』
え?なんで?
不思議な事にスピッツを聞いていたら
中原中也の詩が浮かんでくるんです
何故なのかは…まったわかりません
でもね…
スピッツだけじゃないだ!
My Little Lover
now and then~失われた時を求めて~
Salyu
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SEKAI NO OWARI
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結詞
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ベルベット・イースター
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これらの曲を聴くと
中原中也の詩が浮かんでくるんです
僕の脳の中で
なにかジョイントする物があるんでしょうかね?
凄い不思議なんです
たぶん…僕だけなんでしょう
みなさんはどうですか?