こんにちはニコニコ

 
 
 
くのあきこです。
 
 
 
今日はHSCのお話です。
 
 
 
我が家の息子と娘は共にHSCです。
 
 
 
時々
あ、やっぱり。とか
だよね〜。とか
 
 
 
HSCらしいことがありますが
最近はほとんど気にならなくなりました。
 
 
 
そういえばHSCですが何か?
 
 
 
そんな感じ。
 
 
 
 
今まではね、
 
 
 
うちの子、HSCなんです!
だから傷つきやすいんです!
疲れやすいんです!
感覚過敏なんです!
 
 
 
だから大事に取り扱って下さい!
 
 
そう思っていたんです。
 
 
 
少しでも子供が傷つくようなことを言われると
腹を立てたり
 
 
 
わかってもらえない!と被害者意識になっていたんです。
 
 
 
たしかに
学校生活はHSCちゃんにとっては厳しいと思います。
 
 
 
集団行動
給食の完食
連帯責任
 
 
 
ウチの息子も
 
 
 
遠足とか集団で行動するのが苦手で何日も前から悩みますし
 
 
 
残すなと言われてないのに給食が食べきれなくて泣いたり
 
 
 
一部のふざけていた子達のせいで授業が進まず真面目にずっと立っていた息子が倒れてしまったり
 
 
 
常にお腹が痛いと言う
 
 
 
怒鳴る先生には何もされてなくても怯えてるし
新しい友達や環境には警戒心丸出しです。
 
 
 
逆に娘は
 
 
 
給食大好きでいつも完食
行事大好きですが
 
 
 
正義感が強く
真面目にやらない子や
ルールを守らない子に対して強いストレスを感じたり
 
 
 
お友達の言い方や仕草に
自分がやられたわけでもないのに傷つきます。
 
 
 
今もそれは変わらないのですが
気にならなくなったのは何故か?
 
 
 
たぶんね
不安がなくなったんだと思います。
 
 
 
私は息子と同じ気質だったので
息子を見るたびに
 
 
 
私みたいになってしまう
 
 
 
と自分のマイナスな部分と重ねて見ていて
不安に囚われていました。
 
 
 
そんなんじゃ独りぼっちになる。
私みたいに辛い思いをしてしまう。
 
 
 
なんとかしなきゃ!
 
 
と必死でした。
 
 
 
でも
過去をリフレーミングして
 
 
 
傷つきやすい自分や弱いと思っていた自分を受け入れたり
独りぼっちにはならないことがわかってきたことで
 
 
 
自分に対する不安がなくなってきたんです。
 
 
 
自分が自分を受け入れることで
他者に対して
 
 
 
もっと大事にして!
 
 
 
と思わなくなりました。
 
 
 
自分が自分をわかってあげることで
 
 
 
わかってほしい!
 
 
 
と思わなくなりました。
 
 
 
自分を信頼できるようになったんです。
 
 
 
そして
自然に息子たちに対する不安もなくなりました。
 
 
 
心配だったのが信頼にかわる。
(まだ完全にではないですけどね)
 
 
 
きっとこの子たちは大丈夫。
自分たちで乗り越えていくな。
 
 
 
そう思うとHSCであることはあまり関係ない。
 
 
 
 
私にできることは
レジリエンスを育ててあげること。
 
 
 
傷つきやすいんだからそれは仕方ない。
傷つかないようにするのは不可能です。
 
 
 
でもそこから立ち上がる力をつけてあげることだなと思います。
 
 
 
必要なのは協働調整。
傷ついたときにその感情をしっかり感じさせて受け止めてあげること。
 
 
 
そうすることで
徐々に自分で感情を癒したりコントロールできるようになりレジリエンスが育ちます。
 
 
 
 
ま、ぶっちゃけ
息子と娘が同じHSCなのに
タイプが違いすぎてこだわることに意味がない!
と言った感じです。
 
 
 
HSCだから
ではなく
個々の気質をカテゴライズすることなく
受け入れてもらえる世の中になればいいなと思います。