FRIENDS3 第10話 | 夢から醒めた夢

夢から醒めた夢

ありそうで無いコントのような物語『シチュエーションネタ』を中心に更新しています!
是非読んで下さい♪

 

 

 

さぁ、佐野勇斗の隣でこっくりさんをやったら怒鳴られた。夢から醒めた夢でございます。

 

 

 

 

本日は遂に『FRIENDS3』第10話の公開日です!

 

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今回からはとんでもないスピードでゲームが進んでいきますよ!

 

最終回である第12話まで、今回を含めて あと3回!

 

しっかり復習をしていきましょう!

 

現在、H.S.S.Y.Yは最終ゲームである『ナンバーヒットゲーム』をやらされております!

 

ルールはこんな内容でございます。

 

 

5対5で交互に相手チームの名前と番号を一致させて追放させていくゲームです。

 

一見 運ゲーにしか見えないこのゲームですが、第8話~第9話では柳と桐山のゲームのルールを全て利用した攻防戦が展開されました。

 

桐山はいち早く、H.S.S.Y.Yチームに吉田・芳賀・三上がエントリーされていない事を察知し、『自給自足ゲーム』の時の速水・作田・太田がエントリーされている事を見抜きました。

 

要は現状こんな状況という事です。

 

 

エントリーする段階で別の人間にする柳の機転も去る事ながら、そんなぶっ飛んだ作戦を短時間で見抜いてしまう桐山も恐ろしい。

 

 

さてさて、KSKが振り返ったところで何にもなりません!

 

皆様の方でも今一度 復習を!

 

 

 

『FRIENDS3』第1話はこちら!

FRIENDS3 第1話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)

 

 

『FRIENDS3』第2話はこちら!

FRIENDS3 第2話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)

 

 

『FRIENDS3』第3話はこちら!

FRIENDS3 第3話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)

 

 

『FRIENDS3』第4話はこちら!

FRIENDS3 第4話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)

 

 

『FRIENDS3』第5話はこちら!

FRIENDS3 第5話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)

 

 

『FRIENDS3』第6話はこちら!

FRIENDS3 第6話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)

 

 

『FRIENDS3』第7話はこちら!

FRIENDS3 第7話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)

 

 

『FRIENDS3』第8話はこちら!

FRIENDS3 第8話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)

 

 

『FRIENDS3』第9話はこちら!

FRIENDS3 第9話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)

 

 

 

…復習は出来ましたか?

 

いいね?大丈夫だね?

 

 

それでは、『FRIENDS3』第10話…、どうぞ!

 

 

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柳「桐山・田畑・米沢…、お前達に言っておきたい事がある…。」

 

田畑「何さぁ~?」

 

米沢「何やねん?」

 

桐山「…。」

 

柳「ハッタリでも何でもなく…、この『ナンバーヒットゲーム』…、100%俺達が勝つ。」

 

桐山「そんな方法…、ある訳ないでしょ。笑」

 

柳「いいや、あるんだよ。お前はまた…、”この学校を舞台”に負けるつもりか?」

 

桐山「!?」

 

今藤「…桐山の…、顔色が変わった…?」

 

柳「さっきの話の続きをしよう。桐山…、お前がどうして俺達を「やまみ小学校で爆死させる」事にこだわったのか…。俺には全て分かってる。」

 

桐山「それはみんなの…」

 

柳「米沢・武田・樫元の3人は、やまみ小学校に何の縁も無い。可能性があるとすれば、ここで逮捕された田畑か…桐山、お前ら2人のどっちかの案って事だ。」

 

桐山「僕はこんな所で逮捕されてないよ?」

 

柳「とぼけるなよ、桐山。お前が田畑ごときの意見を聞かない人間って事は分かってる。」

 

田畑「「田畑ごとき」って何さぁ~!」

 

芳賀「いや、ツッコむなら ちゃんとツッコめよ!「いや、「田畑ごとき」って何だよ!」って!」

 

田畑「…え、じゃあお手本見せてぇ~?」

 

芳賀「今やっただろ!今ものすごい熱量で実演しただろ!」

 

