作品紹介『フローラの不思議な本』 | なかのたいとうの『童話的私生活』

作品紹介『フローラの不思議な本』

『フローラの不思議な本』

 
 だれがその本を置いていったのかは、わかりません。けれどもたしかにその本は、たかしの机の上に置いてあったのです。
 家の中にはだれもいません。たかしのお父さんも、たかしのお母さんも、仕事に出たきりです。たかしのお父さんもお母さんも、たかしが学校へ行く前に家を出ました。今朝、最後に家を出てカギをしめたのは、たかしです。そしてたかしが学校から帰って、ふたたびカギをあけるまで、家にはだれもいないはずでした。それにもかかわらずその本は、たかしの机の上に置いてあったのです。
 大きな本でした。たかしが見たことのある、どんな百科事典や国語辞典よりも大きくて、ぶあつい本でした。また、とても古い本のようでした。表紙には革がはられているのですが、その革の表紙は手あかでよごれて黒ぐろとテカり、はしから見える中の紙は、はたけば本当に、ホコリが出そうなくらい、うすよごれていました。
 ふだんのたかしなら、こんなにきたなくて、あやしいものに手をつけることは、まずありません。ですが、このときばかりは、なにも考えずに、いいえ、ただしくは、なにも考えられずに、そうです、まるでなにかに魅入られたかのように、ぼーっとなって手をのばし、本にふれてしまったのです。
 たかしが本を開きます。その本は、よっこらしょとか、どっこいしょとか、思わず声にだして言ってしまいそうになるくらい、重たい本でした。その本が、けっして開いてはいけない本だとか、終わらない春のねむりの書、などと呼ばれていて、またの名を『フローラの不思議な本』というのだ、などということは、たかしには知るよしもないことです。
 たかしは開いたところから、本を読みはじめました。
 

『フローラの不思議な本』第1章扉絵
『フローラの不思議な本』第1章扉絵 “たかしとフローラ、湖面”
©2012 SUZUKI SHOUKO All Right Reserved.
『フローラの不思議な本』冒頭 第1章 けっして開いてはいけない本 より

 

時とともに世界中をめぐる古い大きな一冊の本。

本に記されているのは、過去、その本を所有することになった人々の様々な日記です。

この物語は、そうした、いわくつきの本を開くと現れる本の妖精フローラと、たかしの、出会いと別れの物語になります。



今回制作した『フローラの不思議な本』初版は、ブログに公開されているブログ版にさらに手を加え、鈴木匠子さんの絵を計15枚挿し入れて形に残したものです。

 
『フローラの不思議な本』挿絵
©2012 SUZUKI SHOUKO All Right Reserved.

 
『フローラの不思議な本』には版が3つあります。

2008年の夏に制作された公募用の非公開オリジナルバージョン(公募版)。

2011年の冬から2012年の春にかけて制作された改訂版作成のための公開校正バージョン(プログ版)。

そして今回制作された『フローラの不思議な本』改訂版です(ただし仕上がりとしては初版)。

プログ版はオリジナルの公募版に大幅に手を入れられて作られていますが、その後作られた初版とプログ版の差は、さほどでもありません。

また改訂に着手した時点で『灰色の虹』をはじめとする一連のシリーズ「ダークメルヘンのための連作」に組み入れられています。

『フローラの不思議な本』は第4作目、「その4」になります。

 

 
『フローラの不思議な本』の着想は夢です。

『フローラの不思議な本』の原稿には次の記載があります。

 起稿 平成十九年七月十日 着想は平成十七年六月二十日の夢

夢はもちろん悪夢なわけですが、ぼくの見た悪夢が具現化していくのは物語の終盤です。

それまでは、言わば悪夢の解釈が延々と続いていくことになります。

その根底にあるものは日常です。

異質なものが人知れず、日々何気ない日常世界に入り込むのです。

事態は制御不能のまま拡大し続け、やがて、パチンと、はじけて、破綻はたんします。

ところが、こうした事態のすべては、自らの行いが原因となって始まったことなのです。

急転直下、日常が、非日常に変わる瞬間です。

でも、どうでしょう。

この一連の現象もまた、日常的に起こっている出来事でしかないと、言えないでしょうか。

日常と平行線を描くようにして追随する非日常。

これが2005年6月20日に見た夢の本質です。

心地よい日常はみつのように甘く、離れがたい誘惑のメロディをかなで続けます。

 
 けれども、そんなことがあった、そのつぎの日も、けっきょくは、たかしは本を開くことになるのです。まるでふたりとも、夜ねむっているあいだに、なにもかも、すっかり、わすれてしまったかのように……
「また、しかられたんでしょ」
(えっ、ぼく、なんにも思ってないよ。どうしてわかるの?)
「だって、あんたの顔に、そう書いてあるじゃない」
 たかしは、こどもですから、わすれてしまったということが、なくはないにしても、わすれようとして、わすれたつもりになっていることが、ひょっとすると、あるかもしれません。
 

