皆さま、おはようございます!

 

外が急に寒くなりましたね。

まだ8月半ばだというのに、

まるで夏が終わりを告げたような今朝の仙台でした。

今年は七夕期間中も、お盆休み中もずっと雨で、

夏らしいことが何も出来てませんでしたが、

今日からようやく旅に出れそうです。

目指すは函館!

実は週明けに仕事があるのでスグに帰ってくるのですけどね。

 

話は変わりまして、こちらは宮崎市内にある内海港でした。

まるで夏のような景色ですけど

訪れたのは5月、さすが南国宮崎って感じでしたよ。

 

この辺りは気軽に海釣りが楽しめるスポットだそうで、

週末になると、釣りを楽しむ家族連れが多く訪れるそうです。

波も穏やかだし、見るからにそんな雰囲気ですよね。

 

ここから小道を通ってちょいと奥に入りまして…

 

こちらの細い階段を上がったところにあるのが…

 

日南線・内海(うちうみ)駅でした。

 

前振りからもわかる通り、

内海駅はステキなロケーションにある駅なのです。

小高い築堤上に駅が設けられてるために、

ホームから先ほど見た内海港が見れちゃうのが、これまたいい!

ただし駅舎は全然面白味がない仕様ですけどね。

 

そんな内海駅は、日南線が全線開通した昭和38年に開業しました。

日南線の前身である宮崎交通線の時代にも内海駅が存在してましたが、

そちらは場所が違うまったく別モノの駅です。

旧駅は2キロほど離れた場所にあったそうで。

 

内海駅が開業した直後は有人駅で、

日南線・伊比井駅に似た駅舎を持ってたようですけど、

JR移行期に現在の待合所に建て替えされた模様。

建物が小さくなりすぎたために周辺の土地が広く空いてました。

 

待合所の中はこんなんですけど…色気がなさ過ぎる。

 

そんな待合所に彩りを添えてくれてたのが、

地元の小学生が作ってくれた注意喚起のポスターでした。

 

このポスター、よく見ると内海駅が描かれてるのですが、

的確な表現力に思わず息を飲みましたわ。

コレ、誰がどう見ても内海駅でしょうよ。

 

さてさて、待合所を抜けてホームに入るのですが、

待合所とホームの間が広く空いてることに気づきます。

 

そしてこちらが内海駅のホームです。

 

ホームの上屋が両開きタイプで、

いかにも「昔は島式ホームでした」仕様なのですけど、ここで疑問が。

 

Wikipediaにも「かつては島式ホーム1面2線の交換可能駅だった」

との表記があるのですけど、

宮脇俊三先生の著書によれば

このホームは国鉄末期の時点で単式ホームとして使用されてたとのこと。

更に、下は開業直後の昭和40年に撮影された航空写真でしたが、

ホームの片面に線路らしきものが写り込んでないのです。

…以上のことからこのホーム、

島式ホームに改修可能な仕様で作られた単式ホームだったのではないかと。

もし島式ホームとして使われてたとしたら、

両側に白線が引かれていてもいいような気がしたのですが。

 

駅舎寄りに線路が1本伸びてますけど、これは保線用に設けられたモノ。

国鉄時代には無かったモノですので念のために言っておきますね。

世間的にはどうでもいい話ですけど。

明日の函館の天気は曇りみたいです。

どうせなら、内海駅を訪問した日のように

晴れてくれるといいのですけど…

お天気の神さま、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

訪問駅リスト(JR線)

日南線

 

↑(南宮崎駅方面)

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