FRIENDS3 第1話 | 夢から醒めた夢

夢から醒めた夢

ありそうで無いコントのような物語『シチュエーションネタ』を中心に更新しています!
是非読んで下さい♪

 

 

 

 

さぁ、西島秀俊に緑色の軍手をプレゼントする。夢から醒めた夢でございます。

 

 

 

 

さてさて、遂に『FRIENDS3』が公開です!

 

『FRIENDS』と『FRIENDS2』を全て読んで下さった方…、あんなものが非じゃないくらいの最高の作品をお届けします!

 

今回は本当に嘘のミルフィーユです!

1つ見破っていい気になっているようでは全貌を知った時、コテンパンに騙されます!

 

爽快ですよ~、今回の『FRIENDS3』は!

読んで頂く時間を決して無駄にはさせませんので、どうぞ最後までお付き合い下さい!

 

そして、是非感想をコメントして頂けると嬉しいです!

その回ごとの感想ももちろんですし、その先の予想…考察なんかも交えて書いて頂けると最高です!

 

ただし…ですね。

非常に申し訳無いのですが、考察…まぁ「未来の事」についてはガンガン書いて頂きたいのですが、そのコメントに対する回答は一切控えさせて頂きます。

肯定も否定もしません。

KSKが回答してしまう事で、その後の楽しみを潰してしまわないためです。

 

そのため、"回答"は控えさせて頂きますが…、皆さんは遠慮なくKSKの仕掛けを暴いて下さい!

この『FRIENDS3』を…、皆さんの手で潰して下さい!

…もちろんアンチ的な事じゃなくて、ガンガンその先に起こる出来事を予測してコメントに書いちゃって下さい!

KSKと皆さんによる…ある種の勝負です!

 

後から「薄っすら予測は出来ていました」っていう後出しジャンケンは無しにして、遠慮なくこの『FRIENDS3』を先読みで叩き潰して下さい!

コメントを読んだKSKも文面上は飄々としているけど、スマホの前で冷や汗をかきまくり…、なんていう状況を突きつけて下さい!笑

 

まぁ、物語が進むにつれて当然真実に近付いていくから、分かる事も増えてくるし、どんどん精度の高い考察が出来るようになるかと思います!

 

 

…そして!

今回はブログならではの"ある工夫"をしています!

その場の空間や「表」など…、テキストのみでは伝わりにくい部分を埋めるべく工夫しておりますので、今置かれている状況を見失わずに是非考察に専念して下さい!

 

 

それでは、既に何十回も載せていますが、『FRIENDS3』の予告編をどうぞ!

 

 

 

かっこいいでしょ?

 

…あ、今までの『FRIENDS』と『FRIENDS2』の予告編に出てくるセリフは全てそれぞれ第1話に出てくるもののみで構成していましたが、『FRIENDS3』の予告編には話数関係無く色々なシーンから引っ張って来ています!

第1話からの引用が多いですが、逆に第1話には登場しないセリフもありますので、そういった部分も是非お楽しみを!

 

そして、昨日はH.S.S.Y.Yの5人が『FRIENDS3』を語る記事も載せていますので、本編を読む前に是非!

 

『FRIENDS3』公開記念スペシャル! | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)

 

 

 

 

準備はいいですか?

 

それでは早速行きますよ?

 

『FRIENDS3』第1話…、どうぞ!

 

 

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全員「カンパ~イ!」

 

吉田「かぁ~っ!小学生の頃の同級生と集まって飲む酒は美味いねぇ~!」

 

今藤「1年前に米沢社長を糾弾した あの記者会見以降5人が揃うのは初めてだもんね!」

 

芳賀「本当にH.S.S.Y.Yが解散したから国民の戸惑いはハンパじゃなかったけどな。」

 

三上「でも楽しかったよね!あの2年間は5人で一緒に居られて幸せだったよ!」

 

柳「改めてみんな、巻き込んで悪かったな。就職は出来たか?」

 

芳賀「出来てねぇよ。この年齢で雇ってくれるとこなんて、そうそうねぇよ。」

 

柳「そうか…。吉田は?」

 

吉田「はっはっはぁ~!出来る訳ねぇじゃんかぁ~!!俺だぞぉ~ぅ?」

 

芳賀「お前、もう酔っ払ったのかよ!んで、酔っ払った時の喋り方 田畑 光明っぽいな!」

 

三上「懐かしいね。やまみ小学校の事件もこの5人で解決したんだもんね。」

 

芳賀「まぁ、4年前のやまみ小学校の時も昨年の記者会見も…結局糸を引いていたのは橋本先生だったけどな。」

 

今藤「あ!ねぇ!橋本先生も呼ばない!?同窓会とかも全然やれてないし、一緒に飲みたくない!?」

 

吉田「おぉ~ぅ、いいぞぉ~!呼べ呼べぇ~!」

 

