皆さま、おはようございます!

 

南国路線・日南線の駅巡りを楽しんでた時のことです。

国道220号線をクルマで走っていると、

小高い丘陵の頂上付近に大勢の人が集まっていたのです。

 

気になったのでクルマを停め、みんなが見てる方角を眺めてみると…

あれって、ひょっとして…

 

豪華客船だ!!!

いやもぅ、あまりのデカさにビビりましたよ。

高層マンション3棟分ぐらいの大きさがあるのではないでしょうか?

隣りのいたおばちゃんに聞いたところ、

客船が停泊している場所は油津港で、

たびたびこのような光景が見られるんですって。

 

それにしてもデカいなぁ。

「クアンタム・オブ・ザ・シーズ」と書いてありました。

ネットで調べてみたら4千人も乗れる客船らしいですよ。

 

世界で6番目に大きな客船なのだとか。

客船もですけど、こんな船が入港する油津港もスゴイ!

 

…で、自分がここを訪れた目的はもちろん客船ではなく、

日南線・油津(あぶらつ)駅を見るため。

油地駅は昭和12年に開設された駅で、

大きな駅舎は開業当時に建てられたモノだそうですよ。

自分が訪れた時は白壁が美しい駅舎でしたが、

日南市が広島カープのキャンプ地であることから

今年の2月に真っ赤な「カープ仕様」の駅舎に変わり、

新たに「カープ油津駅」という愛称も付けられたんですって。

今じゃ全国から、油津駅にカープファン詰めかけてるみたいですね。

 

駅前では神話に登場する山幸彦だ出迎えてくれました。

臨時特急「海幸山幸」の元ネタの方です。

「山幸彦」で検索すると「クズ」というワードが出てくるのですけど、

それには触れないようにしましょうね。

 

日南エリアはカツオ漁が盛んだそうで、

駅前にはメタルなカツオのオブジェがありました。

 

駅周辺では日南地区の郷土料理である魚うどん(ぎょうどん)も

食べられるみたいですよ。

魚うどんは戦時中、空襲によって孤立した油津港で

入手出来なくなった小麦粉の代用に魚のすり身を使った料理だそうです。

このエピソードをもっとアピールすればいいのに…

単なる魚風味のうどんだと思ってスルーしちゃいましたわ。

 

油津駅は職員さんが常駐されてる簡易委託駅。

駅の写真を撮りたい旨を伝えたら

「時間は気にせず好きなだけ撮ってってください」と快諾頂きました。

 

待合室はご覧の通りです。

 

駅舎とホームが結構離れてますが、

昔はここに線路が敷かれていたと感じたアナタは大正解!

国鉄時代はここに2本の側線が伸びてました。

 

こちらが油津駅のホームです。

 

油津駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム1面2線構造でした。

 

ホームにキハ40の普通列車が停車してましたが、

日南線では油津駅で折り返す区間列車が数多く設定されており、

こちらもそんな列車のひとつでした。

地元の方は問題ないのでしょうけど、

このサボの表記、余所者にはちょっとわかりづらそうな気がしますけど、

その様に感じたのは自分だけかな?

 

…以上、南国ムードいっぱいの油津駅でした。

豪華客船の旅も一度は体験してみたいですけど、

自分はキハ40で大満足しちゃう安上がりな仕様なのよねぇ。

豪華客船には一生縁がなさそうな気がします。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

日南線

 

↑(南宮崎駅方面)

田吉駅(平成28年5月19日)

南方駅(平成28年5月19日)

木花駅(平成28年5月19日)

運動公園駅(平成28年5月19日)

曽山寺駅(平成28年5月19日)

子供の国駅(平成28年5月19日)

青島駅(平成28年5月19日)

折生迫駅(平成28年5月19日)

内海駅(平成28年5月19日)

小内海駅(平成28年5月19日)

伊比井駅(平成28年5月19日)

北郷駅(平成28年5月18日)

内之田駅(平成28年5月18日)

飫肥駅(平成28年5月18日)

日南駅(平成28年5月18日)

油津駅(平成28年5月18日)

大堂津駅(平成28年5月18日)

南郷駅(平成28年5月18日)

谷之口駅(平成28年5月18日)

榎原駅(平成28年5月18日)

日向大束駅(平成28年5月18日)

日向北方駅(平成28年5月18日)

串間駅(平成28年5月18日)

福島今町駅(平成28年5月18日)

福島高松駅(平成28年5月18日)

大隅夏井駅(平成28年5月18日)

志布志駅(平成28年5月18日)

 

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