「空の向こうに、エールを……」
気が落ち着かないお正月、成人の日が過ぎ、すっかり日常の仕事になりました。
先週末は、予想外の量で特注品のご注文をいただき、今日はその発送を終えて、通常の仕事に入ります。
どんな状況でも日々が流れ、自ら生きていかなければなりません。
阪神淡路大震災から29年の今日……。
3.11の東日本大震災の時も、何もできない気の重さを、仕事に没頭して動くことで「ともに生きている」ということに転換していました。
能登の様子を見る度に、大災害過ぎる現実に胸が痛みます。
それにしても、冬の大災害が多く、自然の猛威は容赦ない事を感じます。
被災地の皆様は今、これからの暮らしへの迷いの中で、自分の人生と向かい合っておられることでしょう。
情報を集めて、"見通し"をつける事が、判断の一歩ですが、
まだ、復興の「見通し」が見えないことが、迷いを生む根源です。
選択肢のどれを選ぶか、その決断を迫られる試練。
住む場所を失い、生きる道を失い、大切な人を失う大災害を目の当たりにすることが増え、復興の暮らしが日常の中に起きています。
そんなとき、まず、「今日を暮らせる環境があること」がメンタルを救います。
そして、
暮らしの支援によって、衣食住の環境に不安がなければ、「これからの自分」を"個"として考える心の余裕が生まれる気がします。
失った日常を軌道に乗せるのには時間が掛かります。
長い復興の暮らしをする私が、そう思います。
新たにどんな道を築けるかは、自分の挑戦です。
思うようにならない負の連鎖があるかも知れません。
でも、自分の人生は自分のもの。
やるしかありません。
日常の中には、そこかしこに弱者がいて、試練と闘いながら生きています。
阪神淡路大震災、東日本大震災、そして、台風による河川の氾濫、土砂崩れ……、さまざまな被災があります。
ともに生きる。
亡き人の分も生きる。
死に向かって生きている私たちは、人生の長さも深さも濃さも、生き方次第……。
今をより良くすることで、次のステップに進めます。
長い築きの旅をしてきた私も、今年はさらに積み上げます。
今を想い出に代えるために、ともに進む気持ちで一層励みます。
体調を崩さないことが、心を支える底力になってくれます。
被災されたばかりの皆様の心身の健康をお祈りいたします。
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