芳賀「本当に田畑の喋り方じゃねぇか!酔っ払ってるんだろうけど普通に喋って!?」

 

吉田「分かった。」

 

芳賀「出来るんかい。逆に今までの何だったんだよ。」

 

柳「ん~…、じゃあ呼んでみる?年寄りだし、今の時間もう寝てるんじゃね?」

 

今藤「確かに(笑)。…って、あれ?柳のスマホってそんなんだっけ?」

 

柳「あぁ、俺スマホ2個持ってるんだよ。」

 

今藤「え、何で!?」

 

柳「え、知らんし。」

 

芳賀「あ、今回もそれ言うんだ!お前、マジでそれ売り出そうとしてるだろ!」

 

柳「…………。ダメだ、繋がらない。多分 寝てるんだろ。」

 

今藤「そっかぁ…。久しぶりに話したかったなぁ~。」

 

吉田「ビールおかわり~!」

 

芳賀「早っ!え、じゃあ俺も今飲み干すわ………。よし、おかわり!…柳は?」

 

柳「ウォッカ。」

 

芳賀「2杯目からウォッカ!?大丈夫!?」

 

今藤「ウチは芋焼酎ロックで!」

 

芳賀「また女子力の低いモン飲んでんじゃねぇよ!…結衣は何飲んでんの?」

 

三上「ウチはノンアルコールカクテル…。お酒飲めないから…。」

 

芳賀「あ、そうだったね。」

 

今藤「ね!結衣は小学生の時からお酒が飲めなかったもんね!」

 

芳賀「小学生の時は全員飲めないんだよ!何だお前は!」

 

吉田「結衣ちゃんの酔っ払った姿 見てみたいなぁ~!」

 

三上「そんなに面白くないよ?ただ眠くなっちゃうだけだから…。」

 

吉田「最高じゃないか!酔って眠っている隙に結衣ちゃんの太ももを…」

 

芳賀「黙れ!よくそれを本人の目の前で言えたな!」

 

吉田「すごいだろ?」

 

芳賀「すげぇよ!デリカシーの無さがすげぇよ!」

 

吉田「そんなに褒めるなって。」

 

芳賀「もちろん褒めてねぇよ。」

 

柳「三上…、ウォッカ飲む?」

 

芳賀「お前、話聞いてなかったのかよ!今このテーブル上にある1番強い酒を勧めるな!」

 

三上「そういえば、みんな知ってる?やまみ小学校の取り壊しが中止になったんだって!」

 

吉田「えっ、本当!?」

 

三上「うん!ウチらも署名したけど、事件がニュースになった事であの後も署名活動は続いて、何とか取り壊しの中止が決まったんだって!」

 

今藤「それなら、ウチらの完全勝利だったんだね!」

 

芳賀「取り壊しされないんなら、また5人で行きたいな!」

 

吉田「うん!…っていうか、お祝いにシャンパン開けようぜ!」

 

芳賀「シャンパンなんてねぇだろ!ここ居酒屋だぞ!?」

 

今藤「ねぇねぇ、みんなの近況報告聞かせてよ。久しぶりに会ったんだしさ!」

 

吉田「え~、特に無いなぁ~…。再就職の就活に奔走してるよ。」

 

芳賀「俺もだなぁ…。マジでこの年齢で再就職するのは大変なんだって、今更思い知ったよ。」

 

今藤「そうだね。だからウチは就活してない。」

 

芳賀「え!?何もしてないの!?それって…」

 

今藤「うん。ニート ニート。」

 

芳賀「思いっきり開き直ったな!」

 

今藤「結衣は?どんな感じ?」

 

三上「一応、再就職は出来たよ。小さな会社の事務職。でも、新しい事ばっかりで慣れなくて…。」

 

吉田「大丈夫?職場の人にセクハラされてない?」

 

芳賀「それお前だけは言うな!どっちかっていうとお前が加害者予備軍なんだから!」

 

吉田「うぅ…。ビールおかわり!」

 

芳賀「何でこのタイミングなんだよ!」

 

今藤「柳は最近どうなの?」

 

柳「ん…、俺は別に。」

 

今藤「何かあるでしょ!みんな話してるんだから!」

 

柳「俺の話は特に無いけど…、これ。」

 

芳賀「…ん?何これ?」

 

三上「あ!4年前のやまみ小学校の一般開放日に配られた先着100個のキーホルダー!」

 

芳賀「3個もあるけど、どうしたんだよ これ!?」

 

柳「橋本先生からもらってたんだよ、渡すのを忘れてただけで。」

 

芳賀「いつ貰ってたの?」

 

柳「4年前の一般開放日。」

 

芳賀「なら忘れ過ぎだよ!H.S.S.Y.Yの活動中の2年間でいくらでも渡すチャンスあったろ!」

 

柳「吉田は三上から、俺は横宮 愛から1個ずつ貰っていたから、この3個は芳賀と今藤と三上で分けろ。」

 