『フローラの不思議な本』第8章扉絵
『フローラの不思議な本』第8章扉絵 “たかし上半身”
©2012 SUZUKI SHOUKO All Right Reserved.
 ですがフローラは、見かけはこどもですが、すくなく見つもっても、たかしの百倍、およそ千年は生きていると言われていますから、ただのこどものたかしとくらべるほうが、むしろどうかしています。フローラは、けっして、わすれません。たとえ、わすれたふりをしていることが、あったとしてもです。
 とはいえフローラの白い紙のように、けがれのない純粋な心に、黒いインクをぽとりとたらしてしまったような、どんな悪気や悪意もあるはずはなく、のぞんでいることは、ただ、ただ、たかしと、ずっといっしょに、いたいだけ。ただそれだけを、フローラは、のぞんでいたのです。
 フローラが話しつづけます。
「それでね、そのあとその人、どうなったと思う? それがさあ……」
 フローラは、いつもいつも笑っていました。
「ああ、おかしい! あんた、ほんと、なんにも知らないのね。いい? この本はね……」
 そればかりかフローラは、いつもいつも、たかしを、はげましてくれていたのです。
「ほら、たかし、元気だして! あしたは、きっと、いいことあるって……」
 いつしか、そうしたフローラは、たかしにとって、なくてはならないものになっていました。なにはなくとも、それだけは、ぜったいになくてはならないものに。
『フローラの不思議な本』第8章 きざし より

 

退屈なくらい平凡で、この先永遠にそれは変わることがないのではないかと錯覚させてしまうほどの悠久さを示す日常。

そうした日常を文章で表現していくということは、ぼくにとって、ひとつの目標であり、また、好きな表現でもあります。

ぼくの書く物語には、そうした日常が随所に表れます。

直接的には、この『フローラの不思議な本』、『SUMOMO♡11 夏』(非公開作品)、『時の記憶』、『夜空の星と一輪の花』など。

間接的には『灰色の虹』、『雪だるまのアルフレッド』を含む、ほぼすべての作品にそれは表れています。

ぼくはしばしばコントラストという言葉を使いますが、悲劇を奏でるには、ぬくもりと暖かみのある、ゆるく、甘い日常は、欠かせないものだと考えています。

どの人生においても日常などというものは退屈なもので、その大半を占める、ありふれたものでしかないのかもしれません。

けれども、そうした日常も、破綻劇が演じられてしまった後では、結局はそれもまた、一瞬のきらめきでしかなかったのだと、思わずにはいられないはずです。

 
「サンゾウ……、あたしたち、あの三人組のことをひとまとめにしてサンゾウって呼んでるの。それでね、そのサンゾウが、クラス対抗戦のチームに入ってからというもの、あたしたち、となりのクラスに、いちども勝ててないのよ。野球にサッカー、ドッジボールにバスケットボール、バレーだってラグビーだって、みんなみんな、ためしたけど、ぜんぜんダメ。歯がたたないの。すごすぎるのよ、あの三人は」
 きよみさんは、くやしそうでした。
 そして、そういったわけで、今朝は、つぎにおこなわれるサッカーの試合にそなえて、みんなであつまって練習をしていたというのです。ゆうじくんが大きなあくびをしていました。
「ふあああ……、ねむい、ねむい。早起きすると、さすがにねむいよね。ぼくもう、だめかもしれない。歩きながら寝ちゃいそうだよ」
 いえいえ、たかしときたらもう、歩きながら気をうしなって、たおれてしまいそうでした。これは現実なのでしょうか。例の三人組が知らないうちに本からぬけだして、たかしのいないあいだに、たかしの現実の生活に入りこんでいたのです。とても現実とは思えません。悪い夢でも見ているようでした。

 ぼっちゃん……、開きすぎては……、いけませんよ……
 たかしが予想していたよりも早く、そのときは、おとずれました。休み時間になると、すぐにクロたちがやってきたのです。クロたちはニヤニヤ笑うだけで、ひとこともしゃべりませんでした。たかしは、ぐるっと、かこまれてしまいました。そしてそのまま、うむを言わさず、教室からつれだされてしまったのです。
 そこは学校のすみっこにある、小さな小さな小部屋でした。
「ぼっちゃん? お元気そうで、なによりです」
 



『フローラの不思議な本』第12章扉絵
『フローラの不思議な本』第12章扉絵 “クロ達”
©2012 SUZUKI SHOUKO All Right Reserved.
『フローラの不思議な本』 第8章 だれもとめられない より

