皆さま、おはようございます！
昨日はブログのアクセス数が急激に上がりまして、
何が起きたのかと思いましたら
根室本線（花咲線）の初田牛駅が来年３月のダイヤ改正で
廃止されることが地元に伝えられたとのこと。
「初田牛駅」の検索ワードからアクセス頂いてたみたいですね。
ありがたや、ありがたや～
初田牛駅は近年、乗車客数が0.2人/日の駅だったようですけど、
道内には似たような乗車客数の駅が他にもあるのが現実。
初田牛駅の廃止が廃駅ラッシュのプロローグでなければいいのですが。
さて今朝は、日南線・飫肥（おび）駅の訪問記です。
沿線に数多くの有名観光地を抱えている日南線ですが、
その中でも、もっとも多い乗車客数を持つ駅でしたよ。
飫肥駅は昭和16年に開設された駅。
お城のような駅舎は古い木造駅舎を改築したモノなんですって。
合併して日南市に変わる以前の飫肥町は
かつての肥後藩の藩主・伊東氏が繁栄させた城下町だそうで、
その象徴でもある飫肥城を模した駅舎だそうですよ。
確かにこの駅舎はお城風ですよね、特にこの部分が。
駅前には「泰平踊像」なる銅像が立ってましたが、
「泰平踊」は飫肥の街に伝わる郷土舞踊とのこと。
こうして駅前をうろつくだけで「街の様子」が知れちゃうのですから、
駅ってホントに素晴らしいと思いますよ。
ブログのフォロワーさんの中には
「駅に居て何が楽しいの？」と思ってる方がいるかもしれませんが、
駅はその街の顔、駅巡りをするだけで街の様子がある程度わかるのです。
チェックしているのは便所や古レールだけじゃありませんからね。
続いては駅舎に入ります。
飫肥駅は日南線の駅では珍しい、
駅員さんが常駐されてる業務委託駅でした。
改札口の上にもお城の破風が載ってましたわ。
待合室はこんな感じです。
平日なのに観光客がいたのが印象的だったかな？
この日周った日南線の駅ではもっとも賑やかな駅でしたよ。
ホームに入ると、この看板が目につきました。
飫肥ってドラマの舞台にもなってたんだ。
連続テレビ小説「わかば」のことを知らなくて
ネットを検索してみたところ、
平成16年に放送された、宮崎と神戸を舞台にしたドラマだったようです。
連続テレビ小説は「おしん」と「あまちゃん」、
「マッサン」以外まともに見たことがなかった自分。
「わかば」のことを知らなくて本当にごめんなさい。
構内踏切を渡ってホームに進入します。
駅舎とホームの距離を見て
昔は手前側に線路があったのだろうなと気付かれた方は大正解。
国鉄時代は貨物側線が伸びてたみたいですね。
飫肥駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム１面２線構造でした。
冒頭に書きました通り、飫肥の街はかつての城下町ですけど
観光案内の看板によれば、それらしい景色を楽しむには
酒谷川を渡って１キロほど歩かねばならないようです。
もっと近くに面白そうなモノが見れるといいのですけど…
そこでホームをキョロキョロ眺めていたところ…
なんか見つけた!!!
鳥居があるじゃないですか！
調べてみたところ、
岩崎稲荷神社の参道の手前側にある大鳥居だった模様。
日南線の列車の車窓からも間近に眺めることが出来る鳥居だそうですよ。
駅から鳥居までの距離は200メートルほどですけど、
コデブな自分は歩くのが億劫でスルーしちゃいました。
観光地で歩く距離はやたらと長く感じるのに、
新幹線の車内を歩く距離（16両編成で400メートル）が
短く感じられるのはナゼだろう？
今週末は久々に関東の駅巡りを楽しみます。
どうぞ、飫肥駅を訪れたこの日のような好天に恵まれますように。
↑（南宮崎駅方面）
飫肥駅（平成28年５月18日）
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