三上「嬉しい…!手放しちゃって実は寂しかったんだよね!」

 

今藤「ウチも本当は欲しかったんだぁ、これ!」

 

芳賀「サンキュー!…って事は、このキーホルダーを5人とも持ってるって事だよな?」

 

柳「そうだな。この5人で乗り越えてきた事の絆の象徴だな。」

 

芳賀「おぉ…、何だよお前…。いっつも毒舌なのに「絆」とか照れるじゃんかよ…。」

 

今藤「確かに、やまみ小学校でリュウを殺した田畑 光明を逮捕して、H.S.S.Y.Yとして活動して愛を自殺に追い込んだ米沢社長を吊るし上げて、半グレ集団”ダークレイク”のリーダー・武田を逮捕して、いじめを繰り返していたアイドルグループ”MAGIC”にも心を入れ替えさせたんだからね。並大抵の絆じゃ出来ない事だよね!」

 

吉田「あの後、米沢社長も余罪が出てきて結局逮捕されたんだよね!」

 

芳賀「さっき今藤も言ってたけど、俺達の完全勝利だったよな!」

 

柳「…1個だけ…。」

 

芳賀「え?」

 

柳「今藤が今言った事の中で1個だけ違っている事があるんだ。」

 

芳賀「え、何!?全部事実だろ!?今の今藤の話の中のどれが違っても衝撃的なんだけど!」

 

柳「あぁ…、かなり衝撃的な話だな。」

 

芳賀「なになになに!?超怖いんだけど!何なの!?」

 

柳「実はな…」

 

吉田「ビールおかわり!」

 

芳賀「またかよ!んで、タイミング悪いんだよ!」

 

吉田「ビール来るまでトイレ行ってくる!」

 

芳賀「やりたい放題かお前!」

 

柳「………。」

 

~2時間後~

 

吉田「うぃ~!もう1件行こ~!」

 

三上「ねぇ、ちゃんと歩けてないし帰った方がいいよ!家が同じ方向の人いる!?」

 

柳「真逆だなぁ…。」

 

芳賀「俺も方向違うなぁ…。今藤は?」

 

今藤「ねじれの位置。」

 

芳賀「何だよ「ねじれの位置」って!帰る方向に「ねじれの位置」はねぇんだよ!」

 

吉田「1人で帰れるから大丈夫…ヒック…。また会おうなぁ~い!」

 

三上「本当に大丈夫…?」

 

吉田「大丈夫 大丈夫…!じゃあね~い!」

 

三上「大丈夫かなぁ…。」

 

今藤「結衣は本当に優しいね。あんなキモい奴の心配して。」

 

芳賀「まぁ、みんな帰る方向がバラバラだからな…。心配するのも仕方ないよ。」

 

今藤「じゃ、また飲もうね!バイバイ!」

 

三上「気を付けて帰ってね!」

 

柳「じゃあな~。」

 

芳賀「バイバーイ!…ふぅ~、結構遅くなっちゃったなぁ…。早く帰って寝ないと、明日の面接に間に合わないし…。………そういえば、柳が言っていた「事実と1個だけ違っている事」って何だったんだろう?…気になるな。電話してみるか…。」

 

ピッ ポッ パッ ポッ プルルルルル…

 

柳の声「もしもし。どうした?」

 

芳賀「あぁ、ごめんな。1個だけ吉田のせいで聞きそびれた事あったんだけど、さっき柳が言っていた「事実と1個だけ違っている事」って何?」

 

柳の声「あぁ…、俺達は根本的に間違っていた事があったんだよ。」

 

芳賀「…それって…。」

 

柳の声「それはな…。t…ドカッ!…………………」

 

芳賀「え、柳?どうした?大丈夫か?」

 

柳の声「……………。」

 

芳賀「柳~?もしも~し!…どうしたんだろ…。」

 

ドカッ

 

芳賀「うっ…。」

 

ドサッ

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

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芳賀「うっ…、痛ってぇ~…。ここは…?………えっ、柳!?大丈夫か!」

 

柳「うっ…うぅ…。」

 

芳賀「おい、柳!しっかりしろ!大丈夫か!?」

 

柳「…芳賀…?ここはどこだ…?」

 

芳賀「分からない…。どこかの倉庫か…?暗くてあまり見えな…えっ!吉田と今藤と三上も倒れてる!ちょっ…起きろ!大丈夫か!」

 

今藤「ん…。」

 

吉田「痛たたた…。」

 

三上「…ここ…どこ…?」

 

芳賀「一旦 整理しよう!俺は5人で飲んだ帰り道、柳と電話している途中に繋がらなくなって…、誰かに後ろから殴られた…?」

 

柳「俺も芳賀と電話中に後ろから何者かに殴られた…。」

 

三上「ウチは後ろから口にハンカチを当てられて…。そこからの記憶が無い…。」

 

