「これからは、産地の差別化に向かうはず」
信州は、準高冷地の春作の育苗がはじまります。
今日は、浅間山麓の2産地のJA支所様への出荷を終えたところです。
ひとつは、ブランドレタスの産地。
そして、もうひとつは、歴史あるブロッコリーの産地です。
近年、ブロッコリー生産が急増していますが、古くからブロッコリー栽培に特化し、製氷機を導入して普及の最先端にいた産地です。
先日、「指定野菜」として登録されて話題になったブロッコリーですが、以前、人気になったのは幼苗の「ブロッコリースプラウト」でしたね。
ファイトケミカル「スルフォラファン」を多く含むことから、機能性野菜として注目されました。
その後、ブロッコリーの花蕾のビタミンCやカリウム、カロテンなどが、血圧を下げる、免疫力を高めるなどの様々な栄養効果が認知され、消費が増えてきました。
2026年から、指定野菜として"重要な野菜"の対応がされます。
栽培が増えるとともに、産地では差別化の取り組みが進むと思います。
品種による生育、栄養価、病害抵抗性の違いの大きいブロッコリー。
硝酸イオン含量が多いと、ビタミンCの量が減るのも知られています。
栽培法(肥培管理)が大切になります。
理想とされる育苗は、
徒長しない。揃いが良い。肥切れを起こさない。根量が多い。病虫害がない。
弊社の育苗用資材は、すべて合致。(写真右側)
最初の双葉(子葉)が弱って黄化すると「べと病菌」に侵されやすくなり、畑に菌を持ち込みます。
苗は、根こぶ病、黒斑細菌病などにも影響しますので、健苗づくりは栽培の基本になります。
今年も、高品質のブロッコリーづくりにお役立ていただきます。
****************************
ブログ 春夏秋冬いつもそよ風
****************************
わが家の食育 お家でつくろう!食べよう!
地元を知ろう 地産地消と特産品を訪ねて
素材を知って食べる かんたんクッキング
料理の基本を知る かんたんクッキングEX
****************************