何か大きな問題があるわけではない。

 

 

 

 

離婚するほどではないけど

ずっとこのままだと思うと気が重い。

 

 

 

 

そんな思いを感じたことないですか?

 

 

 

 

息子さんのことが心配で

自分が変わることで何か変わるかもしれない

そんな思いもありカウンセリングを受けてくださったSさん。

 

 

 

息子さんに対して

 

 

 

もっと肩の力を抜けばいいのに。

生きづらいんじゃないか。

柔軟に生きてほしい。

 

 

 

そんな気持ちがありました。

 

 

 

そして

ご主人との関係にもモヤモヤしているとのこと。

 

 

 

こちらに関しては

Sさんの気持ちを具体的に伺っていっても

なかなか言葉にできないような

しっくりこないような感じだったんです。

 

 

 

そんなSさんの感想(一部抜粋)がこちらです。

 

 

 

 

悩んでいたこと

〈長男の件〉

上手くいかない事が重なると体調を崩しがち。
不安やストレスを発散できず、溜めてしまって身体に出てしまう事が多い。
今後何かにつまずいた時に乗り越えていけるか心配。

〈夫との関係の件〉

本音を言い合えない、ウワベだけの仮面夫婦のように感じる。
仕事から帰ってくると「げっ、帰ってきた」と嫌な気分になってしまう。
離婚するほどではないが、こんな関係のままこの先ずっと過ごしていかなければいけないと思うと気が重い。


●気づいたことや変化したこと

〈長男の件〉

最初長男は不満や不安があっても抱え込んでしまうのだと思っていました。
そして自分で解決出来ずに体調不良として身体に出てしまう…と。
でもあきこさんと話すうちに長男は長男なりにいろいろ自分で考えて行動している、しかもそれを言葉にして私に伝える事もできている。
私が今感じている不安は私が勝手に作り出しているもので、長男に対してではなく私自身に対して思っている不安なんだとわかりました。
また、自分で理想の息子像を作り出し、その枠に長男をはめ込もうとしていました。
そこに当てはまらない長男に対して不安や不満を感じていたようです。
〜〜中略〜〜
「もう長男はなんの心配もない」とまでは今は思えませんが、長男の様子を逐一観察し「こんなんで大丈夫だろうか、もっとこうすればいいのに」と常に不安に思う事はなくなりました。


〈夫との関係の件〉

長男の事で悩んでいる時に、今まで見ないよう心に蓋をしていた夫との関係の問題にも気付きました。
実はこっちの方が根が深かった気がします。
本音を言ってくれない、本当はどう思っているかわからない…とずっとモヤモヤしていました。
でも、本音を言えないのは私の方だとあきこさんとのお話しの中で気づく事ができました。
〜〜中略〜〜
そして夫に対しても「夫婦はこうあるべき」を押し付けていたように思います。
私は「こうあるべき」がとにかく強い。
自分に対しても、夫や子供に対しても。
その理想からはみ出してしまうと、これではいけないと感じてしまいます。
その理想は私が本当に求めているものではなく、人からこう見られたい、こう思われたいというものです。
自分がどうしたいか…ではなく、人からどう思われたいかが強いので、本当の自分を見失ってしまうんだとわかりました。
夫との関係に劇的な変化はまだありません。
でも、帰ってきた夫に対して前ほどの嫌悪感は無くなりました。
無理しなくてもいいんだな、私がどうしたいかを大切にしてもいいんだなとわかり、少し肩の力が抜けたような気がします。


●くのあきこの印象

とても話しやすく、時間を忘れてお話ししてしまいました。
私と似ている部分が多くて共感しまくりでした。
カウンセリングで聞けなかった事をラインで質問させていただいた時、想像以上に丁寧な対応をしていただき本当にありがたかったです。
 

 

 

 

 

 

 

Sさんの子供のころを伺うと

出来事は覚えてるけど自分がどう感じていたかは思い出せなかったんです。

 

 

 

でもね

 

 

 

期待されても困る

よりかからないで

私がなんとかしなきゃ

 

 

 

そんな言葉からとてもプレッシャーを感じて過ごしていたんじゃないかな。

 

 

 

 

Sさんはとても優等生だったんですね。

 

 

 

 

家庭環境ってその状況ではなくてどう感じたかが影響していきます。

 

 

 

 

プレッシャーを感じることで

ずっと本当の自分を出すことができずに常に優等生でいることを課したり

完璧ではない自分を否定していく。

 

 

 

 

理想的な自分であるために

べき・ねばを強めていくことで

だんだんと本当の自分を見失っていく。

 

 

 

 

ずっと仮面をつけてる感じ。

 

 

 

 

そして

こうあるべきという姿を自分だけでなく

息子さんにもご主人にも求めてしまっていたんですね。

 

 

 

 

そうすると常に

漠然と何か足りない

なんか寂しいと感じて

このままでいいのか?って思いが出てくる。

 

 

 

いつも力が入っていて

家族にもその緊張感が伝わります。

 

 

 


息子さんに対しての

柔軟に生きてほしい。

それは

 

 

 

本当は嫌でも気持ちを切り替えてやり過ごしてほしい。

 

 

 

自分は苦しくても周りに合わせるのが楽なのに。

 

 

 

 

と話していたSさん。

自身がそう過ごしてきたんです。

 

 

 

 

私も同じ生き方をしていたのでよくわかります。

それが柔軟で要領のいい生き方だと思っていました。

 

 

 

 

これが通常運転だったので

何かあっても自分さえ我慢しとけばとか

当たり前に自分が悪いと思って感情や怒りは抑え込む。

 

 

 

 

こうしてると確かにトラブルにもならないし楽なんです。

 

 

 

 

でも

これは柔軟な生き方というより

ガチガチに自分を抑圧した生き方なんですよね。

いずれポキッと折れてしまうかもしれません。

 

 

 

 

Sさんには

自分を取り戻す方法をお伝えしました。

 

 

 

 

夫がどうか

息子がどうか

ではなくて

自分はどう感じるのか 

自分はどうしたいのか

 

 

 

 

 

自分と対話していく。

どんな自分でもただそのまま受け取る。

 

 

 

 

すぐには無理かもしれませんが

コツコツと続けていくことで

自分への信頼が高まり

何かあっても乗り越えていけるという感覚がでてきます。

 

 

 

 

それが

柔軟に生きる=レジリエンスが高いということ。

※再起力、立ち直る力など

 

 

 

 

 

 

肩の力を抜いて

柔軟に生きて

本当はどう思っているのかわからない

 

 

 


これらは

息子さんやご主人に投影された

Sさん自身へのメッセージだったんですよね。

 

 

 

 

 

完璧じゃなくていい。

そのままの自分

頑張ってきた自分を十分愛してあげてください。

 

 

 

 

Sさん

ぜひ自分を楽しんでくださいね。

 

 

 

 

 

UMIカウンセラー

くのあきこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

  

 

キラキラカウンセリングはただ今満席です。

次回のご案内をお待ちください。

 


 

 


カウンセリング感想






人間関係はこちら






 お友達登録はこちらをクリック↓↓

 

image

 

 







「夫婦のこと」の記事



変化したこと・気づいたことの記事

 

「自分の心のこと」の記事

 
 

HSP/HSCの記事