さぁ、尾野真千子が言う「ゴマチェッチェ・サムバガルダカザルバ」っていうのは、どうやらサンタムトテム島で言うところの「ブズマ」の事らしい。夢から醒めた夢でございます。
ネタチャレもあと2本で終了となってしまいます。
本日公開するコントは…、『生贄(いけにえ)』でございます!
今回はH.S.S.Y.Yの5人全員が登場致します!
今回、いつもと違うのは、普段の日常を描いたコントではございません。
人里離れた小さな村で行われている儀式の様子をご覧頂きます。
それではどうぞ!
柳「村の神よ。今年も捧げ物として村の少女を用意しました。」
三上「やだっ!やだ、死にたくない!」
柳「この少女を生贄として捧げます。これでどうか、今年も村の平和をお約束下さい。」
三上「死にたくない!誰か助けてっ!」
芳賀「あんな若いのに村のために生贄になるなんて、可哀想に…。」
柳「いいか、お前は村のために生贄になるんだ。お前のせいで村に災いが起こったらどうするんだ?」
三上「うっ…うぅ…。」
柳「さぁ、この谷底へ身を投げるんだ。」
三上「出来ない…!そんな事…、怖くて出来ない…!」
柳「なら、突き落とすまでだ。」
三上「やだっ!やめてっ!」
吉田「やめないか!」
柳「お前は…!?」
吉田「私もここの村人だ!罪の無い少女を犠牲にするなんて、お前ら それでも人間か!」
柳「しかし、1年に1度 神に生贄を捧げなければ、この村に災いが起こると言われている…。1人の命を犠牲にする事で村が救われるのなら、致し方ない事だろう。」
吉田「誰かが犠牲になればいいんだな!分かったよ、じゃあ俺が生贄になってやるさ!」
柳「やめとけ。」
吉田「お嬢さん、もう大丈夫だからね。安心していいよ。」
三上「うっ…。うっ…。グスン…。」
芳賀「あんた…、本当に生贄になるのかよ…!」
吉田「この少女と…この村を守れるなら、俺の命なんて安いものさ。」
芳賀「………っ!」
吉田「この谷底に身を投げればいいんだろう?これで村が平和になるのなら…!………とうっ!」
芳賀「飛んだ!」
吉田「うわあぁぁぁぁっ!!!」
芳賀「落ちて行った…。」
三上「うわあぁぁぁん!ごめんなさい!ごめんなさい、私のせいで!」
芳賀「君は悪くないよ…。でも、これで今年1年間は村の平和は保たれるよ。」
柳「いや、ダメなんだ。」
芳賀「は?生贄として、今の男性が自分の身を捧げてくれただろ!」
柳「この書物によると、生贄は未成年の少女じゃないとダメなんだよね。」
芳賀「えぇっ!?………えぇっ!?だって…、えぇっ!?…あの人…、死にましたよね…?」
柳「この高さだったら、確実に死んでいるだろうな。」
芳賀「でも、生贄では…?」
柳「生贄ではない。」
芳賀「かわいそっ!死に損じゃん!え、「村のために」って死んでいったのに、この村は救われないの!?」
柳「残念ながら。」
芳賀「残念過ぎるって!…え、じゃあ結局生贄は…?」
柳「必要。」
芳賀「いよいよ何のために飛び降りたんだよ!こんなに無駄に失われる命 初めて見たんだけど!」
柳「だから「やめとけ」って言ったんだよ。」
芳賀「もっとちゃんと止めろよ!あんな止め方で生贄になる覚悟がブレる訳ないだろ!」
三上「………。」
柳「じゃあ…、気を取り直して死のうか。」
芳賀「軽く言うなよ!?あの男の人も可哀想過ぎるって!」
柳「最後に何か言い残した事はあるか?」
三上「やだっ!死にたくな…」
ドンッ
芳賀「押した!?」
三上「きゃあぁぁぁぁっ!」
芳賀「まだ喋ってる途中だったろ!何で押したんだよ!」
柳「あんまり大した事言ってなかったろ。」
芳賀「最後の命乞いの言葉を「大した事言ってない」って言うな!」
柳「これで今年もこの村は安泰だ。」
芳賀「嬉しくないって!何かとんでもない罪悪感だわ!」
今藤「あれ、こんな所で何をしてるの?」
柳「あぁ、年の一度の神に生贄を捧げる儀式をやっていたんだよ。君も生贄になる?」
芳賀「ポップに聞くなよ!?お前、儀式の回数を重ね過ぎて感覚バグってんだろ!」
今藤「私、35歳だから…。…未成年じゃないから…。」
芳賀「…え、でも未成年じゃないと意味が無いって事は…。」
柳「この書物を読んだ事がある人間じゃないと知らないはず…!でも、この書物は発見当時から私の元でずっと保管していた…。」
芳賀「じゃあ、どうして書物の内容を…!?」
今藤「ごめんなさい!その書物を書いたのは私なの!」
芳賀「…え?」
今藤「私が書いたの!…イタズラで。」
芳賀「イタズラで!?」
今藤「15年前、私が成人したタイミングでこの架空の言い伝えを思いついて、それっぽい紙にそれっぽい事を書いて、それっぽい所に置いておいたの。そしたら、ある日それが無くなっていて…。」
