せっかく高いお金を払ってる習い事なのに

お子さんのやる気がないとイライラすることないですか?

 

 

私はそんな子供たちをみて我慢できず

傷つけることをたくさんいってきました。

 

 

そして

こんな私に育てられた子供はダメになってしまうんじゃないか?

そう思って自分を責めてきたんです。

 

 

 

先日

モニターカウンセリングを受けてくれたTさんも

 

 

 

お子さんにきつく当たってしまう

そしてそんな自分を責めていらっしゃいました。

 

 

 

詳しく聴いていくと

 

 

 

お子さんが自分でやると決めたことをやらない

お子さんの努力が足りない

 

 

 

やる気が感じられないことにとてもイライラしてしまうとのこと。

 

 

 

お子さんが

決めたことをやらなかったり

努力が足りないと

 

 

 

うまくいかなくなる。

失敗する。

自分の望みがかなえられない。

 

 

 

そんな気がして嫌だと感じるそうです。

 

 

 


実はTさん自身が

努力が足りないから自分の望みが叶わなかったと感じた出来事がこれまで何度もあったんですね。

 

 

 

その時のがっかりした思いをお子さんに感じさせたくない。

その不安からお子さんにもっと頑張れと言っていたんです。

 

 

 

でもね

本当にTさんの努力が足りなかったのか?

出来事を聞いていても私にはそう思えなかったんです。

 

 

 

努力の問題ではないとTさんに伝えても腑に落ちない様子。

 

 

 

何故なら

がっかりする出来事がある度に

自動変換のように努力が足りないと自分を責めていたからなんです。

 




さらにこれは





〇〇がないという否定的な自分が前提にあり、その色眼鏡で現実をみている状態。

 

 

 


自分では眼鏡をかけていることに気づいてないしいくら

本当は〇色じゃないよと指摘されても自分の眼鏡の色にしか見えない。

 


 



ここも自動運転のように否定的な自分に繋がっていくんです。





Tさんの潜在意識にある否定的な自分を探していきました。

 




Tさん自身のことを聞いてみると

 

 

 

自分に自信が持てない

人の目を気にしてしまう

 

 

 

お母さんの言う通りにしておけば安心

正解がわからず親の意見に誘導されてしまう

 

 

 

これね

自分軸がなくて他人軸なんですよね。

 

 

 

幼いころから

認めてもらえないことが当たり前だったり

とても自分の気持ちを言える状況ではないと感じていたり




だんだんと

言っても無駄。仕方ないとあきらめていくとそういう状態になってしまう。

 

 

 

この状態が続くと自分が何をしたくて

何が欲しくてどう感じてるのかわからなくなってしまうんです。

 

 

 

Tさんも

あまり褒めることのなかったお父様と忙しくて心配性だったお母さまに対して

自分の気持ちを当たり前のように抑え込んできたのかもしれません。

 

 

 

さらに

複雑な家庭環境の中

優しくない自分ずるい自分のイメージが潜在意識に刷り込まれていったようです。

 

 

 


そんな自分はきっと受け入れてもらえない。  





そんな自分を知られたらがっかりされてみんな離れていってしまうかも。





その怖さに耐えられない小さなTさんは感情を抑え込み本当の自分を否定していきました。



 

 

そして

努力が実り充実した中学校生活の経験から

努力をすればがっかりされないしみんなが離れていかない。

 

 



そう思うようになったのかもしれません。

 

 

 


そして

うまくいかないときは





こんな自分だから受け入れてもらえないんだ

自分の努力が足りないからだ

 



 

そう思い込む癖がついていった。

  




そんなTさんからの感想です。




・悩んでいたこと

子供が頑張っていないと、イライラしたり不安になる。


・気づいたことや変化したこと

子供が頑張っていないと、イライラしたり不安になるのは、
自分自身が頑張っていないと不安になるから
それを子供に投影している。


過去の経験から、
本当の自分を知られたらみんなにがっかりされる怖さ
自己不要感怖さを感じないために、
努力をしている、努力をすればいいと思っている。
(努力が足りないと思っている)


去の自分が作り上げてきた鎧が分厚いということ。

自分の感情と向き合っていくことで、鎧が剥がれ、今よりも楽に生きられるかもと思えた


子供への対応はまだ変わっていない。
が、今後何をしていけばよいのかわかり、やれることがある!って活力が沸いてきた。

今後、変化していけると思えたことで、安心感もあった。


また、今後、自分が今やりたいことが見えてきた。



・くのあきこの印象

声や雰囲気があたたかい、優しい。
誠実さと温かさを感じる。

声だけのカウンセリングだが、こちらの反応を良くキャッチしているように思えた。

どんなあなたもOKだよ、と受け入れてくれている感じがした。


 

  


 

望みがかなわない

自分の意思が通らない

受け入れてもらえない悲しさや寂しさに

耐えられない私たちは





自分に〇〇がないから仕方ない。

自分が〇〇な人間だから。





罪悪感や否定的な自分を理由に

寂しさや悲しさを感じないようにして

自分を守る場合があります。


 


 

Tさんもご自身で言われてるように

とても分厚い鎧で自分を守ってきたんですよね。

 

  



それだけ

幼少期に強い悲しみや寂しさがあったんだと思います。


 

 


でもね

もうこれからは必要ない。

鎧は剥がして次の段階に進む時。





それをお子さんが教えてくれていたんです。





ママ、苦しかったよね。

頑張ってきたよね。

そのままのママで大丈夫なんだよ。





Tさんにはコツコツとその鎧を外していく方法をお伝えしました。

 

 


 


その後

Tさんから

やりたい事がはっきりしてきて、進む決心がついたという報告がありました。

 




もうね

すごくうれしかったです。

 

 


 

どんな自分であろうとその存在や思いを自分が受け入れてあげると

やりたい事が見えてきたりそれをやる勇気が出てきたり一歩踏み出せるようになります。

 

 



自分を信頼できるので

鎧を外しても大丈夫と思えるようになってくるんですよね。





新しいステージに踏み出すことを自分に許可したTさん。







自分のやりたいことにエネルギーを注いでいけば

お子さんに必要以上に口を出したり

エネルギーを奪わずに済みますので





必ずお子さんとの関係は良い方へ変わります。





そして





これからも壁にぶつかることはあると思います。





でも向き合うのはいつでも自分。





望みは叶います。




 

Tさん、応援しています。

 

 

 

 

UMIカウンセラー

くのあきこ

 

 

 


 




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