柳「…桐山も…、このやまみ小学校に恨みがあるんだろ?」

 

桐山「………!」

 

三上「嘘…!?」

 

今藤「桐山がやまみ小学校に何の恨みがあるの…?」

 

柳「桐山が田畑と米沢に出会ったのは、同じ刑務所に入ったからだよな?なら、どうして桐山ほどの頭脳の持ち主が、みすみす刑務所なんかに入ったと思う?」

 

芳賀「…。」

 

吉田「…分かんない…。そもそも桐山が警察に逮捕されるような失態を犯すイメージが無いなぁ…。」

 

柳「…ここからは…、橋本先生に話してもらおうか。」

 

桐山「…。」

 

橋本先生「…桐山くんは…、詐欺師だった…。」

 

桐山「言うな…!」

 

橋本先生「みんなも知っている通り、このやまみ小学校は閉校の後、取り壊しが決まっていた…。桐山くんが仕切る詐欺グループは、取り壊し後のやまみ小学校の跡地を不当な安価で買収しようとしていたんだ。」

 

今藤「え…、マジ…?」

 

三上「でも、やまみ小学校は…!」

 

橋本先生「そうだ。4年前の一般開放日の事件解決をきっかけにニュースでやまみ小学校の事が話題になり、取り壊し中止の署名活動は活発になった。その結果、やまみ小学校の取り壊しの中止は現実のものとなった。」

 

桐山「…。」

 

橋本先生「それにより、桐山くんの買収計画は失敗。黙って手を引けばよかったものを桐山くんは…」

 

桐山「言うな!」

 

橋本先生「…。」

 

柳「なら、俺が言ってやろう。」

 

桐山「言うな!」

 

柳「言う!」

 

桐山「言うな!」

 

柳「言う!」

 

芳賀「何やってんだよ!何その水掛け論!?」

 

柳「買収計画が失敗したお前は同じ詐欺グループの仲間にこう吐き捨てた。「お前らが無能だから失敗したんだ。」って。」

 

桐山「…っ!」

 

柳「お前は”仲間”を軽んじたんだ。その結果…、仲間達はお前をグループから斬り捨てるため、過去の全ての詐欺罪を桐山1人に擦り付けて姿を消したんだ。」

 

桐山「…どうして、その事を…!………あぁ…、樫元か…。」

 

橋本先生「そうだ。私には刑務所に勤務している友人がいる。その友人とたまたま会う機会があった際に田畑と米沢社長が同じ刑務所に入っている事を知った。私は田畑と米沢社長の反省の程度を知るために、彼に2人の動向を随時教えてもらうように頼んだ。…しかし、ある日 桐山くんの保釈金によって2人が出所した事を知った…。…最悪の繋がり方をしている可能性を考えた私は…、”占い師”として君達に接触したんだ…。」

 

桐山「………。」

 

柳「なぁ、桐山…。お前にとって“仲間”って何だ?」

 

桐山「…”仲間”なんて…、簡単に裏切る最低な存在だよ…!今まで僕が詐欺のノウハウも全部教えてやったっていうのに…!」

 

柳「そこだよ、桐山。お前は”仲間”を信用していない。お前は勘違いしているんだよ。「裏切られたから信用していない」って自分に言い聞かせてるんだろうが、実際は「信用しなかったから裏切られた」んだ。」

 

桐山「違う…!僕は…!」

 

柳「そして、最終的に恨みの矛先は…取り壊しが中止になるきっかけとなった4年前のやまみ小学校での事件解決をした俺達…、そして”やまみ小学校”そのものへとすり替わったんだ。」

 

桐山「…!」

 

柳「もし、恨みをそっちの方向に向けるのなら…、お前が本来恨むべき人間は…隣にいる田畑だったんじゃないのか?」

 

田畑「…え、俺ぇ~?何でぇ~?」

 

芳賀「お前の事件が発端だからだよ!お前、密かに俺達5人の人生もガッツリ狂わせてるからな!?」

 