今藤「ウチも結衣と同じ…。」

 

柳「男女間で拉致の仕方が違うって事か…。一応聞くが、吉田は?」

 

吉田「俺は店を出る前の記憶すら無い。」

 

芳賀「だろうな!相当酔っ払ってたもんな!」

 

三上「ここ…倉庫みたいだけど、どこなの…?」

 

柳「記憶が正しければ、恐らく…赤田倉庫…。」

 

三上「!?」

 

桐山「正解。お見事だよ。」

 

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芳賀「えっ!?」

 

吉田「誰だ!?」

 

桐山「僕の名前は桐山 晴斗(きりやま はると)。復讐者だよ。」

 

三上「桐山…晴斗…?」

 

今藤「…イケメン…。」

 

芳賀「おい!惚れ惚れしてんじゃねぇよ!」

 

柳「お前が俺達をここに拉致したのか?」

 

桐山「その通り。柳くんは記憶にあるだろう?この赤田倉庫。」

 

柳「…どうして俺の名前を知ってる?」

 

桐山「言っただろう?これは復讐だって。復讐する相手の事はよ~く調べなくっちゃ。」

 

三上「桐…山さん?私達、あなたに何かしましたか?」

 

桐山「三上 結衣さん、僕は何もされてないよ?心配しないで。」

 

吉田「言ってる意味が分からないんだけど…。何の復讐なんだ!」

 

桐山「吉田 勇人くん、君達は多くの人達に大きなダメージを与えた。それによって、人生を大きく狂わされてしまった人達を代表して、僕が君達をここに集めたんだ。」

 

吉田「俺の名前をしっかり知ってくれている…!こんな事 初めてだ…!嬉しいぃぃ~っ!」

 

芳賀「喜ぶな!確かによく名前忘れられがちだけど!」

 

今藤「ウチの名前も呼んで下さい!」

 

芳賀「お前はイケメンに名前呼んで欲しいだけだろ!」

 

桐山「今藤 忍さん。君のセクシーな雰囲気、魅力的だよ。」

 

今藤「そんな事言われたの初めてです!ありがとうございます!」

 

芳賀「何お礼言ってんだよ!俺らを拉致した相手だぞ!?」

 

桐山「君は…、は…は…。」

 

芳賀「芳賀な!覚えられない苗字じゃねぇだろ!」

 

柳「桐山…。お前が”代表”して復讐しようとしている「人生を大きく狂わされてしまった人達」っていうのは、この倉庫内にいるんだろ?」

 

桐山「ん?」

 

柳「お前が1人なら5対1の構図はあまりにも無謀過ぎる。俺達は何も拘束されていないからな。」

 

桐山「ふふっ。さすが柳くん。聞いていた通り賢いね。バレているみたいだから出てきていいよ~。」

 

田畑「結衣ちゃん!4年ぶりだねぇ~!」

 

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三上「田畑さん…!?どうして…!?」

 

米沢「H.S.S.Y.Y~!5人とも殺しに来たでぇ~!」

 

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吉田「米沢社長…!?」

 

武田「久しぶりに暴れられるぜぇ~!1年ぶりだな柳。」

 

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柳「武田…。」

 

今藤「この状況…、どういう事?」

 

米沢「”悪党 勢揃い”ってところやなぁ~。」

 

柳「桐山はともかく…どうして田畑と米沢と武田が一緒にいるんだ?お前らは間違いなく交わらない関係だろ。」

 

田畑「俺と米沢社長と桐山くんは刑務所で出会ったんだよぉ~。」

 

米沢「せや。お前らに入れられた刑務所でなぁ。」

 

吉田「同じ刑務所だったのか…?」

 

田畑「お互いに逮捕された理由を話していたら、共通の敵が君達だって事が分かったんだよぉ~。」

 

米沢「更にその話を聞いていた桐山が俺らの復讐に協力してくれる事になったって訳や。」

 

桐山「僕はね、バカのくせにたまたま一つ上手くいったくらいでツケ上がってるような奴がこの世で1番嫌いなんだよ。」

 

三上「たまたまなんかじゃありません。修斗くんは2年後までをしっかり見据えた計画を立てられる人で…!」

 

桐山「ふ~ん。やっぱり田畑くんと米沢さんが言っていた通り、柳くんが全てを動かしてたんだ?つまり、君達4人は同級生の言いなりになって動くザコって事だ?」

 

吉田「「ザコ」だと…!?…言われてるよ?芳賀、今藤、結衣ちゃん、柳?」

 

芳賀「柳じゃなくてお前だよ!お前を筆頭に俺ら4人呼ばれてんだよ!言ってて悲しいけど!」

 

桐山「僕はね、自分の力じゃ何も出来ないザコがこの世で1番嫌いなんだよ。」

 

柳「…。」

 

桐山「君達はこの4年間で多くの人を敵に回し過ぎた。…自覚はあるかい?」

 

柳「…。」

 

