「制度と現場の懸け橋に……"子ども未来アクション"」
昨日の夕方から降りはじめた雪は、真夜中に見ると牡丹雪になって降り続き、日中は静かに舞い落ちていました。
朝は15cmくらい積もっていましたが、雪を融かす気温でしたので、軽度の雪かきで済みました。
計画通りインドア日和になり、心置きなく「子ども未来アクション学習会」にオンライン参加できました。
こども基本法が施行されて、もうすぐ1年になります。
「こどもまんなか社会」というフレーズで、こども家庭庁も発足しましたが、あまり存在感を感じずにいました。
子どもたちに目を向けると、いじめや家庭での虐待、貧困の影響など、心が痛む問題が絶えまなく伝えられています。
伝わるのは、起きた事件。
病気で"未病"が大切な意識の分岐点であるように、事件が起きる前の"前兆"や"SOS"に気づき、関われることが重要です。
育つ環境が大きく影響する子どもたちの暮らし……。
理不尽な環境、ひとり親や介護など、貧困や負担の中で育ち、家族間に負の連鎖が続かないように、最低限の安定をつくれるような見守りが必要です。
「知って、目を向けて、できることでアクションを」
そんな想いを強くした学習会でした。
「子ども未来アクション」は、こども食堂やフードバンクと同様に、民間の活動です。
国は、制度として予算をつけた施策をつくりますが、実際に現場で臨機応変に、スピード感のある活動が叶うのは、民間の心ある人の存在のようです。
公的支援は縛りが大きく、融通が利かないことをよく耳にしますので、民間支援者を増やし、社会で子どもを育てる意識を高められたらいいですね。
大人たちは、自分の日常で忙しく、気づく心の余裕がない、気づけない、自分事にならない……。
格差社会の格差はますます広がり、弱者がとる行動が追い詰められたものになっていくのが気掛かりです。
弱者同士が傷つけ合うようなことが起きないように、温かい社会にして行きたいものです。(弱者として思います)
……大企業は、政治献金する目を子どもに向けてください。日本の未来です。
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