2・11ほんとかいな?原発Ⅱ…「福島からあなたへ」
テーマ:自然環境の持続を願って戦前は「紀元節」と呼ばれていたこの日、日本書紀では神武天皇(カムヤマトイワレヒコ)が即位され、初代天皇から今に続く日本国家の歴史が始まった日とされています。
神話が伝える建国の記念日です。
国家を考えるこの日、全国一斉に「さよなら原発1000万人アクション」がよびかけられました。
佐久市では「2・11ほんとかいな?原発Ⅱ」が開催され、福島県三春町から武藤類子さんにおいでいただいて、「福島からあなたへ」のお話をお聞きしました。
武藤さんは、チェルノブイリ原発事故以降、福島でエコ生活の推進とともに原発反対運動をされてきました。
そのさなかで、恐れていた福島原発事故の発生。
昨年の「9・19さよなら原発集会」で福島のお話をされ、参加者6万人が感動の涙を流した様子がネットを中心に全国に拡がりました。
★さよなら原発
http://www.youtube.com/watch?v=5xdszFXI2J0
そして、10月には経済産業省前での「原発いらない福島の女たち」の座り込みもし、全国に被災地の今を伝えながら、“国民の生活を守るため”の活動をされています。
時間の経過の中で、目に見えない放射性物質は、今は目に見えた影響がないため、日々の暮らしが優先されて「もう問題ない」と思ってしまう自分が怖い、という武藤さん。
危機感を維持するのが辛く、大変になっている被災地の今、です。
原発事故前に、環境とともに生きる暮らしを選択し、森を開墾した里山生活の中で喫茶店を営んでいらっしゃった武藤さんご夫婦。
エコ生活への夢を抱き、それを実践しながら拡げ、人と繋がりながら環境を変えていこうと活動されていた一人です。
「あらゆるものを事故に巻き込んで…」という言葉通り、
福島原発事故は、環境のあらゆるものを、放射性物質の汚染に巻き込みました。
被災地だけでなく、日本、そして世界に…。
自然環境を守る活動をしてきた者にとっては、その夢をかき消され、努力を徒労にされてしまったのです。
武藤さんのことばや参加者の発言で一様にあった想いは、
「もっと反対していれば…」
今まで原発を反対してきた方は、事故後、この事故を防げなかったことへの力不足の後悔や、自責の念に囚われています。
教職にある方は、子どもたちに原発のことを“必要悪”として教えてきた、とつぶやかれました。
原発反対者が無力感に包まれたのも、福島原発事故の姿なのです。
そして、新たな行動力となって、人と人の輪を繋いでいます。
未来に負の遺産を残す大人として、武藤さんは子どもたちに「ほんとうに、ごめんなさい」というメッセージを伝えています。
私も、社会や政治を動かす大人の一員として、子どもたちにこんな社会を引き継ぐことへの想いは同感です。
代々続く天皇家の歴史とともに、親から子、孫…と、私たち国民の暮らしも代々受け繋がれてきました。
建国記念の日からちょうど一ヵ月後は、3・11東日本大震災から一年の日。
もうこれ以上、未来に負を残さないために、
私たちが“社会を変える力”のひとつになるために、まずは行動の一歩から…。
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