ちょっと音楽の話をしよう11(音楽業界のお話) | わがままなマックの最近思う事

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愛のままに…わがままに…僕は好き勝手に書いてます。 、

今日は

音楽業界に入るまでと入った頃の

いろんなエピソードのお話をしましょう…

 

僕が高校生だった1979年は

テクノ ・ ニュー・ウェイヴのムーブメントが巻き起こる直前で

世間は衝撃的なデビューを遂げたイエロー・マジック・オーケストラが

大流行してて…感化されて僕はテクノカットだったが

ただ基本的に強烈な隠れ佐野元春ファンであった僕は

友達の前では

『スネークマンショー』の影響でプラスチックスやジューシィ・フルーツを好んで聞いていたが

1981年

高校を卒業し更に遊び人になった僕は

音楽系の専門学校に通いながら

某レコード会社でプロモーターのバイトは始め

音楽業界への仲間入りしメッキリとチャラくなり

いつもセカンドバックに白地に青いデザインのレコード会社のLP袋に

サンプル版を入れて持ち歩き…顔パスで

ライブハウスとかでタダ見してました

ハハハ

音楽のセンスも

元プラスチックスの中西俊夫と佐藤チカのユニットのMelon(メロン)に変わり

オサレな音楽が好きになりSALON MUSICや大好きな甲田益也子様のdip in the pool にハマった事も

 

この頃からいろんなエピソード話がてんこ盛りになって

当時…遊び友達の友人だった戸川純ちゃんが芝居をやっていて

1982年にゲルニカでデビューしてよく楽屋に遊びに行ったもんでした

同じ頃に旧新宿ロフトで知り合った友人ケンちゃん(大槻ケンヂ)が

筋肉少女帯でデビューを決めてサクラで協力してました

ただモンでは無いとは思ってましたが…あんなに売れるとは正直思ってませんでした

 

そのプロモーターのお仕事中で思い出深かったのは

1983年に僕より2つ年下の尾崎豊がデビュー初ライブをルイードでやって

彼の本番前のイっちゃい方には

正直「コイツは危険でヤバい」と思ったもんでした

あと…笑えたのが市ヶ谷の本社のエレベーターで

ムサイおっさんとすれ違い「なんでこんな一般人が…」と思ったら

村下孝蔵でした…あれはビックリでした

この頃にはデビュー控えていたバンド達が沢山いて見て回ってましたが…

やっぱり僕は一番注目していたのが

のちに『ソニーの3大色物!』と呼ばれていた

3つのバンドで…

当時文化学院の学生だったカールスモーキーやジェームスを見に

かなりシュールで色物だった米米CLUBがお気に入りでライブにはよく顔出してました

正直なとこ、売れ始めたとたん変わっちゃってつまらなくなりましたが…

デビュー前が酷かったけど最高に面白かったと言えば

爆風スランプ!

「Runner」が売れる前までは

脱ぐは…暴れて壊しまくるはクレームしか出てこないバンドで

最高に面白かった!特にファーストアルバムの『よい』は

最高な作品だと思う!

僕に中で一番印象深かったのが聖飢魔II

早稲田の学生だったデーモン小暮閣下が学祭で黒ミサ(コンサート)を行うって事で

偉い人達と見に行った時に…当時棺桶の中から登場するパフォーマンスで

気合入れてドライアイスを入れすぎて酸欠で気を失って出てこない!なんてトラブルがあって

「なんだコイツは?」なんて事もあり

その時にスッピンな閣下を見て「顔が俺に似てる!」と思った事から

強い印象になったんですね

 

それ以外でやはり印象強かったのは…

PSY・SレベッカBARBEE BOYS

バービーはSDオーディションにてグランプリを獲って

鳴り物入りで強烈なバックアップされてて

社員総出でサクラやらされました

後日談で笑えたのがギターのイマサがファンからプレゼントされたギターが

布袋モデルで「さすがにこれは使えない」と処分に困ってたらしい

 

PSY・Sやレベッカはいきなりデカく売れたので

個人的な関わりは多少あったけど

深いカラミはありませんでした

 

そんな時にプロモーター友達と飲みに行った時に

うじきつよしを紹介されて隠れ子供ばんどファンでもあった僕は

朝までギター話を語りあったなんて懐かしい思い出です

 

あとは感慨深かったのはデビュー予備軍だった

ザ ストリートスライダーズ!彼らは以前から知ってて

福生の友達から「リトルストーンズ」と呼ばれている凄いバンドがいると

よく見に行った事があり…こんな所で再会できたのは

マジに嬉しかった

同期にも

大江千里や種ともことかのいましたが

ハッキリ言ってまわりとは迫力負けしてて

透けてましたね

それ以外にも…

半分職権乱用でいろんな人との出会いがありました

この頃のソニーは最高に面白かった!

夢の様な経験でした

 

しかし…こんな楽しい仕事も長くは続かず

専門学校を卒業してバイトから契約社員として残ったが…

 

業界から抹殺されちゃったんです!

 

新潮社からフォーカスが発行され

「フォーカスされる」なんて流行語が流行る程売れたんだけど

1990年頃からライバル雑誌が増えて低迷を始め…

 

ネタが欲しいヤツらは…

次に狙ったのは…歌手やタレント本人ではなく

僕の様に…タレントやそのマネージャーと親しい

元プロモーターや音楽関係者を狙い

既成事実が無くても…

たとえ無名であっても…

「たまたまでも一緒にいたらカモ!」で写真を撮られ

例えば僕の場合は

「注目の新人アイドルの恋愛発覚!?

相手は新鋭の若いアレンジャー兼ギタリスト!…みたいなヤツね!

 

ひどい話でしょ?

密かにつきあってるなんて事実があるならまだしも…

単にマネージャーが知り合いってだけで

会った事すら無い

アイドルとスキャンダル!ですからね

あの頃は…事前におことわりなんて無くて…

いきなり記事な時代ですからね

 

それで…その当時マネージメントをお願いしていた社長から

「おまえ!狙われてるぞ!」と言われ

音楽業界を抜けて…テレビ業界に裏方のスタッフとして転身し

その後はイベント業界で生きて行く事になったんです

 

まぁ…テレビ業界もイベント業界も

いろんなエピソードはありましたが…

 

これはまた別の機会に…

 

みなさんはどうですか?

楽しい波乱万丈って経験ありましたか?
 
 
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