田畑「あ、じゃあ俺の復讐は既に成し遂げているんだぁ~?」

 

芳賀「ある意味そうだよ!」

 

柳「…さてと…。田畑…米沢…、今の桐山の話…聞いてたよなぁ?桐山は”仲間”なんか信用していないそうだ。」

 

田畑「…。」

 

米沢「…。」

 

柳「俺には、そんな桐山に確実に勝つ必勝法を持っている。」

 

米沢「何や、それは!?」

 

田畑「どんな作戦~!?」

 

桐山「…ハッタリだ…!」

 

柳「ハッタリじゃないよ、桐山。さっきも言ったが…、俺達はこの『ナンバーヒットゲーム』…、100%勝てる。」

 

桐山「…っ!」

 

柳「そこで…だ。田畑と米沢にチャンスをやるよ。」

 

田畑「何ぃ~?」

 

米沢「何やねん…?」

 

柳「このゲーム…、ギブアップしろ。」

 

桐山「!?」

 

米沢「何を言うとんねん!?」

 

田畑「どういう事ぉ~?」

 

桐山「…ギブアップなんてルール…、このゲームには無いよ?」

 

柳「そうだな…。でも、ギブアップに等しい行為なら出来るだろ?」

 

桐山「「ギブアップに等しい行為」…!?」

 

柳「あぁ…。俺にパーソナルナンバーを教えろ。」

 

桐山「…だから言ったでしょ。僕が勝手にパーソナルナンバーを決めたんだから、田畑くんも米沢さんも自分のパーソナルナンバーを知らないんだって。」

 

柳「だったら…、ディーラーに聞いて来い。」

 

桐山「!?」

 

田畑「!?」

 

米沢「!?」

 

今藤「それって…!?」

 

柳「あぁ…、俺がさっき今藤で事前にテストをした。”自分のパーソナルナンバー”なら、ディーラーは教えてくれる。」

 

芳賀「お前…、さっき今藤にパーソナルナンバーを聞きに行かせたのは、そのためか!?」

 

柳「そうだ…。ディーラーは”自分のパーソナルナンバー”なら教えてくれる。…それなら…、どうせ俺達が勝つゲームだ…。手短に終わらせよう…桐山…。」

 

桐山「…そんな訳無いし、仮にそうだとしても、田畑くんも米沢さんも僕を裏切るメリットが無い…!」

 

柳「本当にそうか、桐山?」

 

桐山「…?」

 

柳「お前らは俺達を拉致し、半強制的に命懸けのゲームをやらせている…。完全な犯罪だ…。俺達はこのゲームに勝利して解放された直後、お前らの逮捕に向けて動く…。前科のあるお前らなら簡単に捕まるだろうな。…だが…、田畑と米沢…、先にディーラーに自分のパーソナルナンバーを聞いて俺達に教えた方だけ逮捕されないように助けてやる。」

 

田畑「…!」

 

米沢「…っ!」

 

桐山「そんなの信じる必要ない…!田畑くん・米沢さん…、僕を信じれば確実に勝てるよ?」

 

柳「田畑…米沢…、さっきの話を聞いていただろ…?桐山は…、お前らを信用していないんだぞ?」

 

田畑「…。」

 

米沢「…。」

 

柳「もう一度言う…。俺達は100%勝つ…!」

 

田畑「…。」

 

米沢「…。」

 

柳「現状…、コールを数回外して数字が絞られている米沢は若干不利だな。つまり、米沢が先に裏切る可能性が高い訳だが…、田畑はどうする?」

 

米沢「…。」

 

田畑「…。」

 

柳「…さてと…、次のターンに進もうか。」

 

米沢「ディーラー!俺の数字を教えてくれ!」

 

桐山「!?」

 

田畑「ズルいよ米沢さん!俺が先だぁ~っ!」

 

桐山「何をしてるんだよ2人とも!」

 

米沢「柳!34や!俺の数字は34!」

 

柳「本当だな?嘘をついていたらお前を確実に破滅させるぞ?」

 

米沢「ホンマや!信じてくれ!」

 

