皆さま、おはようございます!
鹿児島旅を楽しんだ先週のこと、日南線のこちらの駅にお邪魔しましたよ。
日南線・大隅夏井(おおすみなつい)駅です!
日南線の終点・志布志駅のひとつ隣りにある駅でした。
ちなみに、鹿児島県内にある日南線の駅は志布志駅とココだけ。
残りはすべて宮崎県内にの駅です。
宮崎市と霧島市を結ぶ国道220号線に面した駅でして、
日南線、国道とも海岸線に沿って延びているので景色がめっちゃ良いの!
大隅夏井駅は高台にあるので、駅前からは
志布志湾のこんな絶景まで楽しめるんですよ。
駅前の観光案内によると、正面に見える島は枇榔島(びろうじま)、
かつて大勢の美女が暮らしていたという伝説が残る島だそうです。
駅巡りを中止して、ここに行くべきでしたわ。
ここから眼下に景勝地のダグリ岬を望むことも出来るそうで。
大隅夏井駅は、そんな絶景の中にある駅でした。
国道のこの辺りは交通量が少なく、駅周辺は民家そのものが見当たりません。
こんな場所にある大隅夏井駅、昭和10年に開業した駅で無人駅ですが、
かつては駅員が配置されていた時代もあったとかで。
現在の駅舎は無人駅化された以後に建て替えされたものだと思いますが、
なぜか、職員の詰所と出札窓口がありました。
日南のリゾート地に近い駅ですので、
夏季の繁忙期にだけ駅員さんがいらっしゃった時代があったのかもしれませんね。
現在はそんなことも無いと思いますが…
なんせ、1日の乗車客数が1人にも満たない駅ですから。
大隅夏井駅の構内を眺める。単式ホームが1本あるだけの棒線駅でした。
待合室で扉を発見!
てっきり駅便(駅の便所)かと思ったら、詰所の入り口だったみたいで。
もちろん、しっかりと施錠されておりました。
トイレのない駅に駅員配置とか…ある種の拷問のようにも思えますが、
そもそもこの駅舎に変わってから
ここに駅員さんがあらしたことってあったのでしょうかね?
電柱を眺める。これを見ると、ついつい登りたくなってしまいます。
駅の辺りが静かすぎると、つまらんことばかり考えちゃう自分。
駅前には種田山頭火の俳句が刻まれた碑が立ってました。
ラーメン屋さんのそれではありませんので念のため。
こうして大隅夏井駅で、の~んびりと心地よい空気を楽しんでいたのですが、
ふと海側を見ると、観覧車らしきものが目に入ったのですよ。
気になって近づいてみたところ…
ダグリ岬遊園地!?
まさかこんな場所に遊園地があるとは思いませんでしたよ。
この日は平日のためか、来場しているお客さんは2組だけっぽく。
レトロな雰囲気が妙にそそられるんですけど。
いやいやいや!
自分、遊園地で遊ぶために仙台から飛行機で飛んできたわけじゃないし、
そもそもこの日は宮崎市内まで移動しなきゃいけないし…
悩んだ挙句、ダグリ岬遊園地に入園しちゃいました。
そして今だから答えられます。
鹿児島県のオススメ観光地はどこ?って聞かれたら、
桜島、砂むし温泉、そしてダグリ岬遊園地と。
とにかく、ダグリ岬遊園地には楽しませて頂きました、いろんな意味で。
その様子は次回のブログに続きます。
(続きもぜひチェックくださいね)
燃え上がるはオハラハー ダグリ岬遊園地 大隅唯一の遊園地で絶叫する。(前編)
燃え上がるはオハラハー ダグリ岬遊園地 大隅唯一の遊園地で絶叫する。(後編)
↑(南宮崎駅方面)
大隅夏井駅(平成28年5月18日)
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