入学式と言えば

あまりいい思い出がない私。

 

 

 

衝撃的だったのは小学校の入学式です。

 

 

 

 

 

 

 

大人しく人見知りも激しく

私にはワクワクどころか不安しかありませんでした。

 

 

 

 

私は双子なんですが

妹とはクラスが違ったんですね。

 

 

 

 

妹には母親が

私には父親が付き添い教室にいきました。

 

 

 

 

たしか

親と一緒に教室に行き

ランドセルを置いて体育館に向かうとかそんな感じだったと思うんですが

 

 

 

教室に入ったらね

 

 

 

 

私の席だけ椅子がなかったんです。

 

 

 

 

忘れもしない

窓側から2列目の前から2番目の席。

 

 

 

 

なんで私だけ椅子がないの?

 

 

 

もう心臓バクバク。

 

 

 

 

一緒にいた父親に

椅子がないと伝えたら

 

 

 

 

あとで先生にいいな。

 

 

 

 

と言われて父親は居なくなりました。

 

 

 

 

あー。。

 

 

 

 

なんかね

こんなことあるんじゃないかって気がしたんです。

 

 

 

この時に

 

 

 

 

やっぱり私って歓迎されてないんだ。

居なくてもいい存在ってことだよね。

所詮そんな星の元に生まれたんだよね。

 

 

 

 

 

そう感じたのを覚えてます。

 

 

 

 

父親が頼りにならず

 

 

 

 

さて。

どうしよう。

隣の席の椅子を私の席に移動させようか。

いや、そんなことするのは最低だ。

これは何かの試練だ。

 

 

 

 

と思った6歳の私。

 

 

 

 

結局そのまま体育館に移動し

入学式が始まりました。

 

 

 

 

入学式の間も

誰かが気づいて椅子を用意してくれてるかも。

ってかしてほしい。

 

 

 

 

と神様に祈るような気持ちで過ごしたのを覚えてます。

 

 

 

 

でもそんな思いも虚しく

入学式が終わり教室に行くと

 

 

 

 

やっぱり椅子はない。

 

 

 

あのときの絶望感は忘れないです笑。

 

 

 

 

そして

ここからさらなる悲劇が始まります。

 

 

 

 

みんな席について

先生が話を始めるのですが

 

 

 

 

私は椅子がないので座れないんですよね。

 

 

 

 

立ったままでいるのに

先生は気づいてくれないし

 

 

 

 

周りの席の子たちも黙ってる。

 

 

 

 

もうね

消えてなくなりたいと思いました。

 

 

 

 

とういうか

 

 

 

 

誰も私の姿が見えてないんじゃないかって本気で思いました。

 

 

 

 

耐えきれず泣きだしたのですが

静かに涙をこぼすだけなので

やっぱり先生には気づいてもらえなかったんです。

 

 

 

 

もうその後はあまり記憶がない笑。

 

 

 

 

でも実はこれ

笑い話にするくらいのただの記憶でした。

 

 

 

 

 

それがUMIに出会い

改めて思い出して見ると

 

 

 

 

何もしてくれない父親への怒り

気づいてくれない先生への怒り

黙ってるクラスメイトへの怒り

いつも妹の方に行く母親への怒り

 

 

 

さらに

その下にある

寂しさ、悲しさ、虚しさ、恥ずかしさ。

 

 

 

 

誰も助けてくれない。

私は歓迎されない存在。

 

 

 

 

感情も思いも

ぜーんぶ潜在意識下に封じ込めていたことかわかりました。

 

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

 

潜在意識に封じ込められたこの感情や思いは

私のエネルギーの素になっていたんです。

 

 

 

 

 

誰も助けてくれないと無意識に思ってるから

自分の力でなんとかしようとする。

 

 

 

 

歓迎されない存在だと無意識に思ってるから

認められようとがんばる。

 

 

 

 

そうやって成長してきたんです、私。

 

 

 

 

これね

封印しないで

いちいちこの入学式の時の感情や思いを感じていたら辛くて前に進めません。

 

 

 

 

つらくて受け止められなくて

自分や他者を傷つけてしまう。

 

 

 

 

自分を守るためにも

無意識の域に押し込めて都合よく忘れたり閉じ込めるんでしょうね。笑

 

 

 

 

 

ちなみにこの出来事の真実は

 

 

 

 

私が自ら誰にも助けを求めてない。

歓迎しない意図があったわけではない。

 

 

 

 

助けてくれないわけでも

歓迎されてないわけでもないんです。

 

 

 

 

でもこうして

都合よく出来事を捉えたり

記憶を改ざんしてわざわざマイナスを感じで私たちって成長してるんです。

 

 

 

 

 

がんばってるよね、私たち。

 

 

 

 

 

 

UMIカウンセラー(勉強中)

くのあきこ

 

 

 

 

 

 

 

 

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