 

このあと、たかしは、フローラを失います。

幽霊のおじいさんの忠告を聞かず、自分の思うままに本を開いていたたかしは、知らないうちにクロたちインクの精が本から抜けだし、現実の世界でのさばっていたことに気づかったのです。

文字を失った本。

その文字とともにフローラは消えてしまいます。

でも、もし仮に、本にふたたび文字が戻れば、どうなるでしょう。

フローラは、また現れるのでしょうか。

それは、わかりません。

すべてが収束したとき、本はたかしの前から消えてしまっていたのです。



以下は『フローラの不思議な本』に寄せた、あとがきです。


 あとがき

『フローラの不思議な本』の原稿を見ると、前書きには「着想は二〇〇五年六月二十日に見た夢」と記されています。今もなお覚えていますが、その夢は相当にダークで、メルヘンチックな夢です。当時はその存在さえ知らなかったドイツロマン派の作家フーケの『ウンディーネ』に通じるところもあるように思います。夢とこのお話しとでは背景も結末も異なります。夢の中のたかしは、ぼくです。そして夢の中でも本作とおなじようにフローラとぼくは誰かが残した日記を読んでおしゃべりをしています。そこにクロたちが登場して物語が暗転していくのですが、お話し『フローラの不思議な本』と夢との決定的な違いは、やはり結末です。ぼくは本を捨てようとします。何度も、何度も。けれども何度捨てても本はまた机の上に戻り、クロたちもフローラも現れ続けるのです。最終的には本は自ら火を放ち燃えてしまいます。そして本とともに家まで燃えてしまうのです。
 こうした夢をぼくは二〇〇八年の九月、第十回ちゅうでん児童文学賞に応募するために、お話しとしてまとめあげました。それがこの『フローラの不思議な本』です。今回の版は当時書かれたものに対し大幅に手を加えてありますが、ストーリーも構成もほぼそのままです。稚拙な文章を再考して洗い直し、公表に耐えるクオリティに引き上げただけです。
 とはいえ、その改訂作業は思った以上に大変でした。二〇一一年二月に当時書いていた「ダークメルヘンのための連作」に組み込む形で改訂に着手したものの、度々中断。最終的にはブログの連載記事として書くという選択をとりました。そうでもしなければ進まなかったのです。過去作の改訂ほど難しいものはありません。物語のストックがある。書きかけの物語がある。そうおっしゃる方はたくさんいるかと思います。ですが完成された作品ならいざ知らず、未完成作や稚拙な作品を再度見つめ直して改訂していくのは、苦労が多いわりに実りの少ない実に不毛な作業だと言えそうです。イマジネーションの飛躍が制限されてしまうのです。おそらく一番良い選択は、すべてを捨ててしまうことです。白紙に戻して新たな物語を書き起こす。そのほうが何倍も実りが大きいはずです。一年近くかかってしまった今回の改訂作業で得た教訓はそこでした。物語に書き直しはありません。稚拙な技術で書いてしまえば物語の世界そのものを、かえって損ねてしまうこともあるということです。物語の創作は一発勝負なのです。
 表紙と十三章分の扉絵、最後の挿絵は鈴木匠子さんに描いてもらいました。ぼくは彼女と面識はありませんが、アメブロやfacebookを通してその作風や精力的な創作ぶりは承知していました。フローラは鈴木匠子さんでなければ描けなかったと思っています。二百ページを超えてしまったことも想定外でしたが、綺麗な扉絵が揃うことも想定外でした。彼女のセンスの良さとバイタリティには感服です。
二〇一二年九月 秋葉原某所にて

 

『フローラの不思議な本』を本として形に残すのはたいへんでした。

原稿用紙200枚というボリュームの本は過去に一度だけ作ったことがありますが、とにかくコストがかかります。

当初はページ数を圧縮するためにレイアウトをきつめに取ることも考えていたのですが、鈴木匠子さんに絵を描いてもらうことが決まり、徐々に上がってくる彼女の絵を見ているうちに、そういった余計なことを考えるのはやめにしました。

どうせ少部数の限定生産の初版本です。

全13章分の扉絵と挿絵、内表紙には専用のマットコート紙を使用したフルカラー印刷を行っています。

さらに中の紙には最終的に辿りついた、ぼくのイメージする本の紙に最も近い、ダイオウハイネという中質紙を使用しています。

表紙も横目にそろえたタント紙を使い、などなどと、おそらく今回生産した本の中では、もっともクオリティの高い本に仕上がっているはずです。

当然コストも桁違いです。

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2012では特別に800円で販売することにしたのですが、単純に部材費や加工費などの製造原価を積み上げていっただけでも1冊あたりの原価は既に1600円を超えてしまっています。