田畑「米沢さん!酷いよ みんなを裏切るなんてぇ~!」

 

芳賀「お前もディーラーにパーソナルナンバー聞きに行ってたろ!」

 

田畑「あ…、あれは魔が差しただけで…。」

 

芳賀「魔が差してんじゃねぇか!しっかり聞きに行ってんじゃねぇか!」

 

柳「田畑…。特別にお前もパーソナルナンバーを教えれば見逃してやるよ。」

 

田畑「本当に~!?」

 

桐山「ダメだ!」

 

柳「…焦ってるなぁ~、桐山。そりゃそうだよな…、米沢が裏切った事で次のターン終了時には4対2になっている…。お前の勝ちの目は更に小さくなったんだから。…って事は…?田畑は当然…」

 

田畑「俺は91番だよぉ~!」

 

桐山「このバカ!」

 

柳「…(笑)。」

 

桐山「僕を信じろと言っただろ!どうして裏切った!?」

 

米沢「俺はもう刑務所なんかに戻りたくないんや!あいつやって「100%勝つ」言うとったやないか!」

 

桐山「それは君達が裏切ったら100%勝つって意味だよ!どうして分からないのさ!」

 

田畑「俺なんか4年間も刑務所に入っていたんだよぉ~?理由も分からずにぃ!」

 

芳賀「理由は分かるだろ!犯罪を犯したからだよ!」

 

桐山「黙れ黙れ黙れ!」

 

田畑「…っ!?」

 

米沢「…。」

 

桐山「お前ら全員無能だ!僕は天才なんだ!勝利するための隠し玉なんていくらでもあった!…なのに君達は…っ!」

 

柳「さっきから、そこが違うって言ってるんだよ、桐山。」

 

桐山「!?」

 

柳「言っただろ…。「裏切られたから信じられない」んじゃなくて、「信じなかったから裏切られた」んだって。」

 

桐山「…っ!」

 

柳「「また」…、仲間に裏切られたなぁ?桐山…!」

 

桐山「!?………うぁぁぁぁぁっ!」

 

三上「…桐山さんのあんな姿…、初めて見た…。」

 

今藤「絶叫してもイケメン…!」

 

芳賀「あの…、それやめて!?「イケメン」って言い出すと全てが肯定されてる感じになるから!」

 

今藤「だって、髪型も目も鼻も耳も口も全てが整っていて完全なるイケ…」

 

芳賀「分かったから!もう…もう…いいから!」

 

吉田「…あのさ…、ずっと前から気になってたんだけど…、結衣ちゃんは桐山の事イケメンだと思う?」

 

芳賀「何その素朴な疑問!?今そういう状況じゃないんだから、浮かれた質問すんな!」

 

三上「修斗くん以上の人はいないよ…。」

 

芳賀「え!?え!?今、お前すごい控えめなテンションで極上の告白をしたな!え、柳 聞いてた!?結衣が「修斗くん以上の人はいない」って言…」

 

柳「今、そういう状況じゃないだろ、黙ってろ。」

 

芳賀「ごめんなさい。」

 

柳「まぁ…それでも…、俺達の勝ちは確定した。次のターンで田畑も米沢も葬って、残りが桐山だけになる。よっぽど桐山の運が良くない限り…、俺達が負ける事は無い。」

 

芳賀「…確かに…、そうか…?」

 

吉田「…うん…!そうだ…!このゲーム…、勝てる…!」

 

ディーラー「それでは…、後攻の桐山チーム…。コールをお願いします。」

 

桐山「………。」

 

米沢「…桐山はん…?」

 

桐山「…どうせ、あんたは次のターンで追放される…。最後くらい今藤さんの数字を当てるぐらいの役に立ってよ…。」

 

米沢「桐山はん…。ホンマにすまん…!俺はあんたとは違って、この5人に一度…いや、『価値決めゲーム』も入れたら二度も負けとんねん…。柳はいつもハッタリに見せかけて、結局は本当の事を言うてる…!俺はそれが怖かったんや…!」

 

田畑「俺もだよぉ~!俺も………だよぉ~!」

 