桐山「そして、君達が人生を狂わせた相手は、君達の目的外の何の関係も無い赤の他人も含まれているって考えた事はあるかい?」

 

柳「………。」

 

桐山「自覚は無いようだけど…、それが彼だよ。ねぇ?樫元(かしもと)さん?」

 

今藤「樫元…?」

 

三上「…。」

 

吉田「…誰?」

 

芳賀「すげぇ怪しいフードを被ってんじゃねぇか!」

 

樫元「…樫元です…。占い師をやっております…。」

 

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今藤「占い師…?」

 

柳「一つ聞くけど、お前らはどこで知り合った…?」

 

米沢「俺らの出会いは衝撃的やったなぁ~!」

 

田畑「初めて“特殊能力”ってやつを見たねぇ~。」

 

~1ヶ月前~

 

米沢「桐山はん、あんたの考えた作戦 最高や!これならH.S.S.Y.Yの連中に完璧に復讐出来るわ!」

 

田畑「俺が刑務所に入っている間に、5人がアイドルになっていたとはねぇ~!懲役10年のはずだったのに、桐山くんが用意してくれた保釈金のおかげで4年で出てくる事が出来て嬉しいよぉ~!」

 

桐山「ふふっ。僕にとってはただのゲームだよ。君達はそのH.S.S.Y.Y?…とやらの人生を徹底的に潰して復讐を果たせばいい。」

 

米沢「せやけど、桐山はん。あんたが刑務所に入れられた理由はどうしても話してくれへんのか?」

 

桐山「僕の話はどうだっていいんだよ。それよりも計画を…」

 

樫元「少しお時間いいかな…?」

 

米沢「あんた誰や?あんたみたいな怪しい格好した奴に用は無いわ!」

 

樫元「私は…占い師だよ。」

 

田畑「占い師…?」

 

米沢「ますます怪しいやないか!」

 

樫元「あなたは…、芸能プロダクションの社長を務めていたが、所属するアイドルに足元をすくわれ、過去の悪事をバラされた…。それによって職を失い、少し前まで…いや、ついさっきまでかな?…刑務所に入っていた。」

 

米沢「何で俺の事 知ってんねん!」

 

田畑「米沢社長、完全に言い当てられていますねぇ~。」

 

樫元「あなたの事も占いで言い当てられる。あなたは昔から小学校への侵入を繰り返し、女子児童の私物を幾度となく盗んできたが、ある時 男子児童に見つかり、衝動的に殺害してしまう。14年後にそれをある5人組に暴かれ、少し前まで刑務所に入っていた。」

 

田畑「おぉ~、完璧に当たっているよぉ~。本当に占い師なんだねぇ~。」

 

桐山「そんなに簡単に信じちゃいけないよ。占いなんてものは…」

 

樫元「美形な君の事も言い当てる事が出来るよ。君は…詐欺グル…」

 

桐山「ストップ。僕の事は占わなくていい…。僕はね…、占いなんていう科学的根拠も無い訳の分からないものがこの世で1番嫌いなんだよ。」

 

樫元「…でも…、今の短い言葉の中で、君は私の事を少しでも信じたね?」

 

桐山「いいや。僕は占いなんか信じない。そもそもここを歩いている人間なんて僕たちの他にも大勢いる。何で僕たちに声を掛けたんだい?」

 

樫元「あなたからも若干感じるが…、横の2人からは強い”復讐の念”を感じる。2人が恨みを持つ相手は…、私が恨みを持つ人間と共通の人物…。そう視えているよ。」

 

田畑「占い師さんが恨みを持ってるってぇ~?」

 

米沢「そらぁ、おもろいやんけ!”共通の人物”って事はつまり…」

 

樫元「あぁ…、吉田 勇人・柳 修斗・芳賀 啓介・今藤 忍・三上 結衣の5人だよ…。」

 

米沢「ホンマに一緒や…!」

 

田畑「結衣ちゃんを除けば確かに一緒だ…!桐山くん、この人も仲間に入れないかい?ここまで的確な占いを出来る人なら俺達の良い味方になるかもしれないよぉ~?」

 

桐山「そんな簡単に仲間には入れられないよ?占い師さんはどうしてその5人に恨みを持ってるの?」

 

樫元「私の孫は、アイドルグループ・MAGICの大ファンだった…。しかし、H.S.S.Y.Yの記者会見でいじめを暴露された事により、テレビの露出が激減し、孫が生き甲斐を失っている…。」

 

田畑「…え、それだけで恨んでるのぉ~?」

 

樫元「この歳になると孫の事が最優先になるんじゃ!」

 

米沢「おぉ おぉ…、せやな?そんな怒んなや。分かったから。」

 

樫元「私も是非…、復讐の一員にさせてほしい…!」

 

桐山「分かったよ。その代わり…、しっかり役に立ってもらうよ?」

 

~現在~

 