芳賀「おい、とんでもねぇな こいつ!え、じゃあ何なの?この村に災いなんて起きないって事?」
今藤「起きる訳ないでしょ。」
芳賀「もうちょっと悪びれろよ!?今まで生贄になった人達に謝れ!あと、本当に無駄死にした奴もいるんだからな!?」
今藤「さっき謝ったじゃん。」
芳賀「1回の「ごめんなさい」で許される内容じゃなかったろ!」
今藤「反省はしてる…。私の粋なイタズラが原因で失われた命があるなんて…。」
芳賀「「粋なイタズラ」って言うな!」
柳「私も…、こんな書物を信じ込み、この15年間 多くの少女を生贄に捧げてしまった…。私も許されない事をした…。」
芳賀「…。」
柳「こんな事で彼女達の弔いになるとは思っていないが、私も罰を受けるとしよう…。」
芳賀「まさか…、あなたも谷底へ身を投げるつもりですか…!?」
柳「これで…、許してくれ…!」
今藤「私も罪滅ぼしのために、犠牲になった少女達と同様、谷底へ身を投げます。」
芳賀「いや、死ぬ事は償いにはならな…」
柳「じゃあ、お先にどうぞ。」
今藤「…え?」
柳「レディーファーストです。」
芳賀「そんな事ねぇわ!」
今藤「じゃあ、今まで犠牲になった全ての人達…、大変申し訳ござ…」
ドンッ
今藤「きゃあぁぁぁぁっ!」
芳賀「何で押すんだよ、お前は!」
柳「特に大した事言ってなかったろ。」
芳賀「どこがだよ!今、最後の謝罪の言葉を喋ってたろ!」
柳「…。」
芳賀「…本当にあなたも命を絶つんですか…?」
柳「あ、もし良かったら先にどうぞ。」
芳賀「俺は別に飛ばねぇよ!みんな飛んでるからって「…あ、じゃあ俺も…。」ってなるか!」
柳「じゃあ、俺の番か…。…今まで生贄として犠牲にしてきた全ての少女達よ…。大変申し訳なかった…。………押せよ。」
芳賀「押さねぇよ!俺、そんな酷い事出来ねぇわ!」
柳「押す流れだったろ、完全に。」
芳賀「「流れ」って何!?分かんない、分かんない!」
柳「散々ネタ振りしてたろ。」
芳賀「少女達への弔いの言葉を「ネタ振り」って言うな!お前、ちょっと芸人過ぎるぞ!?」
柳「なら、自分の足で彼女達の元へ行こう。」
芳賀「彼女達は天国で、あなたは地獄だと思いま…」
柳「うわあぁぁぁぁっ!!!」
芳賀「聞けよ!………えぇ…、…は…?みんな死んだんだけど…。…何これ…?………もう十分災いじゃない!?」
…はい、いかがでしたでしょうか?
企画発表の時から書いていましたが、これは本当に大好きなコントになりました!
序盤の三上が生贄として谷底へ落されそうになる緊迫感から、吉田の無駄死にが判明する瞬間までの展開がすっごい好き!
芳賀が「えぇっ!?」と大声でツッコむまで、誰もボケていないんですよね!
つまり、吉田も一言もボケていないんです!
なのに、あんな展開が作り出せる吉田はマジで面白かっけぇ~!
吉田もとうとうこんなレベルまで来たか…!
一言もボケなくても…、いなくなった後に面白さのピークが来るような、そんな最高なキャラになってくれたか…!
KSK、吉田の事マジで大好きなんですよ!
普段、可哀想な役ばっかり当て込んでしまっているけど、それを面白くしてくれている吉田の存在感に本当に救われていて!
吉田がいなかったらシチュエーションネタなんて 本当につまんないんだから。笑
…あ、吉田の事ばかり書いてしまったけれど、今回の配役はこんな感じでした。
柳…祭司
三上…未成年の少女
吉田…勇敢な村人
今藤…架空の言い伝えをでっち上げた人
芳賀…村人
ちょっと三上が可哀想な役ではありましたが、柳のイカれっぷりを引き立たせてくれた ありがたい存在でございました。
柳に加え、今藤が登場してからは完全にボケとツッコミの応酬になるという、加速の仕方も我ながら満足しています!
あと、柳のスタンスが芸人過ぎな。笑
チャレンジの内容としては、いつもは学校やオフィス、カフェなど、日常をコントにしていますが、今回は環境自体が特殊な設定で書いてみたという部分です。
「生贄」という文化がある小さな村での儀式中の出来事といった感じですね。
自分の中で唯一 今でもしっくりこないのは、今藤を現役の黒幕という設定にするために、「15年前からの文化」とそんなに長い歴史でもない設定にしてしまった事。
「今藤の先祖が」…とかだったら、パンチが弱いもんな。
…とにかく、今回は一度もボケる事無く 笑いのピークを作り出した吉田に大きな感謝を述べさせて頂きます!
ありがとう、吉田!
明日はラストネタです!
KSKが織りなす長尺の恋愛コントをお届け致します!
是非よろしくお願い致します!
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タフォーーー!!!