芳賀「そのタメは何だよ!何でタメたんだよ!」

 

田畑「…柳くんの喋り方をマネしたら結衣ちゃんに好きになってもらえるのかなって思って…。」

 

芳賀「じゃあ語尾を治せ!語尾がキモいんだよ お前は!」

 

桐山「確実に当ててよ…米沢さん…。」

 

米沢「あぁ…。今藤…1番…。」

 

ディーラー「今回のコール…、ハズレです。」

 

桐山「…。」

 

米沢「くそっ!」

 

ディーラー「コールをした米沢様は…、ハズレの数字が3つ公開されます。19・41・77です。」

 

米沢「…。」

 

ディーラー「それでは、先攻のH.S.S.Y.Yチーム…、コールをお願いします。」

 

吉田「よし!いけ、今藤!」

 

今藤「…なんか吉田に「いけ!」って言われるとムカついてコールしたくないんだけど。」

 

芳賀「そんな事言ってる場合か!早くコールしろよ!」

 

今藤「米沢社長…。34番…。」

 

ディーラー「今回のコール…、当たりです。よって、米沢様は追放となります。」

 

 

桐山「………ハァ…。」

 

米沢「…ホンマにすまん…。」

 

桐山「…もういいよ…。僕はもう既に”この先”の事を考えてるから。」

 

米沢「…え?」

 

三上「これで、4対2になったね!」

 

吉田「圧倒的有利だ!」

 

ディーラー「それでは、後攻の桐山チーム…。コールをお願いします。」

 

田畑「俺がコールするよぉ~…。…裏切ってごめんね…桐山くん…。」

 

桐山「…もういいってば。それに僕は…、まだ負けてない。」

 

田畑「…え、それってどういう事ぉ~?」

 

桐山「早くコールを。」

 

田畑「…う、うん…!今藤…、2番!」

 

ディーラー「今回のコール…、ハズレです。」

 

田畑「ダメかぁ~…。」

 

ディーラー「コールをした田畑様はハズレの数字が3つ公開されます。29・61・86です。」

 

田畑「…。」

 

ディーラー「それでは、先攻のH.S.S.Y.Yチーム…。コールをお願いします。」

 

今藤「田畑…!91番!」

 

ディーラー「今回のコール…、当たりです。よって、田畑様は追放となります。」

 

 

今藤「よっしゃあ~!クソ変態エロメガネザルがぁ~っ!やってやったぞぉ~!」

 

芳賀「お前、コールを当てたら たまにそうなるのやめて!?人格変わり過ぎて普通に怖いんだけど!」

 

今藤「金髪ツッコミヲタク乙でぇ~す!」

 

芳賀「俺じゃねぇか!誰が「金髪ツッコミヲタク」なんだよ!」

 

今藤「あんたでぇ~す!」

 

芳賀「お前、まずシリーズ終盤になって新しい扉開いてんじゃねぇよ!積み上げてきたキャラ設定を壊すな!」

 

今藤「これが本当のウチでぇ~す!」

 

芳賀「あ、こっちが本性なんだ!?じゃあもう二度と話し掛けないでもらっていい!?」

 

吉田「でも、これで4対1になったよ!これで俺達の勝利はほぼ確実だよな!」

 

三上「うん…!生きて帰れる…!」

 

桐山「それはどうかな?」

 

三上「…え…。」

 

桐山「そんな簡単にいく訳ないじゃん…。」

 

柳「…。」

 

桐山「だって僕は…、天才なんだから。」

 

ディーラー「それでは、後攻の桐山チーム…。コールをお願いします。」

 

桐山「さてと…、そろそろ今藤さんを沈めようか。」

 

今藤「…!?」

 

桐山「今藤さん…。僕の目を見て?」

 

今藤「…え…。」

 

桐山「僕の目を…よ~く見て。」

 

今藤「…イケメン…。」

 

芳賀「そこじゃねぇだろ!うっとりすんな!」

 

桐山「今藤さん…。…3…4…5…。」

 

今藤「…。」

 

吉田「…何してるんだろ?」

 