樫元「…という訳で、彼らの仲間に入れてもらった訳だ。」

 

田畑「俺らの事を完璧に言い当てられたよぉ~!」

 

米沢「あの時はさすがに気持ち悪ぅ感じたなぁ。鳥肌が止まらんかったわ。」

 

吉田「占いなんて…信じるもんか!」

 

樫元「ならば、私が君の事を言い当てよう。」

 

吉田「や…やれるもんなら やってみろよ!」

 

樫元「吉田 勇人。君は小学生の時から可愛い女の子には目が無く、恋愛の対象がコロコロと変わっていった。」

 

吉田「え、ちょっと待って!?」

 

芳賀「え、何!?図星!?」

 

樫元「数年前にアイドルになってからは、そのほとんどのアイドルに恋をし…」

 

吉田「ちょっとストップ!」

 

芳賀「え、マジで図星なの!?結衣一筋じゃなかったのかよ!」

 

樫元「他に占ってほしい人はいるかね?」

 

今藤「…。」

 

三上「…。」

 

芳賀「…。」

 

柳「…。」

 

樫元「みんなに言っておくが…、私は…エッチだよ。」

 

芳賀「何のカミングアウトだよ!それ聞いて俺達はどうすればいいんだよ!」

 

樫元「…エッチだよ。」

 

芳賀「2回言うな!嫌だわ エッチな占い師!」

 

柳「エッチ…なのか…?」

 

芳賀「食いつかなくていいんだよ!何で食いついたんだよ!」

 

樫元「あぁ…、エッチだよ。」

 

芳賀「もういいわ!1回黙ってて!?」

 

柳「…。」

 

芳賀「どうした、柳?」

 

柳「…いや…。でも、樫元の言う事は信じざるを得ない…。」

 

芳賀「え、何で!?何で!?この占い師、煩悩に溢れてるんだぞ!?」

 

柳「…。」

 

三上「…でも…、修斗くんが信じるって言うんなら…、本当なのかも…。」

 

今藤「占いを信じなさそうな柳だから尚更ね…。」

 

芳賀「まぁ…、確かにそうかもな…。」

 

米沢「はっはぁ!みんな信じたそうや!」

 

田畑「樫元さんの占いは間違いないからねぇ~!」

 

桐山「まぁ、1ヶ月前に樫元さんが仲間になった後、米沢さんの戦友…武田くんも仲間に加わったって訳だよ。」

 

柳「んで?俺達を赤田倉庫に連れてきたって事は、俺達をここで殺すつもりか?」

 

桐山「最終的には死んでもらうけど、ただ殺してもつまらないからね。僕達とゲームで勝負してもらうよ?」

 

吉田「ゲーム…?」

 

桐山「まずは外部と連絡されないように、武田くん…5人からスマホを集めて?」

 

武田「おぅよ。お前ら!スマホを出せ!」

 

今藤「はい…。」

 

芳賀「壊すなよ…?」

 

吉田「これです…。」

 

三上「…。」

 

武田「お前も出せよ 柳。」

 

柳「…ほらよ。」

 

武田「これで5個…っと。回収したぜ、桐山さん。」

 

桐山「それじゃ…、本題に行こうか。」

 

芳賀「本題…?」

 

桐山「やまみ小学校を爆破する。」

 

今藤「はぁ!?」

 

三上「せっかく取り壊し中止が決まったのに…!」

 

桐山「そして、その爆破の瞬間…君達5人にはやまみ小学校の中にいてもらう。」

 

芳賀「それって、やまみ小学校と共に爆死しろって事か…!?」

 

桐山「その通りだよ。…え、嫌かい?」

 

芳賀「嫌なんてモンじゃねぇよ!何でそんな目に遭わなきゃならねぇんだよ!」

 

桐山「でも…、君達に拒否権は無い。」

 

芳賀「あるわ!母校と一緒に爆死するのに拒否権が無い訳ねぇだろ!」

 

桐山「君には分からないかもしれないけど…、柳くん。頭の良い君には分かるよね?」

 

柳「そうだな…。俺達に拒否権は無いようだ…。」

 

今藤「…え、どういう事?柳…。」

 

桐山「やっぱりこの状況を理解出来ているのは柳くんだけか。みんなはどうして分からないんだろう?僕らには武田くんという少し前まで警察も手を焼いていた半グレ集団・ダークレイクを束ねていたリーダーがいるからさ。」

 

武田「おぅよ!俺が本気を出したらお前らなんて一捻りだからな!」

 

吉田「くそ…。」

 

桐山「それじゃ、話を本題に戻すよ?」

 

柳「…。」

 

桐山「君達にはやまみ小学校と共に爆死してもらうけど、唯一それを阻止出来る方法を教えてあげるよ。それは…、僕達とのゲームに勝つ事さ。」

 

芳賀「ゲーム…?」

 