 
『フローラの不思議な本』完成
 自宅で表紙を貼って完成 
 厚みがあって、まさに本! という感じに 



『フローラの不思議な本』表紙
第10回ちゅうでん児童文学賞応募作
『フローラの不思議な本』
2012年9月21日 初版発行
著者・発行者 なかのたいとう
絵  鈴木匠子
印刷 杉本浩章
製本 Kinko's
制作部数全30部
B5判縦書き211ページ[35字×15行]
約7,0000字/13章構成/400字詰原稿用紙換算205枚
(C)2008,2011,2012 NAKANO TAITO,
(C)2012 SUZUKI SHOUKO

 


鈴木匠子プロフィール写真大
1983年 千葉県生まれ。イラストレーター。
2010年頃から創作活動を開始。アメブロにて作品を発表し始める。アクリル・水彩絵具・カラーインク・墨汁などの画材をメインに、作品の出展・販売、イラスト制作、ホームページのイラスト担当、ポストカード制作・販売などで活動中。
ホームページ http://zuzugi.web.fc2.com/

☆ブログはこちらになります☆
http://ameblo.jp/zuzugi/

2010年
第二回暮らしを守る砂防 写真・絵手紙コンテスト 絵手紙部門 佳作
2010年中の棚アートフラッグデザインコンテスト 中の棚賞 受賞
2011年デザインフェスタVol.33 出展
2011年ギャラリーイントラート名古屋 inside out 展 出展
2012年COCOLO CAFE自由ヶ丘 作品展示
2012年美容室 ビューティてんとう虫 ホームページ イラスト担当
2012年きらきらひかるぴあの教室 ホームページ・グッズ イラスト担当
2012年集・空・間 Tio 1階ギャラリー 4点作品展示

 

鈴木匠子さんとは直接の面識はなかったのですが、ぼくは彼女のブログをずっとウォッチしていましたので、どういった絵が描ける方なのかはよく存じていました。

実際にはどれほどのスピードで絵を描いているのかは分かりませんが、とにかく速く、とにかく大量に絵を仕上げているといった印象があります。

しかもクオリティが高く、個性も強い。

ずいぶんとすごい人がいるもんだなと、いつも感心しながらその絵を見ていました。

ぼくは今回の『フローラの不思議な本』初版を作るにあたり、表紙をどなたかに新しく描いてもらい、中には少し絵もつけたいなと思っていました。

ところが、そう思ってぼくの目の届く範囲の様々な作家の方の絵を色々と吟味してみても、イメージ通りの絵が描けそうな方は、なかなか見つかりませんでした。

『フローラの不思議な本』の絵に人物は必須だと思っていましたし、当然、物語の都合上、男の子と女の子が描けなければならない。

しかも雰囲気はどちらかと言えばダークで、日常と非日常の狭間はざまを伺わせる何かが表現できる可能性も備えていなければならない。

ぼくの知り合いでは、そういった要件は難しかったのです。

時間がどんどん過ぎていく中、苦肉の策として、単にぼくが知っているというだけの人にまで捜索の範囲を広げていったとき、まず思い浮かび、最初に候補に上がったのが、鈴木匠子さんでした。

彼女なら間違いなく条件に沿った絵が描ける。

そう思って、やや興奮気味に絵を描いてもらえないかと打診してみたのです。

彼女が引き受けてくれなければ『フローラの不思議な本』は完成しなかったと思っています。

彼女がいてくれたおかげで、ぼくは最高の本を作ることができました。

本当に感謝しています。

彼女とは、最低でも、もう一回、どこかの機会で彼女と本を作りたいと思っています。

これから先、電子書籍に本の形態が移行していく中で、絵本を含めた本の挿絵描きに要求される能力は、1枚の絵を仕上げることではなく、物語の世界を表現するカットをどれだけ多く描き揃えられるかということだと思っています。

ぼくは彼女にはそうしたカットを描く特異な才能があると思っています。


 
なかのたいとう童話の森 出版局


現在、以下の本がAmazon Kindleストアで販売中です。

Kindle PaperWhite / Kindle fire / Kindle fire HD / iPhone, iPod touch & iPad版Kindleアプリ / Android版Kindleアプリで、ご覧いただけます

 
また、2012年9月に開催されたTHE TOKYO ART BOOK FAIR 2012に向けて制作した本は、価格を改定した上で、在庫があるうちは販売を継続しています。

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なかのたいとう童話の森は、童話作家なかのたいとうの個人出版レーベルです。自作の出版の他、絵本、童話、児童小説を電子書籍で自費出版したいという方たちのための窓口として2013年に設けられました。初期コストをかけずに出版することは可能ですので、自作の電子書籍化をお考えの方はぜひご相談ください。


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