桐山「6…8…9…。」

 

今藤「…。」

 

桐山「10…12…。」

 

芳賀「もしかして、数字を順番に言っていって反応を見てる…!?」

 

今藤「そんな事しても意味無い!」

 

桐山「51…52…。」

 

吉田「あ、飛んだ。」

 

今藤「…ふぅ~…。」

 

桐山「………。13…14…15…。」

 

今藤「…。」

 

三上「戻った…。」

 

桐山「…14…。」

 

今藤「…。」

 

芳賀「色んな手で試してくるな…。」

 

桐山「16…17…。」

 

今藤「…っ。」

 

桐山「…あれ?目つきが怖いよ、今藤さん?」

 

今藤「………。」

 

桐山「…17…。」

 

今藤「…!?」

 

桐山「ふふっ。…17!」

 

今藤「!?」

 

桐山「あははっ!今藤さんの数字分かっちゃった!」

 

今藤「…!」

 

芳賀「柳…。まさか今藤のパーソナルナンバーって本当に…!?」

 

柳「…。」

 

桐山「コールします。今藤さん…、17番。」

 

ディーラー「今回のコール…、当たりです。よって、今藤様は追放となります。」

 

 

今藤「柳…。ごめん…!」

 

柳「大丈夫だ…。桐山もとうとう本気を出してきたな…。」

 

桐山「さてと…。君達のチームでエントリーされていた柳くんと今藤さんは追放になったし、残りの3人がこの場にいないと次のターンでコールが出来ないよ?」

 

柳「大丈夫…。ちゃんとこの学校内にいるよ。」

 

桐山「さっき僕は君達のチームの残り3人が、速水くん・作田くん・太田くんじゃないかって言ったけど…、1人は橋本先生だよね?」

 

橋本先生「…よく分かったね…。さすが桐山くんだ…。」

 

桐山「んで?他の2人は速水くん・作田くん・太田くんの中の誰なの?…そろそろ言いなよ。」

 

 

柳「…分かった…。…出て来てくれ…。」

 

ガチャッ

 

吉田「!?」

 

三上「えっ!?」

 

今藤「嘘!?」

 

芳賀「マジ!?」

 

米沢「お前…!?」

 

 

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…はい!第10話はここまで!

 

 

 

柳が桐山の弱点を見事に突いた回でした!

 

桐山は天才であるが故に、周りの人を見下す傾向がありました。

 

柳はそこを突いたんですね。

 

しかし…、天才・桐山がこのまま黙ってやられるはずもなく…!

 

 

さてさて…、『ナンバーヒットゲーム』にエントリーされているH.S.S.Y.Yチームは柳と今藤が追放となり、更には桐山によって、メンバーの1人が橋本先生である事が暴かれました!

残りは、速水?作田?太田…?一体誰…!?

 

 

柳がいつ彼らを仲間に引き込むチャンスがあったでしょう…!?

もしかしたら、柳の仕業ではない…!?

 

色々と想像が膨らみますね!

 

 

 

…さて、敢えてこのタイミングでの公開としますが、『FRIENDS3 公式ラップ』が完成しました!

是非聴いてやって下さい!

 

 

徒然なるままに 書き綴ってくDiary

Dream After DreamのFANTASY

H.S.S.Y.Yが紡いでく物語(はなし)

 

制作に公告に…あぁ もうBusy

鼻につく そこの八方美人

雑魚の分際でケンカ売って砕け散った身の程知らずなTickling believers

 

勘違いも甚だしい

嘘見破られてんの馬鹿馬鹿しい

なぁ、そこの三流の人たらし

君は俺の下についた方がきっと楽しい

 

君を騙す?俺には簡単!

ガチの天才がここに爆誕

もう一度言うよ そこの皆さん

Everytime my turnだ 俺しか勝たん

 

受けて立とうか坊や「どう勝とうか…」脳が崩壊?「そうか、論外。」All right?