桐山「そう。僕が考えたゲームで君達が負けたら速攻でやまみ小学校に移動して爆死してもらう。」

 

芳賀「お前が考えたゲームなんて、お前らに有利なルールに決まってるだろ!絶対にやらねぇよ!」

 

桐山「ふざけたまえ!」

 

芳賀「何だよ その言い回し!」

 

桐山「君さぁ…、バカのくせに黙っててくれるかな?僕はバカがこの世で1番嫌いなんだよ。」

 

柳「おい、桐山。お前は何で刑務所に入ってたんだ?」

 

桐山「…は?うるさいなぁ。君には関係無いよね?」

 

柳「は?関係無くはないだろ。何言ってんのバカじゃねぇの?」

 

桐山「「バカ」って言う方がバカなんだよ。バカは君の方だよ。」

 

柳「うるせぇ、バーカ。」

 

桐山「バーカ、バーカ。」

 

芳賀「何この言い合い!?お前ら本当に頭良いのか!?」

 

柳「桐山…。お前が考えたっていうゲーム…、俺達が勝ってお前を下駄箱にぶち込んでやる…。」

 

芳賀「「ブタ箱」な!下駄箱には物理的に入んないから!」

 

桐山「柳くん。今のこの状況を作り出した原因の大半は君にあるって事を忘れないで欲しいな。」

 

柳「俺のせい…?」

 

桐山「そうだよ。だって、田畑くんも米沢社長も武田くんも樫元さんも結局は君が立てた計画のせいで人生を狂わされて、その復讐でこういう状況になっているんだから。」

 

柳「…。」

 

桐山「君は「友達のため」「友達のため」と言いながら、結局はより近い友達を手前勝手な計画で危険に晒しているんだよ。」

 

柳「俺の…せいなのか…?」

 

桐山「自覚しなよ 柳くん。君のせいでみんな死ぬんだ。」

 

柳「………。」

 

桐山「僕はね…、そういう能力が低いくせに「自分は何でも出来る」って思い込んでいる勘違いした自信家がこの世で1番嫌いなんだよ!」

 

米沢「まぁまぁ、えぇやないか。早ぅ、ゲーム始めようや。さっさとこいつらが塵と化す瞬間を見たいからなぁ~。」

 

三上「やだ…。死にたくない…。」

 

今藤「負けたら爆死…。」

 

吉田「心配ないよ。5人ならきっと大丈夫だ。」

 

三上「吉田くん…。」

 

吉田「それに俺達は柳の言いなりになって計画を実行したんじゃない。4人とも自分の意志で柳を信じてついて来たんだ。今回だって、どんな困難も乗り越えられる!」

 

柳「…吉田…。」

 

吉田「俺達はFRIENDS。友達だ。」

 

今藤「吉田…!」

 

三上「吉田くん…!」

 

芳賀「…え、何で今 1回英語で言ったの?」

 

吉田「…え?」

 

芳賀「何か今のセリフ言うタイミングも無理矢理感あったし…。お前アレだろ!良い感じのトーンでタイトルをサラッと言う事で予告編で使ってもらおうとしたろ!」

 

吉田「思ってないよ恥ずかしい!予告編なんかに使われたくないよ!」

 

芳賀「んで、見たか?お前実際使われてたぞ。」

 

吉田「マジで!?」

 

芳賀「嬉しそうじゃねぇか!」

 

吉田「嬉しくないって!満更でもないよ!」

 

芳賀「それ、どっちかっていうと「嬉しい」って意味だから!」

 

桐山「君達!今は僕が喋ってるんだよ!私語は慎んでもらえるかな!」

 

吉田「あ、忘れてた。」

 

桐山「僕はね、人の話を聞けない奴がこの世で1番嫌いなんだよ!」

 

芳賀「結局どれが1番嫌いなんだよ!さっきからちょいちょい「この世で1番嫌い」とか言ってるけど!」

 

桐山「まっ、ゲームの本題に入る前に、柳くん。僕と前哨戦としてミニゲームをしようよ。」

 

柳「…?」

 

桐山「君達が負けたら予定通り爆死を賭けたゲームに挑んでもらう。ただし、万が一君達が勝ったら…5人とも解放してあげるよ。」

 

芳賀「えっ!?」

 

吉田「マジ!?」

 

武田「おい、桐山ぁ!勝手に決めんなよ!てめぇが負けたらこれまでの計画が台無しじゃねぇか!」

 

桐山「武田くん…。僕は君みたいなバカじゃないんだよ?」

 

武田「あぁ!?」

 

桐山「僕が負けるなんてあり得ないんだよ。僕は…天才なんだから。」

 

武田「ぐっ…、好きにしやがれ!負けたらタダじゃおかねぇからな!」

 

桐山「さてと…、まぁ君達5人にとってはノーリスク・ハイリターンな得しかない提案だと思うんだけど、どうかな?」

 

今藤「柳…。」

 

柳「…まぁ…、やるしかないか…。」

 

桐山「よし、決まりだ!それじゃあ前哨戦の特別ミニゲームといこうか!」

 

柳「…。」

 

桐山「ゲーム名は…『イチキュウじゃんけん』!」

 

 

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…はい!