浅はかな馬鹿がガタガタのたまう輩の頭をかち割るラップ

 

貴方様があからさまな「アダバカタブラ」唱えたなら…

からかう?逆らう?ならまず戦う

必ず黙らす だがまず笑わす

 

FRIENDS than MONEY

その身果てるまで

互いが互いを讃えて支える

 

泣けど笑えど これがラスト

俺に勝つには読み返しがマスト

 

Hi-Ho 相棒 さぁ行こう 最高かつサイコな最期

連れて行こう するなよ抵抗

“極上の終わり”へ向けてTake off!

 

2022年も歩みを止めずにいく

 

アナログなブログから世に羽ばたく

この世界は全部俺が頂く

 

 

 

 

うん、下手かどうかはどうでもいい。笑

自分で作っておいてアレだけど、1分に収めるために高速ラップにしたから息継ぎが出来ないのよ。笑

 

色々なメッセージ性のこもったラップになりました!

5回くらい聴いたら、病みつきになると思うよ。笑

 

 

 

 

さてさて…、次回が気になりますよね~!

 

…って事で、次回 第11話の予告編を先行公開!

 

 

 

 

三上「もちろんです………。…もちろんですっ!」

 

柳「俺は何もしていないよ、桐山。」

 

桐山「いいや、そんな事じゃ柳くんは吐かない。」

 

吉田「うわっ!?」

 

今藤「マジで嘘でしょ!?」

 

武田「てめぇ!黙って聞いてりゃ好き勝…」

 

芳賀「何が起きてんだよ…!?」

 

-H.S.S.Y.Yチームのプレイヤーは柳・今藤・橋本先生・速水・作田・太田の中の誰…!?柳は誰をどんな方法でこのゲームにエントリーさせたのか…!?-

 

柳「お前1人じゃ、ここから逆転勝ちするのは不可能だな。」

 

桐山「…そう思うかい?」

 

今藤「それって…!?」

 

桐山「あんな面倒臭い事、何回もやらないよ。僕はこのゲームを…あと3ターンで終わらせる。」

 

三上「何言ってるの…?」

 

今藤「そんな事 出来る訳無い!」

 

-天才・桐山の秘策とは…!?-

 

武田「じゃあ、三上か!柳がパーソナルナンバーを言うまで三上を痛めつければいいんだな!」

 

三上「死んじゃいますって!早く渡して下さい!」

 

吉田「おい、ダメだろ こんなの!」

 

桐山「そんな回りくどい事しなくても…、もっと手っ取り早い方法があるでしょ。」

 

柳「今この瞬間…、俺達の勝ちの目はほとんど無くなった…。」

 

三上「本当にごめん…。」

 

米沢「俺達の勝ちは確定!あいつらは爆死決定や!」

 

橋本先生「桐山くん…。これが”仲間”の力だ。」

 

桐山「うん…、僕達の勝利は確定だ。」

 

芳賀「…柳…!何か対策は無いのか…!?」

 

柳「…。」

 

-桐山の秘策により、H.S.S.Y.Yチームは絶体絶命!?お互いにルールをフル活用する真剣勝負もラストスパートへ!-

 

芳賀「必死に習得してるけど!?桐山にツッコミのスキル要らねぇんだよ!」

 

芳賀「本当だから嫌なんだよ!」

 

芳賀「うるせぇな、ずっと!…何でお前、桐山にツッコミのスキルを教え込もうとしてるんだよ!んで、桐山も黙って見てないで……すげぇ集中して見てんじゃん!」

 

芳賀「その顔やめろ!」

 

芳賀「あるわ!何その壮大な愚問!?」

 

-芳賀のツッコミも健在!-

 

柳「芳賀がずっと気にしていた事だ。4年前から現在までの間の出来事の中で、俺達が1つだけ間違っていた事があるって。」

 

芳賀「何だよ こんな時に。」

 

柳「前にも言ったが、俺達は事実をよく知らないで決めつけていた事があったんだ。」

 

-第11話のラストに遂に『FRIENDS』シリーズに隠された最大の秘密が明かされる!シリーズ最高に濃厚な時間を味わって下さい!-

 

 

 

 

 

 

 

 

タフォーーー!!!