第1話はここまで!

 

今までの『FRIENDS』と『FRIENDS2』の第1話と違い、誰の目で見ても明らかに物語が展開していますよね!

 

過去作のような伏線を張って張って張ってドカンと回収するのではなく、その都度 皆様には驚いて頂きます!

 

そして、次回の第2話では早速『イチキュウじゃんけん』が始まりますね!

ん…?『イチキュウじゃんけん』…?…あれ?

 

 

そして、田畑 光明・米沢社長・武田剛士というかつての悪党達に加え、新たな敵が登場しましたね!

 

まずは樫元!

 

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こいつは厄介ですよ…、占い師ですから。

 

その能力は今後のゲームにおいて、とんでもない展開を引き起こす事でしょう。

 

 

 

そして、そんな樫元を含め、4人を統率する天才が桐山 晴斗です!

 

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もうね…、ここで書いちゃうのもアレなんだけど、KSKの中で桐山 晴斗は超超超大好きなキャラです!

 

『FRIENDS』がただのコメディーとして作られた作品だったところを急遽事件性を持たせたあの日から…、桐山 晴斗というキャラクターはずっと温め続けて来ました!

 

この『FRIENDS3』は過去作のような簡単な物語ではありません!

 

KSKの本気作がとうとう幕を開けました!

仕掛けられた数々の罠を…あなたはどれだけ見抜けるか!?

 

 

 

…さて、次回の第2話…、展開が気になりませんか?

 

そんなあなたのために早速予告編をどうぞ!

 

 

 

吉田「『イチキュウじゃんけん』…?」

 

今藤「何それ…?」

 

桐山「ルールは簡単。この指をお互いに19本ずつ所有し、10回戦のじゃんけんを行う。この時に出す指はオモチャの指の所有本数に連動する。」

 

吉田「…え、どういう事?」

 

柳「なるほどな…。10回戦のうちに指の所有本数を上手く考えながら出し手を決めなければならないって訳か…。」

 

-桐山が考案した命懸けのゲームの前哨戦『イチキュウじゃんけん』のルール説明が行われる!-

 

柳「指の所有本数はお互い18本ずつにしてくれ。」

 

今藤「そんなの意味あるの…?」

 

芳賀「何か狙いがあって言ってるのか?」

 

桐山「はっはっは!君はどこまで勘ぐってるんだい?じゃんけんだよ?このゲームに必勝パターンが無いのは君だって分かってるだろう?心配性過ぎるよ?」

 

柳「5人の命を懸けたゲームなんだ…。慎重にいくのは当然だろ…。」

 

桐山「僕は君を指名するよ?柳くん。」

 

-ルール説明の段階から駆け引きは始まっている!このゲーム…、一体どうなる!?-

 

芳賀「その時に勝負を仕掛けてくるって事か?」

 

今藤「じゃあ…、どうやってこの状況で勝とうとしてるの…?」

 

吉田「何で爆死確実なんだ!」

 

柳「俺達の中で1人…?」

 

三上「きゃ~~~~~~っ!」

 

芳賀「いや…、でもこれって…!」

 

桐山「柳くん、捨てる指の本数はどうする?」

 

今藤「…さては、言ってないルールがあるんでしょ!」

 

米沢「こんな前哨戦で負けとったらシャレにならんで?」

 

今藤「ちょっとうるさい!黙ってて!」

 

桐山「あはっ☆ 2ポイント獲得~!」

 

柳「ポイントじゃないよ桐山。」

 

桐山「くっくっくっ…。やっぱり…僕の勝ちだ…!」

 

-柳 修斗 VS 桐山 晴斗 … 命懸けの頭脳戦がここに開幕!-

 

芳賀「「芳賀」な!大事な場面でフワフワした噛み方しやがって!」

 

芳賀「ねぇよ!お前が勝手に言ってるだけだから!」

 

芳賀「もっと関係ねぇよ!何で濁点打つ場所間違えるんだよ!」

 

芳賀「だから悲鳴を上げたんだろうが!何 笑いながら言ってんだ お前は!」

 

芳賀「誰が「ババサレムーチョ」だ!どこの国のオカマなんだよ!」

 

-芳賀のツッコミも健在!-

 

柳「…何がおかしい?」

 

桐山「今この瞬間…、僕の勝ちは確定した。」

 

柳「今この瞬間、俺の勝ちが確定した。」

 

桐山「君は…つまらない。」

 

-究極の頭脳戦バトル!H.S.S.Y.Yを統率した人間と悪を束ねるリーダーの対決。決着を見届けよ!-

 

 

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それでは、次回の第2話もよろしくお願い致します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タフォーーー!!!